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メーター鱸と噂の彼

  • ジャンル:日記/一般
一人でコソ練に行ってみた。



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魚が釣れるっていいですね!

凄腕最後の一週間は釣りに行ってもホゲ散らかすもんだから、ドキドキが止まらず朝のランキングチェックは吐きそうになる。

そう、小心者なんです。

審査の四日間は口の回りにヘルペスを4つも作り育ててました。


そんな事は置いといて
最後の一本を取った時のお話しを、残しときたいと思います。

初のメーター鱸なんだから!





それは一本の電話から始まりました。

「今日、久しぶりに一緒に浸かろうか?」って言う彼からの電話だった。

ちゃんと僕の仕事終わりを知ってらっしゃる。

彼と行くと魚を捕られるって僕の第七感?
いや、第八感が働いた。

「今日はkeitaさんと行きます」

「大丈夫!keita には言っといたから」

ムムッ!打つ手が早い!


しかし、現場に着くとkeita さんと二人だけだった。

彼は遅れて来るらしい。

彼が来る前にちゃっちゃと釣っちゃいましょ!

言葉に出さず目で伝える僕。
それを、受け取ってくれたkeita さん。

二人とも、いつものポイントに歩をすすめた。

一時間程経ったか?

相変わらずのNOバイト。

当たるとすればもう少し後のはず!と思いながらタバコに火をつけた。

その時、後ろから一台の車が海にライトを照らしつける。

「来たか!」と一人で呟いた。

そう、彼の登場だ!

焦るな!地合いはまだだ!と自分に言い聞かす。
とにかくこの立ち位置を動かず、待て!

そんな事を思いながらタバコの火を消し、後ろに目を向けると、首からぶら下げた小さなライトが近づいてくるのが見えた。

「こっちかよ!」とまた呟いた。

近づいて来た彼は一言「釣れた?」と聞いてきたんだけど「全然ダメです」と答えるのが分かっていたかのように、僕の後ろを通りすぎていった。

何してんだ?ずっと歩いている?

多分、釣りのヒントを探しているんだろう!

気になりながらも釣りを再開すると、いい流れになっているのに気付いた。

これだよ!緩い流れが今から重い流れに変わるこの感じなんだよ!

・・・・・まっ!釣れないよね。そう上手くはいかないもんだろ。

彼が気になる。目を向けたその時だった!

流れの重みとは違う重みがティップを引き込んでいく。

明らかに、前回釣った魚とは違うのがすぐわかった。

90前半と90後半じゃ全然引きが違うってのは前に聞いたことがあったんだ。




掛けたら分かる、でっかいヤツや~~ん!





最近の僕は、魚が掛かっても声を出さない。

keita スタイルを真似しているんだ。

魚が掛かってもCOOL に!

上げてもCOOL に!

「釣れましたか?」と聞くと「釣れたよ」と一言COOL に!

だから、声は出さない。

豪快な引きを魅せるmy sweet honeyが下流へと走っていく。

絶対取りたい!

みるみるうちに、殺気が溢れだしてくるのが自分でも分かった。

そんな殺気が彼女に伝わったんだろうか?

今度は上流に向かって走っていく。

「あたしは、まだまだこんなに元気よ」って言わんばかりに突っ走る。

「ダメだ!そっちに行っちゃダメだ!」と伝えるのに彼女は止まること知らないんだ。

ダメだよ!だって、上流には彼がいるんだから!

彼女を追ってた僕の目が、仁王立ちする彼をとらえた。

(すっげ~~邪魔!)

そっちはダメ!

ドMの僕が勇気を出してロッド立てると、
もう、ドSの彼女は大暴れ!

月夜が照らす海に、綺麗な身体をさらけ出し、飛び狂う姿はまさに、鱸界の北川景子。

そんな姿に見とれていると、「なんや今の?」と彼が気付いた。

仁王立ちした彼は、背中に担いだレクシータを伝家の宝刀の様にスッと抜き、ガイドに引っかけたルアーを外す。

そ~~し~~て~~、彼女目掛けてキャスト!

僕は目が点になったね!

前日、ソル友さんから聞いた話なんだけど、いいサイズの魚を掛けたらしい。
1.エラ洗いする魚
2.それをボイルと間違い同行者がキャスト
3.ラインに引っかかってバレる

てのを聞いてた僕の、全力かつ怒りに満ちた
「ダメ~~~~~~~~~~~」が深夜の海にこだました。

彼の頭の中は?で埋まってただろう。

魚が掛かってることを伝えると「今?今?マジ?」と返してくる。

またもや、全力かつ怒りに満ちた
「今~~~~~~~~~~~~~~~」を出したんだ。

すぐさまルアーを回収した彼は、ランディングのサポートに来てくれた。

彼から何度、聞かされただろうか?

「でっかいヤツは絶対ハンドランディングだぞ! ネットは使っちゃいかん!」

耳にタコができた程聞かされまくった。

そんな彼は僕の後ろに来ると、またもやスッと僕のネットを抜き出したんだ。

えっ!

コードで繋がったネットを持つ彼と僕は、まるで手錠で繋がれた二人だ。

ワンピースで言うところの、ゾロとソゲキングだ。

(もうすっげ~~邪魔!)

そんな事はお構いなしに彼女は暴れ狂う。

美しい身体を何度も見せつけてくるんだ。

そのたびに、ねかせる僕のロッドが彼に当たる!

(マジですっげ~~邪魔)

もう、可笑しくって魚釣り所じゃない僕の殺気は消え薄れていったんだ。

多分、これが良かったんだろうな!

「前に出ろ!後ろに下がれ!違う!違う左!違って!右って!」

(すっごいうるさい!)

彼のサポート無しじゃ寄せることも出来なかったかもしれない。

月夜が浮かぶ海にライトをつけると、透き通った水の中に綺麗な身体をこれでもかと見せつけてくるmy sweet honey!

僕はお疲れ様と心の中で声をかけたよ。

それと同時に、スッと手が伸びる。

ネットを持った彼の手だ。

えっ!

言ってた通りに、ネットには彼女の身体が半分だけ収まった。

「ヤベッ!フック外れた!」

暴れる彼女が、この日一投即回収の彼に容赦なく海水を浴びせ続ける。

僕のmy sweet honeyを大事そうに抱え込む彼を見て、僕もそっと抱え込む。

ネットを挟んで見つめあった二人は

「イエス  ホォ~~リンラブ!」

そのままホォ~リンラブ状態で砂浜まで彼
女を運び横たわらせる。

僕が右手を出すと、彼もまた右手を出してくれた。

何百mあるだろうか?わからない砂浜をウェーディング姿で往復ダッシュ!

メジャーは持ち歩こうと心に誓ったよ。

メジャーをあててホッと一息ついた。

「良かったな!初のメーターやろ!
 ガッハッハッハッ~~~!」

自分の事の様に喜んでくれた彼は、終始上機嫌だった。

こうして僕は、初のメーター&凄腕フィッシュを取ることができたんだ。

もう、今日の釣りは終了だ。

あとは、keita さんが帰って来るのを二人で待った。

ランカー捕って帰ってきたkeita さんにも見せたんだぜ!

「メーター捕りました」

「あっ!うん!」

いいね!いいね!流石、COOL だね!









この凄腕もすでに過去の栄光!

過去は過去なんだ。

また次の為に色々な事を学んでいこうと思います。


でもな~!凄腕Tシャツが送られてきたら、それ着てドヤ顔写真をここにアップするんだろうなぁ~!

そん時は、彼とペアルックで写真を撮ろう。

まだ持ってるかな?

もちろん、イエス フォ~リンラブをやりながら。

そして、死ぬ間際に思い出すんだ。

笑って死ねるように!





































ん~最後に思い出すのが親方か・・・・。
この件は保留にしようかね!


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