本日朝方の釣行。

暗いうちからアプローチをして魚っ気は上々。

しかし、濁りとパターンがつかみきれず結果を出せなかった。

唯一ベイトの多いポイントでグース125の水面巻きでバイトを出せたものの雷魚のバイト並みにルアーを吹っ飛ばされフックアップせず、、、

どうしようもない中、すでに8時近く、明るくなって時間が経っていた。

もう嫁と子供が起きる時間だ。
帰ろうと決めて最後1キャストを投げる。

釣れない時の最後の1キャスト程儚いものはない。

何故なら釣れてない癖に散々粘った挙句釣れない頃に投げるからだ。

サラリーマンの5日間の仕事の苦しみの中ようやく釣りに行けることの楽しみ、希望をいとも簡単に摘み取ってしまう。場合によっては希望を捨てきれずボトムや橋脚を無理な狙い方をしてしまいルアーさえも摘み取ってしまう。

しかし今日は違った。

最後の一投でアップに投げたミニエントがグッと抑え込まれる。
すでに釣れない私は卑屈になっているので、根掛かりか？カープか？と予測を立てるがどうやら違う。

そんなに大きくないと思いファイト。尻尾が見えた瞬間。
流れに乗ってドラグが出て行く。

魚が見えたが流れが強くランディングポジションが決まらない。強いショートロッドの特性を活かしてストラクチャーを交わしながらネットイン！！

思わず小声でヨッシャと4回ほど呟いた。



勿論サイズが大きい訳ではないが、太く筋肉質な魚体とラスト1投で釣れた事。自分的な久々の良い魚に感動した。



今日は意気揚々と帰れた。

そして今書きながら明日の目覚ましをセットした愚か者。