午前1時半過ぎ、空港の自動ドアが開いた途端、湿った空気が身体にまとわりつく。


スコールの中、ホテルに向かう。冷房が効きすぎた部屋にバッグとスーツケースを放り込む。日付は既に土曜に変わったが疲労にまみれた心身を少しでも癒そうと、ロビーの売店へ。少し飲もう、日本のビールよりバドワイザーのほうがこの湿気に合うだろう。


しかし、バドワイザーをオーダーしても売れないと。そうですか、法律で午前2時以降のアルコール販売は禁止ですか。この心身をどうやって癒せばよいのだ、南の島に来て今回はロッドもないのに。


ほぼ仕事で来たGuam。



癒しの世界にいるが、完全に気を抜いてはならない。



ロッドは無い。釣り人であることを必死に忘れようとする。海が綺麗過ぎるほど、魚が沢山いるほど辛い。




サイパンより賑やかで人口も多いので、夜も遊びたいならグアムかな。





南の島へ来ると、いつもの海は朝陽が良く、南の島は夕陽のほうが良いと感じる。太平洋側に住まう方で、同じ感覚の人はいると思う。


ロッドの持込は出来なかったが、釣りに行く時間を半日ほど確保していた。釣りが初めてのメンバーもいるため、4時間位のゆるゆる船釣りツアーにてノンビリとやるつもりが、「絶対に抜けられない飲み会」が、予想外にアルコール販売不可の午前2時まで続く。お店も終了し、ここでホイッスル、やっと試合終了と思いきや、まさかのアディショナルタイム（ホテル部屋飲み）発生。結局、午前3時半に終了。グアムの悲劇を起してはならぬ、今年一番の気合いで7時に起床し、二日酔いに「絶対に負けられない戦い」を挑む。


（なでしこ4強入りおめでとう！無理やり過ぎ（笑））


自分にリールの使い方を教えてくれた気さくなお兄さん、ありがとう。気持悪くて最初は動けなかったのです。この時、まだ豪州産ワインのアルコールと戦ってました。二日酔いで青白い顔した酒臭い4人組に優しく対応してくれましたね…。


ポイントに船を係留する方式なので、復活した自分が広範囲にキャストをしまくってたら、根がかるからキャスト止めてとキャプテン、ゆるゆる釣りだぁ。







名前は分からないが、全員釣れて良かった！初めて釣りをして、最初の魚を釣り上げた時の笑顔を見ると、本当に嬉しい。その人を見ていると、幸せになって、パワーを貰った気がする。ゆるゆる釣りだけど、楽しかった！




次はプライベートで来たい。



さっ、帰ろ。休みないけど、今週乗り切るぞ。