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アンガウル磯鯵物語2

荒波を乗り越えついにアンガウル島に上陸した。


そこには沢山の島民の方々が待っていた。


このパブリックボートで食料品や生活雑貨などを運んでいるらしい。


荷物の仕分けが行われていた。


どこかトカラで見た風景と似ていた。


そして、エリックさんの母であるサベスさんがあたたかく迎えてくれた。


それから車で家に荷物を運び、僕たちはサベスさんの船の修理に向かった。


こんな時に今すぐ釣りに行きたいとは言えない。


それから修理が終わり時刻は夕マズメを迎えていた。


サベスさんが「港で投げて来れば」と言ってくれた。



僕はとりあえず様子見がてら港に行くことにした。


「いきなりGT出たりしないよな」等と思ったり「それはさすがにない」と考え直してみたり



港に到着し、僕はポッパー、ペンシルで誘うも反応が無くマグナムミノーに替えファストリトリーブで探っていると



突然、少し重くなった。



海草かゴミでも引っかけたんだろうと思いルアーを回収していると小さなハタが掛かっていた。


リリースすると直ぐに足下の岩の下に潜った。


自分よりも大きなルアーにバイトしてきた事に少し驚いた。


そして、さすがアンガウル島の魚だと思った。


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そして夜は夕食を食べながらGoogle Earthで事前に調べていた磯を伝えると「明日朝から投げてみれば」と言い、磯までのアクセスを丁寧に教えてくれた。


僕は明日の朝の事を考えると眠れなかった。


明日はどんな「出会い」が待っているだろうか。


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