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加藤 光一

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GWの切ない想いで

GW……終わっちゃいましたね。

凄腕に参加した皆さんお疲れ様でした。


カトキチのGWは近年にない9連休でした。

勿論ほぼ毎日釣り(*´-`)

釣り行って、帰って寝て、ゴロゴロしながらいつの間にかソファーで寝落ちして、目が覚めるとまた釣り……という感じでメリハリのない、というかどちらかというとダラダラと過ごした9日間でした。

目が覚めて気が向いたら釣りに行くという感じだったので、時間や潮のタイミングもマチマチで今思えば、とても勿体無い時間の使い方をしてしまったなぁと(^_^;)

でもそんないい加減とも思える日々でも、1つの目的はあった。

簡単に云えば、今後の為の調査的釣行といった感じ。

いつも行く複数のポイントで、今までやったことのないアプローチで一晩通してみたり、ほとんど釣りはせずに最近行っていないポイントをチャリで一晩中見て回ったり、自分の中で『やるならこのタイミング』というのを大きくて外して、自信のあるパターンをあえて封印してみたり、最近行っていないポイントがまだ釣り出来る環境かどうかを確認しに行ったり、etc……。

まあ、分かっちゃいたけどそんな中途半端なタイミングでは釣れないよね。

GW中の湾奥は爆風の日が多くて、それでもキチンとタイミングを合わせれば、デイでもナイトでも十分に勝因は見出だせるはずなんだけど、如何せんここ数日はユル過ぎたカトキチでした(-_-;)

本音はもう少しラッキーヒットをあてにしてたのも有るけど(笑)



そして5月に入っての釣果はまさかのシーバス2本(笑)
40前後のシーバスも何本か釣れたけど、なぜか直ぐにリリース。
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爆風のデイで1本。



ゴミの隙間を縫ってナイトで1本。
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流石にこの貧果は想定外だったけど、そういう釣りをしてたんだからそうなっちゃうよね。





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なので、GWに開催された凄腕シーバス戦は3本揃えることすら出来なかった。
こんなことなら、ギリキーパーサイズをちゃんとウェイインしておけば良かったという小さな後悔も少しあったりする(笑)






あとはボラ(笑)
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しかし、このおボラさまのお陰で、この時期にあまり魚種を選べない湾奥河川周辺で総魚種戦には4魚種をリミットメイクすることができた。
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スコア的には200cm以上は狙えたはずなんだけど、やっぱ狙うならしっかりとタイミングとポイントを抑えたプランでやらないと甘くはないぞってことです。

なので総魚種戦は陸っぱりのみのチャリンコフィッシングで、全国でトップ10に入れれば良いなぁ?なんてボンヤリと思っていたけど届かなかった(^_^;)

ある日はそろそろ開幕しそうなテナガエビ釣りに1日夢中になって、時間を費やしたりもしたし。

ちなみにテナガエビは全く釣れませんでした(笑)






夏のサマフェス総魚種戦はもう少し力を入れてみようと思います(*´-`)
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凄腕GW戦に関してはそんな残念な感じで終了。

やはり、いつものスタイルを大きく外した調査をメインに行った中で、しっかり結果も残せるほどアングラーで満員御礼の湾奥は甘くない(笑)




でも、GW中の釣果には直結していないけど色々と成果はあった。

それが結果として表れるのが直近に控えたTSST第2戦なのか、引き続き開催される凄腕チヌ王戦なのか、それとももっと先なのかは分からないけど。

でも間違いなく、何かの形になってくれる内容だったと思う。



ちなみに、2つの凄腕GW戦と同時にスタートした凄腕チヌ王戦。
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えぇっと……チヌは全く釣れてません(笑)
笑い事じゃあないんだけど笑うしかない。

まあこれも、調査釣行の弊害というか、想定内というか………まあ釣れてない言い訳です(笑)

順位はズルズルと後退中。
ヤバイなぁ(^_^;)

去年もそうだったけど、この時期のチヌ王戦は得意ではない。


しかし、上位に上がりたいなら最終的に50cm以上を3枚は揃えないとならない。


既に湾奥河川では年無しサイズがポツポツと出てるけど、なかなか再現性は難易度が高いみたい。

『みたい』と書いたのは、カトキチはまだ大型のクロダイには会っていないから。


そろそろ気合いを入れていかないと本当にヤバイ。





だからGW最終日はクロダイ狙いでデイ釣行に充てた。


ここからはしっかりと結果にも拘っていきたいから、下げ半ばからのエントリー。

小移動しながら各所の流れの状況をチェック。


少し強目な南風。

下げ潮の河川の流れと、その流れに対して逆に吹く南風で完全な2枚潮。

河の流れの効かない足下は上流側への流れ。


その潮目の直ぐ先に黄色いナニかが流れてきた。


あールアーじゃん!?

直ぐさまネットイン♪



やりました!
ルアーゲットです(笑)
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フックは既に錆びて無くなっているので、かなり前に漂流を開始したモノだね。


今日はツイてるかも(*´-`)


下げ潮もいい感じで効いてる。

色々と試しながら小移動する。


あるパターンでガンッ!! とバイトあり。

なるほど!


クロダイの着き場が何となく分かった。


少し移動して同じパターンでヒットするも、10秒程度のファイトでバラシ。


再度ヒットするもまたバラシ。
ここまではバイブ系。



最初の場所に戻って、ルアーをシンペンに変えてバイト3発。


少し移動して今度はミノーでヒットしてバラシ。

これは続かない。


今日はクロダイのバイトが多い。
今日こそイケるかも。



一旦休めたピンにフルキャスト。



ガガンッ!!
と強烈なバイトと同時にジッジッジジジジーーッ!と勢い良くドラグが引き出される。

(|| ゜Д゜)!?


あっ、シーバス用に試しでドラグを少し緩めていたのを忘れてた。

スプールを押さえて走りを止めようかとも思ったけど、ここまで加速されると止められない。

カッカッカッっとチヌ族特有のヘッドシェイク。

ドラグを緩めているといってもシーバスなら今時期の70cm以上なければ動かない絞め具合。

クロダイならかなり良いサイズ。


ファーストランが止まった瞬間に急いでドラグをガッチリ絞め込んリフト開始。



えっ?

全く動かない……(´д`|||)


どうやら、蛎殻や点在する石にラインを巻かれたみたい。

魚はまだバレてないようで、ラインを少しフリーにすると、カッカッっとヘッドシェイクしながらラインが引っ張られる。

マズイなぁ。

なんとか引っ掛かったラインを外そうとするけど、どこがどう引っ掛かっているのか全く分からないから成す術なし。


5分位かな?あれこれやっていると、一ヶ所外れた。

でも、まだ何ヵ所か引っ掛かっているようで、引いても全くダメだし、ラインを出せば少し魚が引っ張るという展開。

勿論、拮抗状態だと引っ掛かっている部分のラインが直ぐに擦れて切れるので数cmずつラインを出し続ける。

しかし最終的にラインブレイク。

情けないやら悔しいやら。
強烈なストレスで胃がムギュッとなる。


もう今日は辞めようか?

そんな事も思ったけどもう少しだけやってみることに。


移動



ヒット、もしくはバイトのあったパターンとルアーを全て試してみる。




ガガン!……ドスッ!?


強烈なバイトの後、ロッドはフルベンドしたまま動かない。


ゆっくりと下流に動いた後、直ぐに上流に向けてゆっくり動く。

デカイ、これは獲らないと!

ラインの強度を信じてフルベンドするロッドを小刻みにポンピングする。

5cmでも10cmでもいいからボトムから浮かせなきゃ。


しかし、相手は相変わらずゆっくりと上流に向けて泳ぐだけ。

バイトはクロダイ特有の硬質なアタリだったけど、まさか鯉とかそういう魚なのかも?

でも鯉やランカーシーバスの様に体長のある魚なら、あんな素早い反転はできないし。


ちょっと不安になって、ポンピングを止め感触を確かめる。

カッカッカッ!!

クロダイで間違いない!

その姿こそ確認はできていないけど、この一連の行動は知っているし、何度かやりあっている。

ドラグという緩和機能を介さない真っ向勝負をしてきたから分かる。


超大型のクロダイ。


大型のシーバスがヒットしてしばらくほとんど引かなくて、突然釣られた事に気が付いたかのように暴れだしたというのは少なくないけど、超大型クロダイにもそういう傾向がある。

例えるなら、大相撲の力士に子供や一般人が挑んでも全く本気を出さずにコロコロといなされるような感じ。

んで、あんまりしつこいといきなり本気だしてアッサリとやられる……みたいな。


シーバスロッドのMパワーじゃ全く太刀打出来ていない。

ポンピングしてもびくともしてない。

マズイ。

過去には、これと同等の強い引きのファイトを何度かしてるけど、この場所では1度も勝てていない。

フックを潰されてバラシたり。
根擦れでラインブレイクしたり。
フッキングせず、ルアーに噛み付いただけで引っ張り回されたり。(新品のIP26の鉛部はベコベコに歯形が付いていた)


唯一獲れたのは去年夏の64cmのみ。

でもポイントはここじゃなくて、根掛かりは多いけど、比較的走らせても獲れる場所。


勝てる気がしない。


一度、強烈なランにレバーを解放してラインを出した。

並の50cmupなら全くラインを出さずにロッドワークのみで殆ど仕留められるけど、こいつはヤバイ。


カトキチを支点にして扇状に1往復半したところで、カリっとナニかにラインが触れた瞬間にテンションが抜けた。


また何もさせてもらえなかった……。

30lbのフロロリーダーなんて一瞬で切れる。

この場所でヤツを獲るにはもうワイヤーしかないのかなぁ。



何も出来なかった悔しさと情けなさ。
魚の口にルアーを残してしまった不甲斐なさ。

強烈な敗北感に襲われながら、フラフラと風になびくラインをスプールに納めてバンドで留める。



もうここでやるのは辞めようか?

それともこの場所でまだヤツを狙うならもっとパワーのあるロッドと強いラインシステムが必要。
そうなるとロッドワークでルアーアクションを出す為に、今より筋力も持久力つけなきゃだしなぁ。


そんな事を考えながら岸際をあるきながら、ふと有ることを思い出した。

あのラインブレイクした魚とラインはどうなったんだろう。


かなりラインが出た状態でのラインブレイク。




再びスナップを付けてそのポイントでキャスト。


ヌヌン!?


ナニかにルアーが引っ掛かった。

外れない様に慎重にルアーを回収する。


水面に出てきたルアーにはラインが引っ掛かっている。

直ぐにロッドを置きラインを手繰り寄せる。

長い……自分が思っていたより遥かに長い。



リーダーにルアーは付いていない。
スナップの直ぐ近くで切れている。

ルアーは魚の口に付いたままなんだろうけど、この長いラインを引いたまま泳いで行かなくて済んだのがせめてもの救い。

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願わくば、フックの刺さっている口の部分が、フックが錆びてなくなるより早く部分壊死してルアーから解放されて欲しい。


本当はこの一連のラインブレイクの事は書きたくなかったんだけど、自分への戒めと備忘録として残しておこうと思う。




その後は、強烈な南風で河川上流に向けてにウネリと波が出てきた。
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GWはずっとこんな感じだったよなぁ。



ユル~く始まったカトキチのGW。
最終日は湾奥のモンスタークロダイから久し振りに強烈な洗礼を受けて終了。

楽しくも切ない9日間でした。



ただ、このGW中のいくつもの経験は必ずいつか活きてくるはず。
それが出来るか否かはこれからの自分次第。





当面は気持ちを入れ換えて、凄腕チヌ王戦とTSST第2戦に集中して挑みます。

GW明けから早速全開でいくぜ!!
と意気込んでみたけど今日明日は強い雨と風。

ワタクシ今家でゴロゴロしてます(笑)
なんかスイマセンm(_ _)m



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