新潟のスズキ釣りの最終章

ハタハタパターンが今年も閉幕しつつある。

一昨年は上越～下越まで広い範囲で大爆発。

去年は中越～下越で中爆発。

今年は河川のスズキが例年になく絶不調だったので心配だったが…

無事に小爆発程度で終了(笑)

今シーズン1発目に狙いに行ったのは2017年12月20日。

まだハタハタが接岸したとの情報が無いけど

カタクチイワシについたスズキが安定して釣れているとのことで

下見も兼ねて行ってみることに。

小学生の頃からの釣り友達と2人で出撃。

20日の午前0時にポイント到着

→そのまま朝マズメまで釣り

→日中は健康ランドで昼寝

→夕マズメから再び釣り

のプランで出発。

波の予報を確認すると、なんだか怪しい感じ…

深夜から朝マズメは波が高くてできるかどうか微妙な荒れ具合…

夜は波が落ちすぎて微妙…

とりあえず釣りはできるだろうと言う事で

下道で4時間弱かけてポイントへ向かう。

途中、所々で車を止めて海の状況を確認すると

とてもじゃないけど海が荒れすぎてて釣りが出来そうもない(笑)

とりあえずポイントの駐車場で3時間仮眠して波が落ちるのを待つことに

3時間後…

仕事終わりからの4時間のドライブからの車中泊で体中痛くなりながら

やっとの思いで起き上がって準備をしてポイントへ向かう。

シモリの絡んだゴロタサーフで足元から50mまでがドシャロー、

50m先に1つ目のブレイク、100mに2つ目のブレイクがあるようなポイント

立ち位置間近になって「仮眠しなくても釣りできたんじゃね？」といった感じ(笑)

先行者は無く見渡す限り我々2人のみ。

しかしながら波を被らない位置を慎重に見極め立ち位置を決める。

そして1投目…

着水からの巻き出しで即ヒット！

が、即バラシ…

そのことを友達に伝えようと目をやると

友達は1投もしないうちに波を被ってずぶ濡れに(笑)

それを見ながらリーリングを止めて笑っていると

風にラインを引っ張られてわずかにアクションしていたアサシン140Fがひったくられる！

そしてグッドサイズ降臨(笑)

痩せ気味でアフターのような魚

しかし、1投目でキャッチ！これは楽勝モードか…？

1匹目が釣れてから20分後、ちょっと魚の反応がないのでかっ飛び棒にチェンジ

思いっきりぶん投げて少しなじませ、中層あたりを引いてくるイメージで

バイトは解り辛く、重くなるようなあたりだった。

そこから1時間ほどバイトが無かったが、

午前6時を過ぎだんだんと明るくなっていくと、マズメ効果でスイッチが入ったのか

ヒットとバラシを数回繰り返す(笑)

アサシン140Fをかっ飛ばし沖から足元まで隈なくサーチ。

バラシまくる中、なんとか2本追加して朝の部は終了。

4本釣れたうち3本は痩せ気味、

1本はハタハタ入ってるかなって感じ。

友達のほうはバイトはあるものの結局キャッチできていなくて日の出を迎える。

帰り道に打ちながら戻り、良さそうな場所で少し粘っていると

でかい波が来て体勢を崩しそうになる…

際どいところに立ち込んでいた友達のほうを見てみると

案の定、飲まれそうになっている…

転んだら面白いなーって思って見ていると(笑)

波に押されて後ずさりしていた体がロッドに引っ張られて体勢を立て直す(笑)

どうやらリアクションでスズキが掛かったらしい(笑)

そして、無事にランディング。この荒波を見よ(笑)

そして、健康ランドが開店するまでの時間に釣具屋を回って

かっ飛び棒を補充しようとするもどこにも売っていない…

今シーズンは特に飛距離こそが全てだと言う事を思い知らされることに…

タックルベリーで管釣り用の12ルビアス2004の純正スプールとハンドルをゲット！

そして、温泉に浸かりリーダーやフック交換をして死亡―

15時頃にムクッと起き上がり再びポイントを目指して出発。

予報では出しの風5mくらいでベタ凪のはず…

しかし、西風10mくらいで爆荒れに…笑

仕方ないので、風裏になるポイントを回るも、人、人、人…

仕方ないので最初のポイントに戻ってみると風が弱まり釣りが出来そうな状況に！

一等地に入りキャストを繰り返すもノーバイト…

このまま終わる雰囲気だったけど、とりあえず投げ続けていると…

友達の様子がなんだかおかしい…

こっちへ近付いて来て、「頭にルアーが刺さって取れないからとって」と…

最初はニットキャップに刺さってるだけかと思ったけど話を聞くとそうではないらしい(笑)

ライトで照らして見ると、ベリーフックはニットキャップに、

テールフックはおでこに刺さっていた(笑)

手前で根掛かったルアーを外そうとしたら飛んできたらしい(笑)

幸い針先は貫通していてバーブを潰せば抜けるような状態。

とりあえずテールフックのリングを外してフック単体にしてバーブをプライヤーで潰す。

徐々に力を加えていくと

「パリンッ！」…

バーブが折れた(笑)

そのまま抜こうとするも、滑らかにバーブが潰れていないので引っかかる…

しょうがないので、怖いけどフックを折ることに。

プライヤーの根元でフックを挟んで切断。

大事に至ることなく手術終了(笑)

心も折れて釣りも終了(笑)

2017～2018ハタハタパターン　その2へ続く…

ミッドナイトモンスター

モアザン3012H

PE#1.2＋フロロ25lb

サイレントアサシン140F

かっ飛び棒