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今吉 孝治
鹿児島県
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▼ 愉快!→痛快!→豪快!→悶絶!→昇天★
10月4日の晩、釣り人なんぞいない強い風の吹く日でした。
最初、準備するまでは風も気にならなかったんですが、準備を済ませると突風に煽られ歓迎されてない感じはありました。
他にもポイントはあるんですが、ここでやりたいという気持ちが強かったので3人で相談して、このポイントで竿を振る事に決めました。
濁ってたので、何かいい色ないかなぁとトランクをあさくってたら箱入りのザブラ139Sを発見。
この時に車のフロントガラスに付けていたお守りが落ちたんだ(ホント)
釣り場へ入ると、時合いとは程遠い時間帯ですが、たまにバイトらしきのを感じてたので風を避ける為に穂先を水面に入れてラインを直線に張って巻いてみましたら奇跡的にバイト&フッキングでしたが、フィールドのコンディションも軽く磯ヒラ的な夜でしたので下に下りる事はせずモタモタしている内に外れました。
雨は本降りになり、風は勢いを増します。
《とりあえずもう1本釣れたらやめよう》と思い、さっきと同じ感じでやってみると、すぐに反応がありアワセを入れると乗りました。
こんな事もあるもんだなぁと、今度は安全な場所まで誘導してランディングします。
釣れれば愉快です。
もう1本出た時点で帰ろうと思っていましたが、もう少し試さなきゃ損じゃん?ってなりもう少しやってみる事にしました。
風と雨で警戒心薄めなのか、魚がいそうな感じに見えませんがルアーにコツコツ当たるのはベイトではなくシーバスっぽい。
もう少し色々と試してみたかったのでルアーを変えていると、ゆうっちょさんも同じやり方でヒットさせ寄せていました。
仲間も釣れると痛快ですよね。
ゆうっちょさんはシーバス始めたばかりでランディングツールを持っていません。
手が空いていたので駆け寄ってランディングを手伝います。
僕、ランディング用のグリップがあるのに、横着してしまう訳です。
ランディング前に手を水で濡らしてきて、口に手を入れるタイミングを計ります。
自分がロッドを操作していれば、魚掴むタイミング、フックを抜くタイミングなんぞがわかる訳ですが、人の操作するロッドに魚で抜群にタイミングがずれる。
手がもう少しで魚を掴むよって瞬間に目が覚めました。
あれ?ちょいと痛みを感じて指の中に変な感触が・・・
あ・・・・・・・
「さ、刺さったぁぁぁぁぁっつ!!」
豪快に手にフッキングかまされました。
何か動きそうだよ・・・・
「ヤメロオオオオオオッ!」って思った時には、
エラ洗い!を連発。
「痛い痛い痛い痛い痛い!!!!!」
ガンガン首を振ります。
「NOオオオオオオオ!!!!!!指がもげるぅぅぅぅぅぅ。」
まさに生き地獄、悶絶です。
が、ここは男。
「まだまだじゃぁ!もっと暴れてみろやぁぁぁぁぁ!」
とはなりません。
「吐きます!隠してること全部吐きますから、もうやめてください!命だけはお許しください(T_T)」
ってなりました。
ガッツリ入ってます!
ST-46の3番フックが爪の際から刺さり、指の腹に頭を少しだけ出し貫通。
シーバスが暴れて更に追いアワセをカマシテクルーーーー!
百烈拳くらってるみたいだったんだ。
意識が遠のいていく・・・
かあちゃん、最後まで馬鹿息子ですいませんでした・・・
我が生涯に一片の悔いなし!
★昇天しました★
実は、さっき死兆星が見えてたんだよね。
ここは冷静に魚の動きに合わせて、握っている手の力の方向を変えつつ魚の動きを封じて、ゆっくり魚側のフックをゆうっちょさんにはずしてもらう。
いい型の魚でしたが速攻リリース。
ゆうっちょさん、マジごめん。
魚をリリースしてから、フックを逆に抜こうとしたらイタイ。
恐る恐るドッキングしてしまったサスケの針先を見てみる。
カエシ、あるよね(泣)
そうだよね。。。
やっちまった・・・
雨が更に強まる。
どうせ刺さるならカエシまで出てくれ・・・と脂汗かきながら心で呟いた・・・
ルアーの重みも苦痛なので、刺さってるフックの頭をペンチで折り大隅鹿屋病院へ急行。
ゆうっちょさんとマサに病院へ付き添ってもらい、到着。
少し痛むくらいで意外と平気だった。ただ、グリグリっと変な違和感があるので早く抜きたい。。。
直ぐに対応してくれた病院にも感謝です。
看護婦さん「こんな夜中に針なんかいじってたんですか?」
僕「夜中にすんません。びしょ濡れですよね?釣りしてたんです・・・すんません・・・」
看護婦さん「こんな雨の夜に釣りなんて・・・何か釣れるんですか!?」
僕「釣れた代償がこれです。すんません・・・」
看護婦さん「これ抜けるかなぁ・・・痛みます??」
僕「抜けますでしょ!麻酔さえ打ってもらえるなら自分でブッコ抜きます!抜けないとこのまま家に帰って家内が見たら・・・」ますます白い目で見られるんです!助けてください!
そうこうしてると内科の先生が登場。
ちょちょいのちょいでした。
先生「破傷風の免疫注射どうされます?」
むむ?金が高そうな名前だな。何しろ小遣いから払わなきゃいかんとしたら・・・と思いつつ確認の為に「破傷風って川でも感染するんですか?」と聞いてみた。
先生「牛小屋や馬小屋なんかが主ですが、川は何とも言えません。錆びもどーたらこーたらあーだこーだ・・・・・とにかく責任は取れないので・・・どちらを選ぶかはおたくです。」
破傷風って名前は知ってるが詳しく知らない。
外科の先生じゃないらしいのでどこまでを正しい情報として聞けばいいかわからないけど破傷風になったらどうなるのかを聞いてみた。
先生「現状では治療法がありません。やがては、あれこれあれこれで死に至ります。」
「先生!いますぐやってください!」と咄嗟に口から言葉が出ました。
注射も終わり、治療代をマサに借りまして終了。
病院の外で一息入れました。
この時の1服は気のせいなのか、今までで一番旨かったです。
ゆうっちょさん、マサ、先生、看護婦さん、ありがとう。
翌日には元気に遊べました。
が、コレには懲りた。
何か憑いているのか、持っているのか・・・・
最初、準備するまでは風も気にならなかったんですが、準備を済ませると突風に煽られ歓迎されてない感じはありました。
他にもポイントはあるんですが、ここでやりたいという気持ちが強かったので3人で相談して、このポイントで竿を振る事に決めました。
濁ってたので、何かいい色ないかなぁとトランクをあさくってたら箱入りのザブラ139Sを発見。
この時に車のフロントガラスに付けていたお守りが落ちたんだ(ホント)
釣り場へ入ると、時合いとは程遠い時間帯ですが、たまにバイトらしきのを感じてたので風を避ける為に穂先を水面に入れてラインを直線に張って巻いてみましたら奇跡的にバイト&フッキングでしたが、フィールドのコンディションも軽く磯ヒラ的な夜でしたので下に下りる事はせずモタモタしている内に外れました。
雨は本降りになり、風は勢いを増します。
《とりあえずもう1本釣れたらやめよう》と思い、さっきと同じ感じでやってみると、すぐに反応がありアワセを入れると乗りました。
こんな事もあるもんだなぁと、今度は安全な場所まで誘導してランディングします。
釣れれば愉快です。
もう1本出た時点で帰ろうと思っていましたが、もう少し試さなきゃ損じゃん?ってなりもう少しやってみる事にしました。
風と雨で警戒心薄めなのか、魚がいそうな感じに見えませんがルアーにコツコツ当たるのはベイトではなくシーバスっぽい。
もう少し色々と試してみたかったのでルアーを変えていると、ゆうっちょさんも同じやり方でヒットさせ寄せていました。
仲間も釣れると痛快ですよね。
ゆうっちょさんはシーバス始めたばかりでランディングツールを持っていません。
手が空いていたので駆け寄ってランディングを手伝います。
僕、ランディング用のグリップがあるのに、横着してしまう訳です。
ランディング前に手を水で濡らしてきて、口に手を入れるタイミングを計ります。
自分がロッドを操作していれば、魚掴むタイミング、フックを抜くタイミングなんぞがわかる訳ですが、人の操作するロッドに魚で抜群にタイミングがずれる。
手がもう少しで魚を掴むよって瞬間に目が覚めました。
あれ?ちょいと痛みを感じて指の中に変な感触が・・・
あ・・・・・・・
「さ、刺さったぁぁぁぁぁっつ!!」
豪快に手にフッキングかまされました。
何か動きそうだよ・・・・
「ヤメロオオオオオオッ!」って思った時には、
エラ洗い!を連発。
「痛い痛い痛い痛い痛い!!!!!」
ガンガン首を振ります。
「NOオオオオオオオ!!!!!!指がもげるぅぅぅぅぅぅ。」
まさに生き地獄、悶絶です。
が、ここは男。
「まだまだじゃぁ!もっと暴れてみろやぁぁぁぁぁ!」
とはなりません。
「吐きます!隠してること全部吐きますから、もうやめてください!命だけはお許しください(T_T)」
ってなりました。
ガッツリ入ってます!
ST-46の3番フックが爪の際から刺さり、指の腹に頭を少しだけ出し貫通。
シーバスが暴れて更に追いアワセをカマシテクルーーーー!
百烈拳くらってるみたいだったんだ。
意識が遠のいていく・・・
かあちゃん、最後まで馬鹿息子ですいませんでした・・・
我が生涯に一片の悔いなし!
★昇天しました★
実は、さっき死兆星が見えてたんだよね。
ここは冷静に魚の動きに合わせて、握っている手の力の方向を変えつつ魚の動きを封じて、ゆっくり魚側のフックをゆうっちょさんにはずしてもらう。
いい型の魚でしたが速攻リリース。
ゆうっちょさん、マジごめん。
魚をリリースしてから、フックを逆に抜こうとしたらイタイ。
恐る恐るドッキングしてしまったサスケの針先を見てみる。
カエシ、あるよね(泣)
そうだよね。。。
やっちまった・・・
雨が更に強まる。
どうせ刺さるならカエシまで出てくれ・・・と脂汗かきながら心で呟いた・・・
ルアーの重みも苦痛なので、刺さってるフックの頭をペンチで折り大隅鹿屋病院へ急行。
ゆうっちょさんとマサに病院へ付き添ってもらい、到着。
少し痛むくらいで意外と平気だった。ただ、グリグリっと変な違和感があるので早く抜きたい。。。
直ぐに対応してくれた病院にも感謝です。
看護婦さん「こんな夜中に針なんかいじってたんですか?」
僕「夜中にすんません。びしょ濡れですよね?釣りしてたんです・・・すんません・・・」
看護婦さん「こんな雨の夜に釣りなんて・・・何か釣れるんですか!?」
僕「釣れた代償がこれです。すんません・・・」
看護婦さん「これ抜けるかなぁ・・・痛みます??」
僕「抜けますでしょ!麻酔さえ打ってもらえるなら自分でブッコ抜きます!抜けないとこのまま家に帰って家内が見たら・・・」ますます白い目で見られるんです!助けてください!
そうこうしてると内科の先生が登場。
ちょちょいのちょいでした。
先生「破傷風の免疫注射どうされます?」
むむ?金が高そうな名前だな。何しろ小遣いから払わなきゃいかんとしたら・・・と思いつつ確認の為に「破傷風って川でも感染するんですか?」と聞いてみた。
先生「牛小屋や馬小屋なんかが主ですが、川は何とも言えません。錆びもどーたらこーたらあーだこーだ・・・・・とにかく責任は取れないので・・・どちらを選ぶかはおたくです。」
破傷風って名前は知ってるが詳しく知らない。
外科の先生じゃないらしいのでどこまでを正しい情報として聞けばいいかわからないけど破傷風になったらどうなるのかを聞いてみた。
先生「現状では治療法がありません。やがては、あれこれあれこれで死に至ります。」
「先生!いますぐやってください!」と咄嗟に口から言葉が出ました。
注射も終わり、治療代をマサに借りまして終了。
病院の外で一息入れました。
この時の1服は気のせいなのか、今までで一番旨かったです。
ゆうっちょさん、マサ、先生、看護婦さん、ありがとう。
翌日には元気に遊べました。
が、コレには懲りた。
何か憑いているのか、持っているのか・・・・
- 2011年10月7日
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