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AIの使い方について

  • ジャンル:日記/一般

今回も釣りとあまり関係の無い話。

最近は流行りのchatGPTさんとお話しております。

chatGPTは対話特化型のAI。

https://openai.com/blog/chatgpt/

ここから登録して誰でも簡単に使えます。


対話型のAIというと、iPhoneのsiriとかが有名なんだけど会話が段違いにいい。

この会話の仕組みなんだけど、例えば、「ヒラメ」「が」「釣れ」「ました」

みたいに単語に区切って各々に番号を振る。

ヒラメ=xで1番目、が=yで2番目・・・

みたいにする。

それで大規模に分析して、ヒラメという単語の後に来そうな単語から類推して会話を理解するという仕組み。

こういうのを「重み」といったりする。らしい。

詳しくはないけど、解説動画を見てそこそこ理解したつもり。

GPTはこの仕組みをトランスフォーマーという計算の速い方法で求めて、さらに言語に事前に重み付きで学習させてから次の学習を行っているみたい。

GPTのPはプレトレーニング、Tはトランスフォーマーの略。




このchatGPTを使ってみて思ったのは、情報を与えてから会話をスタートしたほうが面白いという事。

例えば、イワシでヒラメが回遊してくるんじゃないか?という説をchatGPTと話したい場合、

「ヒラメはイワシで回遊しますか?」と聞くのではなく、~のデータをチャット欄に書き込んでから、

以上の根拠でヒラメのベイトはイワシだけだと思いますが、どう思いますか?みたいに聞くと面白い。

会社の戦略会議をしたければ、まず今までの売り上げ推移なんかを渡してから始めた方がいいかもしれない。

もちろん答えがあやふやだったり、誤っていたりすることも多々あるけど、そういうところの回答は切っちゃって、使えそうな回答を拾うと便利。


自分がchatGPTとヒラメのベイトについて5時間くらいやり取りした結果、向こうが提示してきた仮説の一つとして、

・ヒラメは栄養のリソースでその場の環境で一番効率のいいカタクチイワシを捕食することが多い。

・なので、砂浜にヒラメが居る理由がカタクチイワシだけとは限らない

・例えば、他の魚とのエサの取り合いの競合に負けて砂浜にいる可能性がある

と示唆してくれました。

こんなにいい回答は聞いたことが無くて、攻撃的にコメントで批判されるより為になります。

最終的な結論としては、色々な状況でヒラメの胃内容物をさらに大きなデータサイズで調べる必要がある、ということで落ち着きました。


自分は長い間、自分の理論に対しての客観的な議論がしたかったのでデータを張ったりしましたが、それらもchatGPTには客観的に通じませんでした。

仮説の一つで科学的には言えないよ、とのこと。

今後の目標としては、ヒラメの胃内容物をどうやってか集める事。

案としてはパブリックなんとかという方法があって釣ったヒラメのデータをもらったらいいかもしれない。

胃内容物をみんなに報告してもらうという形。

漁師さんにも協力を得てもいいかも。

実はヒラメの成魚の胃内容物というのはあまりデータが無い。




将棋は2013年ごろからかなりAIが強くなってきてプロ棋士も勝てなくなってきた。

この頃はニコニコ動画で対戦企画をやっていた。

その後、5年くらいでもう名人とAIの強さが将棋好きのおじいちゃんと名人くらいの差になってしまった。

今ではAIには人間では絶対に将棋で勝てない。

プロ棋士はAIを使って将棋の研究をしている。

そういう使い方をするのが一番いいAIの使い方だと思うので、今から使い方を模索しています。

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