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自分の分析の始まりはお化けを見た経験から。

  • ジャンル:日記/一般
僕は中央大学物理学科を首席で合格していたのだが、大学入学時は体調不良のためにほぼ休学状態で一年目で既に留年寸前。(休学でも授業料は変わらないため休学にしなかった)

2年次はなんとか単位を取るために体調不良の中、2年分の単位を取ろうと無理やり授業を詰め込んでいた。

体育の授業は合宿一回だけで半年の授業が免除される「ゴルフコース」があったのでそちらを履修。

しかし、その合宿の最終日と悪名高い「力学1」の再試験が重なってしまう。

この試験はなんと一発合格したものが60人中5人くらいとかなりの難易度(これが必修だからどうしようもない)

自分は授業と試験すら受けていなかったのでなんとか独学で合宿中も夜遅く勉強していた。

みんなとお酒を飲んでからも夜の3時くらいまで合宿所のロビーで勉強していました。

そして部屋に戻り寝ようとすると、誰か自分のベッドの上に座っている。

ロビーの光だけが射し込み、かろうじて「女の人」だというのが分かった。

2ineamfgihdkmgnnnfhb_480_480-bbd93eab.jpgその時のイメージ図。

そしてその人物を見た時点で相当の恐怖。

全く訳の分からない恐怖感と鳥肌。

「こいつはとうとうお化けを見てしまったな」と分かった。



急いでロビーに戻り作戦を練る。

まず考えてみる。

「なんで俺の寝床の上を占拠されなきゃならないんだ?こっちは寝たいのに」

自分の根底にあるのはいつも怒り。

恐怖より先に、この、「寝ようとしてもお化けが居て寝れない」という怒りがはるかに勝っていた。

そして、「この得体の知れない恐怖は一体なんなんだ、なんであの人みたいな、そしてお化けみたいなものを見ただけで、恐怖を感じなければならないんだ?」という自分への分析を始める。


体調も悪く、お酒も飲んで、しかも毎晩殆ど寝ずに勉強ゴルフをしていたせいで見た「自分の作った幻覚じゃないのか?」と考える。

作戦は立て終わった。

強制的に寝る。

もうお化けがいても無視してその上から寝る。

自分は意を決し、そのお化けが座っている上から強引に寝た。

相変わらずものすごい恐怖感があり、体がすくむが、全く無視して寝続けると、やっぱり疲れててすぐ寝れた。

朝は新幹線で大急ぎで大学に戻り試験を受けました。


その後、あれだけ頑張った力学1の再試験もしっかり落ち、留年を決め込んだが、お化けには打ち勝ったという自信が持てた。

この経験からも、自分は世の中で怖いと言われていても、安易に信じ込まずにいるわけである。


自分は個人的には人の恐怖心に付け込んだ霊能者みたいな存在はいかがわしいと思っている。

その後も人の話をそのまま使ったりすると、とても痛いしっぺ返しを何度も食らう事になった。


なんの根拠もないその人の経験で言うような話というのは幽霊と一緒で恐怖心を感じたとしても、幻覚だという事。

これが後の仕事や釣りにも生きていて、何が言いたいのかというと・・・。

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