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▼ 99回目は【アサシン99F】誕生秘話 99/365
- ジャンル:日記/一般
サイレントアサシン99F AR-C
2011年に発売させて頂いて、
今年で販売5年目となったこのミノー。
お使い頂いた事のある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今日はこの開発裏話をご紹介♪
99mmって今となっては、何社から販売されている、
当たり前のサイズになりましたが、
実は、
本当は、
90mmで作りたかったんです(爆
当時(2010年9月)のフォルダを見返すとやっぱり、
2010年9月2日の段階では90㎜で進める予定でしたね。
ちなみに上のナイトスティンガーというのが、
最終的に今の
デプスレス75SS AR-Cで、
下のロールスティックというのが今のコチラの商品♪
トライデントなんですね♪
コードネームは製品名称になるまでに、
どんどん変わっていきます(汗
で、話を戻すと、アサシン99Fは90㎜からスタートして、
なんで最終的に99㎜になったのか?という話ですが、
これはとにかく、飛距離ですね。
ルアーの飛距離を計測しながら
開発を進めていくと、
飛距離に関してある一定の法則が見えてきます。
これは門外不出のノウハウなので、
詳しく公開する事はできませんが、
簡単にいうと、容積と重量に一定の法則が有って、
どれだけ形状や重心移動機構を工夫しても、
フローティングである以上、
絶対に越えられない壁があるのです。(当たり前ですが・・・)
企画当初から、アサシン99Fは
アサシン140Fに匹敵する飛距離を
10cm未満という一口サイズで
しかもフローティングで実現、
という無理難題がテーマでしたので、
開発は90㎜から始めたものの、91mm、92㎜、93㎜と
少しずつサイズアップしていき、
容積と重量のバランスを微調整しながらの日々でしたね。
これが最終図面を簡易化したイラストですが、
ここに辿りつくまでに、
何度作っては投げ作っては投げを繰り返した事か。。。
思い出すと、
辛い日々でした(爆
正に生みの苦しみを味わったモデルですね。
そんなこんなで辿りついた99㎜というサイズが
サイレントアサシン99Fだったんです♪
で、思い出話ばっかりしていても、
あんまり皆様のお役には立たないので、
明日の100回目更新に向けて
ちょっと便利(?)なネタをご用意しました!
最近、アサシン99Fに関して、
良くお問い合わせ頂くのが、
「アサシン99Fシャローって出さないの?!」
というご意見。
今年発売させて頂いたレスポンダー109Fが
私的には、一口サイズのシャローモデルで、
この役割を担わせているのですが、
99㎜がいいんだよっ!
という方の為に・・・
今週末は100回目記念!!(笑
冬休みの自由研究に
アサシン99Fをシャローに改造してみよう!!
を明後日12/11(日)にご紹介する予定です♪
お楽しみに~!
- 2016年12月9日
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