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沖磯釣行 二本岩編

1つ前のログからの続きです。


我々は不発に終わったサワラ根に別れを告げ二本岩という沖磯に向かった。
約一時間ほど船は南下し二本岩に到着。ここもサワラ根と同じく沖に浮かぶ小島だが、サワラ根よりずっと大きいし、日影があるので快適だ。

二本岩に着いた時間が正午ころということもあり皆休憩モードだが、瀬替わり直後はチャンスだしそろそろ潮が動き出すいいタイミングなので、私は休まず釣りを続ける。

二本岩に来て一時間くらいたったころだろうか。足下まで引いてきた別注ヒラマサ220に2匹くらい小さい魚が付いてきた。カッポレかなにかだろうか。ルアー止めて様子を伺っていると、付いてきた小魚を押し退けどこからともなく現れた大型イソマグロがルアーをひったくっていった。本日待望の初ヒットだ!
最初の方の引きはしのいだがサードランくらいで魚は浅根ある方向へ猛ダッシュ。まずいと思った時にはすでに遅く、根擦れでラインブレイク。
今回は立ち位置が悪かった。キャッチ率よりヒット率を優先して浅根の周りでキャストしていたのだ。


この直後からめざましく海況が好転して、10~15センチくらいの小さいルアーで釣りをしているS氏の仲間は2~3キロくらいのカッポレ、アオチビキ、スマガツオ、イケカツオといったバラエティーに富んだ魚を釣りまくっている。タックルがライトなだけに実に楽しそうだ。

ラインシステムを作り直して釣り再開。先ほどの反省からファイトしやすいオープンエリアへと立ち位置を変えた。今度はローデッドをキャスト。
するとなんと一投目でまたしても大型イソマグロが追いかけてくる。
磯際で8の字引きをするとルアーに付いてくるがなかなか食わない。イソマグロは足下にいるのでじっくり観察できるのだが、こいつがメチャクチャデカい。さっきから足下をうろついている鮫よりデカい。こいつが食ったら楽しそうだなーと思いながら足下をグルグル引いていたが、ルアーについていたイソマグロが突然きえた。…と思ったら私の横でストライクプロを引いていたK氏にヒット!
イソマグロは掛かった針を嫌がっているのか水面直下でもがく。尾っぽで水面をバッタんバッタん叩くので巨大な水柱があがっている。魚のサイズが大きいので壮絶な絵面である。
イソマグロはここから例の猛ダッシュ。沖に向かって走りまくる。ラインが150mくらい出ても走り続けるのでハンドドラグで止めようとしたところ本線が高切れしてしまった。

その後、S氏にも良さそうな魚が3回掛かったが全部私も切られた根にもっていかれてラインブレイク。

ローデッドを引いていた私にもヒット。足下で巨大なイソマグロが猛然とルアーを襲う姿がみられた。とてつもない迫力である。
ファーストランを耐えているとなんの前触れもなく抵抗がなくなる。あまりに呆気なくばらしてしまった。
リーダーを確認すると先端部がナイフで削られたようにささくれだっている。歯切れだろう。魚の歯に対する対策はこれまで何もしていなかったので今後考える必要がありそう。

大物のヒットはまだ続く。
今度はK氏のポッパーにヒット。またしても大型イソマグロのようだ。
イソマグロは走る。あっという間にスプールのラインは残りの僅かに。先ほど高切れしたのでK氏は限界までドラグを操作しなかったが、このままだとラインが出尽くすのは明らかだ。意を決してドラグを増し締めしたところまたしても高切れ!何もできずに敗退。
2度の高切れで戦意喪失したK氏はここで納竿。新しく買ったカメラで動画撮影を楽しみはじめた。ちょっともったいない気がする。

ちなみに大物が食ってくる合間にカッポレやカスミアジなんかも釣れているが、皆自分が大型を喰わそうと必死で、もはやこの程度の魚では誰も自分の釣りをする手を休めて取り込みを手伝おうとはしない(笑)


そうこうしてるうちにまた私にヒット。少し沖でトップに喰ったのだが、魚は磯まで走ってきて、磯際を下へ下へと潜行していく。イソマグロより走らないが重量感のある引きだ。魚はひたすら潜っていき止めることができない。ついにリーダーが根擦れで限界を迎えラインブレイク。ほとんど何もできなかった。
これより少し前、S氏のルアーに20~30キロクラスの大型カンパチがチェイスしてきたらしいのでカンパチかもしれない。

予定している終了時刻が迫ってきた。
リーダーの傷ついた部分をカットしすぐに釣りを再開。
しばらくするとまたローデッドにヒット!時間的にこれがラストチャンスだ。
掛かった魚は先ほどと同様磯際を下へ突っ込む。
今回はランをしのいだ!
しかし魚は磯際に張り付いているらしくどんなに力を込めてもまるで上がってこない。
かといってラインのテンションを少しでも緩めると下へ行こうとするので休む事もできない。
仕方がないので竿尻を足で踏みつけしゃがみこみ、両手を使って竿をおこしてポンピングする。ここまでやっても1回で30センチほど竿先を上げるのがやっとで、とんでもなく疲れる。
こんなに感じで引っ張りあっていると根擦れが解消される感覚が伝わってきた。根から離れると重いがなんとかラインが回収できる。
しかし安心したのは束の間、今度は磯際を横走りしはじめた。私もそれに合わせて移動する。
一か八かベールを返してラインをフリーにし、磯際から離れないか試してみたが、魚は磯際に執着して離れない。諦めてファイト再開。
魚は横走りをやめるとまた下へ向かい始めた。
止まった頃にはまた張り付いて竿があげられなくなる。
皆釣りをするのを止めて応援してくれているが、この時完全に私の心は折れた。"こんなのあがりっこない"と。
疲れすぎてこちらから反撃することができず、竿を立てる態勢を保っているのでいっぱいいっぱいだ。
そうこうしているうちに体力を回復した魚が反撃。勢い良くまた下へ突っ込む。
このランでついにメインラインが根擦れしブレイク。
その場で大の字に倒れ込み放心状態。本日の釣りはやられっぱなしで終了となった。


今回の釣行で徹底的に魚にやられたのは悔しいが、この経験を次に繋げられるように、対巨大魚対策を練っている。
結果はすぐに出せないかもしれないが、色々検証してみて効果がありそうなものは本ブログで紹介していきたいと思う。



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