■夜中の爆走

先週日曜日から昨日まで実家の山梨へ帰省して来ました。

今年も私より一足先に家族が山梨へ電車に乗って遊びに行き、私が車で迎えがてらの帰省です。山梨への滞在は家族が1週間、私は4日間とのんべんだらりと故郷を満喫する事が出来ました。


帰省当日、14日（日）1：30。千葉の自宅を出発。穴川インターから京葉道路を経由し首都高へ。いつも錦糸町から日本橋あたりでまず軽く渋滞にはまるが今回は夜中なのでスイスイス～イ☆

あっと言う間に新宿を過ぎ、府中→八王子→相模湖と自宅を出発してからまだ1時間ちょいなのにそろそろ山梨県へ入る勢い！快適快適！

八王子料金所を過ぎるといよいよ中央道★

外灯で明るかった首都高と比べると中央道は真っ暗…。さっきまで首都高の明るさに慣れていたので余計に暗さが際立ちます。

［相変わらず暗いな…この道は…］

呟きながら前方へ目を凝らしながら運転。藤野→上野原→大月、大月まで来るとこの区間は富士吉田道路と分岐するため水銀灯で明るくなります。しかし大月から笹子トンネル付近までがまた暗く、また山間部を通るため春や秋には急に濃霧注意報などに見舞われ運転には細心の注意が必要なのです。

さすがに納涼歌謡大会を一人で１時間半近くも続けていると喉も渇いてきたので、『談合坂Ｐ』で一休み。



現在、下り線の当パーキングが改装中なのか建物自体がシートに被せられこんな状態。店内もまだオープンして間もない店が並びいつもの感じがまったくしないし…。

缶コーヒーを飲みながら夜空を見ると…


【写真中央の光るのが月】

月がまん丸になりつつある…。［そうか…今日から大潮だ…］釣りは今週お休みと決め込んでいたけど…やはりあの月を見ちゃうと…ウズウズしてきますね…（汗）

30分ほど休憩の後、一路甲府・長野方面へ再出発。

夜も完全に明けた14日4：30、無事実家に到着。予定どうり3時間のドライブでした。やっぱこの時期の高速は夜中爆走が一番ですね！



■奥藤の蕎麦と鳥モツ、美味し！

で、ちょいと仮眠して、この日の昼はみんなで『甲府鳥モツ煮』を食べに近所の『奥藤』へ。

この奥藤はまもなく創業100年を迎える老舗で、ご当地グルメでも昨年優勝を果たしている山梨県民なら誰もが知っている鳥モツ煮を扱っている蕎麦屋なのです。





こちらがその鳥モツ！山梨に来た時は絶対食べないと気が済まないっす！


【山梨の蕎麦屋の定番、甲府鳥もつ煮】

もつ煮っていうと味噌ベースの汁気があって長時間煮込んだものが一般的ですが、甲府鳥もつ煮は少量のタレで照り煮にします。どちらかというと焼き鳥にかかるぐらいのタレの量です。

この甘辛いタレがまた絶品中の絶品！モツやレバー、キンカンにタラ～とコ－ティングされていてもう最高です！下に敷かれたレタスと一緒に食べると更にまいう～！ビールがいくらあっても足りましぇ～ん（笑）

そしてまた蕎麦と合うんです！ま、蕎麦職人が元々は作ったと言われているので…合うんですがこのモリ蕎麦もチョベリグ～ぅ★


【奥藤もりそば】

今回は運転手（いつも…）だったのでビールを飲めなかったのが残念でしたが、皆さんも山梨に来られた際は是非！この『甲府鳥モツ煮』をお試しあ～れ★


次の日は家族で近くのショッピングモールへお買い物。子供たちのおもちゃをジジ、ババに買って貰いました。娘はたまごっち関係、息子はプラレール関係。

そして夜は高校時代の友人らと飲み会！

20年振りに合ヤツらは全然変わっておらず、少し安心したりしなかったり…。こんなに月日が経つと時効になったギリギリ７的なネタが飛び交い…ショックを受るやつ…。絶好のチャンスを逃した事に20年振りに気づくやつ等…。地酒を飲みながら楽しいひと時を過ごしました。


最終日はこの一週間出っ放しだった疲れを癒すため、家でゴロゴロ。高校野球を見ながらマッタリと過ごし、夕方は毎日恒例の近所の犬の散歩。



【実家近く、山の夕焼け】



【近所の犬を散歩中、ジジと娘】



【中央本線とあずさと息子】

実家の近くは中央本線が通っているので電車の好きな息子は毎日こうやって妻と電車を見ていたらしい…。付き合うほうは大変だ…（汗）



■変わるもの変わらないもの…

さてさて今回の帰省は7ヶ月ぶりでした。

いつもは2、3ヶ月に1度帰っていたので久し振りの帰省。予定では今年の3月中旬あたりに来る予定をだったんですが、あの東日本大震災が起こり帰省できず…。ご無沙汰振りになった訳です。

久し振りに山梨に帰ってきて、田舎はいつまでも変わって欲しくない面、でも変わっていかないといけない時代の流れを垣間見たそんな気がしました。

実家の近くに竜王駅という中央本線の駅があります。この駅は1年前くらいに改装され、立派なガラス張りのまるで要塞都市のような駅に建て変わりました。

昔の竜王駅は素朴で掘っ立て小屋のような小さな木造の駅で、自動改札はもちろんエレベーターやエスカレーターもなく、待合室には石油ストーブが置かれ、木造ならではのベンチに座布団が敷かれているそんな田舎の駅でした。

その駅がすごい変貌を遂げ、近代的な駅になり正直町並みにマッチングしない…私にとっては残念な変化を遂げてしまったのです。私はもうこの土地に住んでいない人間なのでとやかく言うことはできませんが…でもあの小さな田舎駅が好きだったな…。

変わっていく事は確かに大切な事ですが…（もちろんその土地の色々な事情があるのでしょうけど）無理やり変えるのもどうかと今回久し振りに帰ってきてそう思いました。駅だけでなくその周辺の道路も広げられ、この先開拓が進みそうな勢いです。

繰り返しになりますが、町が発展していくのはもちろん良い事だと思います。ただ子供たちが10年後もここでカブトムシを取ったり、缶蹴りが出来たりそんな場所がいつまでもある町も悪くない気がするのです。

富士山や八ヶ岳、釜無川や甲府盆地に「また帰ってこいよ～！」と言われているそんな田舎であり続けて欲しい…そんな風にも感じました。

子供たちは1週間も居たので最後実家を出るとき寂しいと言って泣いてました…（涙）特に2才の息子は声を上げて泣き、その泣き声を運転席で聞いた時、これもまたいい経験なのだと田舎暮らしをやらせた甲斐がありました。

でもこれには妻の協力がないとダメでした。毎年自分の実家ではない家に1週間も泊まりに行ってくれる義理親想いな妻には本当に感謝感謝です。また来年もよろしくお願いします★



さぁ～休暇は終わり！リフレッシュできた！またみんなで楽しく山梨へ帰省できるよう、日々の生活を頑張って行こう！



あ、あと…釣りログも頑張ります…ウヒ（汗）