電車釣行 in 埼玉

■電車釣行という選択肢■


開花宣言と同時に霙 混じりの雨がチラつく日中、仕事が休みとあり釣りに行こうか?悩むところ。

流石に雪の中バイクで埼玉までは寒いし寒いし寒いし危ないし、つまりは寒いんですw。

そこで、初めての電車釣行にチャレンジしました。
 
■パッキング■

 
いまの御時世、何も電車に乗ってまで釣りに出掛けるのは如何なものかと思いますが。

ショルダーバッグ(LSDデザイン/ワンショットJr)と防水性のあるターポリン素材の手提げバッグ2つを用意

ショルダーバッグには
・リール
・ルアー
・プライヤー等小物類
・カメラ

ABUトートバッグ(M)には
・タモ(フレーム/シャフト)
・合羽
・タオル

とトートバッグ&ショルダーバッグに詰めて、電車に揺られること一時間強で目的地へ到着。

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 ABUのターポリントートバッグ(Mサイズ)
仕舞い寸法55cm、2つ折タモフレームが若干、はみ出ます。

ロッドは電車内で他の乗客の邪魔にならないよう、仕舞い寸法の短い3ピースのBEAMSの83Lを選択。

バイク釣行でラインを通したままポイント間を移動するとき、ロッドをヌンチャクのように畳むのですが。

変則3ピースのロッドをヌンチャクにすると束ね辛く不便です。

ですが電車で移動するとなると話は変わりまして、電車移動この時、初めて3ピースの利便性を感じられました。

言っても、車内はガラガラなんですけど(苦笑)

二ヶ所周る予定で、まずは雨を凌げる橋の下のポイントから。

タモを準備しているとフレームは有るがシャフトが無いことに気づく、家の玄関に忘れて来ましたw 

頑張れば水面まで手が届くので、まぁ、良いか。
 
■ハクは何処へ?■


流石に雪ともなれば水温は下がったのだろうけど水位水量はプラス。

水面からは生命感が感じられず、見える限りベイトは居ない。

よくある橋脚明暗なのですが両岸際でヨレが出来、そこに明暗が絡むポイント。

立ち位置を変えながらターンの角度を変えていくと手前側のヨレ付近でヒットするも残念バレます。

気を取り直して再び、手前側のヨレ付近で。
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エリテン
膝を付き腕を目一杯伸ばしランディング

立ち位置を変えて、次は奥側のヨレでヒット。
これは良いサイズだったと思うけどバレちゃいました。

再び、手前のヨレ付近で。
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ヨレ 明→暗の境目からナマズ
ヒット時はシーバスだとばかり思ってました。
ナマズが明と暗とを意識しているとは思えませんがw?

ナマズを釣りに来た訳では無いのでバレて欲しいと思うものの、そういう時の魚に限ってバレてはくれないと言う釣りあるある。

にしても今年はナマズが元気です。

 
■ポイント間の移動■
雨が止んだので移動、折角の電車釣行なので川沿いを徒歩で次のポイントへ向かいます。

目的のポイントは、これまた橋なのですが。
1つめのポイントからいくつか目の橋。

途中にある目ぼしいポイントを軽く撃ちながら移動していき二ヶ所目のポイントに到着、思いのほか時間が経っており、終電の時間がありますから釣りが出来るのは1時間も無い。

時間を気にしながらの釣りは落ち着かず。
巻く手が早まるし
「ガチャガチャガチャ!」
ルアー交換時のルアー同士のフック絡み取れなく焦る。

仲間同士で釣りに行き、両隣が釣れ自分だけ釣れない時のような焦燥感ですw

ダメだ、落ち着かない。

まだ終電までは何本か電車はあるけど今日はもう帰ろう。

タックルを仕舞い、支度をして駅まで20分ほど歩いたら良い時間になってしまい終電のひとつ前の電車に乗ることに。

終電を逃せば都合良く「家、着いて行っていいですか?」なんて声掛けられたりはしないでしょうからw

寒空のもと朝まで釣りはキツイ、何駅か歩けばネットカフェがあるものの途方に暮れるところでしたので危うかったが無事に帰宅。
 
■感想■


今回、初めての電車釣行で感じた事をいくつか挙げますと


・車/バイクでの釣行の場合
 
【駐車場所→ポイント→駐車場所】
必ず、駐車場所まで戻らなくてはならない★

のに対して

・電車釣行の場合
 
【A駅→ポイント X→ポイント Y→ポイントZ→B駅】
必ずしも、降りた駅に戻る必要はない★

これは、電車釣行ならではのメリットであると思います。

埼玉河川はある程度、上流になりますと小中規模のポイントも多く、ひとつのポイントで粘るよりも移動を繰り返しポイントを点々として行く方が魚と出会える確率が高くなりますし効率が良いです。

駐車場所からポイントまで近ければ良いのですが、都度そう都合の良いポイントばかりでは無いものです。

メジャーなポイントのメジャーたる所以、その理由のひとつにエントリーのし易さがあげられるのではないでしょうか?

わたしの通う埼玉河川は穴場的なポイントが多く、人為的プレッシャーの少ない傾向にあることからルアーに対してフレッシュな反応を示す魚が多いと感じています。

鉄道網の路線が充実した地域では電車釣行のメリットがより活かせます。
千葉県は半島の行き止まりなので電車&高速は不便なのですが、都内や神奈川県のベイエリアは電車釣行に不便しないのかなと。

ただ都市部を電車で移動するとき服装には気を使いますかね(汗)、となると着替えが必要ですか?

夏場でしたら着替えは嵩張りませんから荷物の量が少なく済みそうなので、夏は良さそうです。

なにより運転しませんから、呑めますしw←ここ重要

帰り道、キンキンに冷えたビールは魅力的ですw

 
★忘れ物に注意★

普段とは勝手の異なる釣行スタイルなので忘れ物に気をつけましょう、って事なのですが。
今回はタモのシャフトを忘れました。

不安からアレもこれもと荷物を増やすと、当然ながらその分、多く持ち歩く事になりますので必要最低限の持ち物を、って。
この見極めは回数をこなしてみないと、わかりませんかね。今回アレが無くて不便だったから次回から持って行こうのスタンスで徐々に増やしてゆく方が良さそうです。


★終電の時間には、ゆとりを持って行動を★

朝まで釣りをするのなら、その限りではありませんが。
 
■今後の展望■


以前から、娘のサッカーの合宿やら遠征時に電車で追っかけ(駐車場の関係上、公共機関での移動)泊まりで静岡へ行くことがままありまして。
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昨年夏の「いずっぱこ」
ラブライブで有名ですが、ボクとしては「ごめんね青春!」のイメージ。

夜やる事がないものですからホテルのレンタルサイクルで周辺河川を周ろうかと計画してた事がありましたけど荷物が増えるので断念していましたが、春から中学生となる娘のチームの合宿を追っかけつつ、夜は釣りをする計画が現実味を帯びてきました。

全く知らない土地で釣りをしてみたい願望もありますし、機会があれば電車釣行、もしくは電車とレンタカーでの渓流釣行もアリなのかな?

当面電車釣行は控えますが電車釣行によって行動範囲が広がる可能性を見い出せた釣行となり、寒い中出掛けた甲斐がありました。

では!

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