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ズーム1000Tを修理中

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およそ2年が経過したズーム1000T、さすがに不調となったようだ。(汗)
申し訳ない、コレは現在の工法以前の作品となる。
ベースライトの欠点がモロに出てしまったようだ。
以下の加工方法なら、耐久性は段違いに向上するはすなのでお許し願いたい。

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スイッチガードの黒さがその年月を物語っている。
釣りで使う場合、1キャストごとに細かい飛沫を浴びるので、特に劣化が激しくなるようだ。
更に使用頻度も懐中電灯に比べて高い。
細かくON・OFFを繰り返すのでライトへの負担は増す。

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まず、シール剤を丁寧に除去することから始まる。


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その後、ゴムを巻いてプライヤーで緩める。

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分解したパーツ、その後旋盤加工に入るのだが・・・
現在、加工中の素材が下のように取り付けたままだ。

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タテヤTL-800Gは、ちょっと軽く放置中・・・(笑)
面倒な部品を加工中なのだ。
自分だけの旋盤だから出来る事だが、会社なら出来るだけ早く仕上げて、他の人に譲らないと怒られる。
でも、自分は更にもう1台旋盤があるので、そちらを使うことにする。

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こちらは古い方の旋盤UL-1000だ。
これはスイッチが取り付く面の部分。
その面のアルマイトを削り、電気が通るようにする加工

UL-1000旋盤は、やはり手に馴染む良い旋盤だ。
バイト の先端が思うように動くし、ビシッと狙った位置にスムーズに動いてくれる。
簡単な修正加工など、コレの方が断然早い。

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反対の面 も軽く削り、内径をφ19にリーマで仕上げる。
芯間が短い卓上旋盤と違い、ベットが長いので各種ドリル・リーマなど芯押し台で使えるので便利だ。
旋盤は大は小を兼ねるを地で行く。

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そのパーツが入る部分に導電性接着剤をタップリと塗布し銅ワッシャーを入れる。

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反対側にシリコーンOリングを入れ、導電性接着剤を塗布。

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締め付け 後、このままでは銅ワッシャーの芯がズレ、
位置不良で電池は入らない。
次に反対側に入る 。

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写真中央の丸い円盤はプラス側の電池が当たる部分、
そこに導電性テープを貼り付ける。

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貼り付けて 、カットした。

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それを内部の円筒に導電性接着剤を塗布し、ポリイミドテープと言う耐熱テープで軽く固定し、ウェイブワッシャーを乗せる。このまま、テープで中央に固定してスイッチと反対側に入れる。
外側のパーツのネジに接着剤を塗布して締め付ける。

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最後に電池が真っ直ぐに入るようにリーマ加工。
この加工により、銅ワッシャーは内径と同じサイズとなる。

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こんな感じだ。この後、しっかりとエアーブロー

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スイッチガードをキレイに仕上げ削り

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こうなる。中央のゴムはアルコールで拭くとキレイになる。

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内側の面取り後、本体に当たる面のアルマイトを除去。

最初に加工した部分 を思い出して欲しい。
その反対側となる部分がこの写真のバイトの先端の面。
この加工がミソで、ネジ部分に多少のゴミが付着しても電気が減る事も無く、明るい状態が維持できるようになる。

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今回は光をワイドにしたいとの要望なので、新しくレンズユニットを加工した。

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右:標準品 左:加工品
左の削りが少なかったか?

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左を更に1mm程度削った。
ワイド光仕様レンズユニットとなる。

どちらも同封する予定。

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修理は完了だ!以外にキレイになる

ここまでやると耐久性はかなり向上するようだ。
この最新仕様で作って あるライトの修理はまだ無い。
この修理方法だが、元々のベースライトの欠点を徹底的に検証して、電気が通る道を増やしたり、ネジ部分の塩噛みを無くすにはどうすれば良いかとかを考えて改良した方法。例えば、ネジの隙間に海水が入り込んだ場合、ネジの隙間で結晶化してしまい、不灯の原因となる。
では、どうするか?と言うとその隙間を接着剤で埋めれば良い。でも、電気が通る部分をどうするかを考える必要がある。それが導電性接着剤だったりする。
これには銀粉末が練り込まれているので、電気は点では無く、面で通る。
更に電池ケースは内部でフローティング化してある。
意味が分からなくてもノウハウ的な加工と思ってほしい。
本当は公開したく無い部分なのだが、マネを出来る人も居ないだろうか・・・(笑)


 

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