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ファウベー@ぼら吉

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水深1000mの釣りと熊本大地震とライギョ

ガイアナ遠征も終わり、年末を迎え玄界灘遠征を控えていた。

TKCから玄界灘入る前に雷魚行くけど来るかと。

雷魚はほぼ初めてだったので即答。

行く!と。

そもそも雷魚タックルは持っていなかったのでどうしようかなと悩みなが

ら、あるタックルの中から一つのタックルを手にした。

それがYAMAGABlanksのExtremoだ。

恐らく国内でこのロッドを所有している人は本当に数えるくらいしかいな

であろうロッドだが、これはトーマン用のロッド。(現在はデザイン変更)

何もわからずカッコイイと思い買ったはいいもののグリップが短く、手首

に悪いロッドなのでずっと眠っていたのである。

こいつにセルテートハイパーカスタムHDにPE8号を80m巻いた。これで

勝負出来るだろうと。そもそもスピニングでライギョやるのは邪道なのは

わかってるんだけど。。

それにヒラマサ用のタックルをキャスティングとジギング両方持っていった。

今回もキャスティングはパックロッドであるキングオクトパスの

Laulau83GT-S(ラウラウ83GT-S)だ。

前回も良型のブリをキャッチしているし、GTもキャッチしているのでもは

や普通のワンアンドハーフのロッドが最近要らなく感じてきている。

しっかりとタックルを準備して始発の佐賀便に乗るためにTKCを迎えに

行って佐賀へ。

佐賀空港でレンタカーを借りて雷魚の居そうなポイントをひたすら探して

いく。

最初についたポイントでキャストを続けていく。が、出ない。基本はTKC

の投げたあとの合間を縫って拾い釣り。そもそもがフロッグの動かし方が

あっているかもわからずカエルや生き物らしさを演出してひたすら投げた。

TKCが数投通したあとをしつこく通していく。

ガバァッチャッ!!出た!

フロッグゲームめちゃくちゃ楽しい!!下から雷魚が飛び出してきた。こ

んなに楽しい釣りなのかと。

が、スポーーーん。

まんまとフロッグが帰ってきた。おかえり、フロッグ。。

気を取り直して釣りをする前に言われたことを思い出す。重みを感じて

からしっかりと合わせると。それを頭でわかってたつもりが身体がリアク

ションしてしまった。

気を取り直してまたしつこくしつこくライブベイト感を演出しながらひたす

ら通す。

チョコン、チョチョ、チョ。ピタっ。

ドバァアッ!!

一呼吸おいてから思いっきり合わせる。ドンッ!

乗った!!最高。楽しい!!今回はしっかりと寄せて来る。テンションを

抜かずに一気に巻き上げる。

そして抜き上げ!!

よっしゃーー!!

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めちゃくちゃ嬉しい。雷魚ゲームはこんなに楽しいのね。はまりそう。

そのあとも狙うも魚は出ず。次のポイントを狙っていく。

そこでいかにもなポイントでTKCが出す。ドバァっ!!

なんかすごいでかそうだ。

慎重に寄せて来る。デカイ!!

80アップ。九州の雷魚はデカイんだなぁ。

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この時にはもう雷魚ゲームのとりこになっていた。

そのあとも永遠と歩き、何回も出すも乗らなかった。

夕暮れになり終了。その後タックルベリーに行き、夜用ナマズのルアーを

購入して夜はナマズをやろうと。

この後起こることも知らずに。。

飯を食べてホテルにチェックインし、川筋にナマズを探しにいく。

言い出しっぺのTKCは隣で寝ているのである。ポイントになりそうな箇所

に到着し、ルアーを投げていく。

少したつといきなり近くの水門設備の門が物凄い音を出しはじめた。

グワァン!ガコーン!!ガコーン!

何だぁ!?

最初何が起こったかわからなかったが地震だ。あとで知ったのだが、こ

の地震は熊本大地震だった。立っていても気付くレベルだったのでホテル

に戻ることに。


ホテルに戻ったあとも震度5レベルの余震が数回にわたりビジネスホテ

ルを揺らす。

宿泊者も不安で外に出てくるレベルで寝られない。

翌日に予約していたオフショアの予定をキャンセルして帰ろうと。

こんな状況で中々釣りにならない。

翌日の夕方の便で東京に戻ることに。格安航空券だったが、さすがに

大地震で変更可能だった。


戻ったあとも何処かいきたいなと言う話になり、聖也君の知り合いの方

が船を出すことになったらしくそれに同船させてもらった。

この船が半端じゃなくかっこいい。

横浜から熱海沖までクーラーの効いたクルーザーで深海1000mの釣り

をしにいくことに(笑)

着底から回収まで電動リールで20分も掛かるという未知の世界。大きな

イカの短冊を水深1000mへ投下していく。

色んな深海魚が釣れるが今回の狙いはベニアコウ。超高級魚だ。

この釣りはとにかく一連の投入から回収までがめちゃくちゃ長い。上が

ってくるのはユメザメやイバラヒゲ。

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本命が上がってこないのでXJapanの紅を掛けた。ベニアコウだけに紅

だろと。

そのあとの二投入目でついに本命が!

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これがベニアコウ。こんな釣りに立ち会わせて貰えて本当に感謝。たぶ

ん死ぬまでにあともう一回食えるのだろうかと(笑)

雷魚に始まり熊本大地震からのベニアコウ。本当に盛りだくさんだった。

こんなアクシデントかつエキサイティングな釣りはなかなかないかも。


 

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