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山鹿 晃
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▼ 『地磯』の鱸 (2015年 01月)
- ジャンル:日記/一般
強寒波がもたらした寒さが一瞬和らいだ本年の始めの頃、
故郷の神社に家族で新年のご挨拶に詣でた。
地元では由緒ある神社のひとつであり、
個人的にご縁のある神社であり、
その神社で亀マークのおみくじを引くのが幼少の頃からの慣例行事である。
それは家族を持った現在でも変わっていない。
他の神社でおみくじは引くことはほとんど無く、
かといって一般に言う『ご利益が強い』とかいう特別なおみくじでもない。
純に『幼少時代より慣れ親しんだおみくじ』である。
その神々しい姿が描かれた亀マークのおみくじ、
本年は末端の側の吉。
ここ数年、
大吉にお目にかかれていないけれどそんなに悪い年にもあたっていない。
けれどそれよりも、
どんなおみくじもきっとそうであると思われるが、
『○吉』よりもその後に示される『運勢の説明』が非常に興味深いもの。
生涯で『凶』のおみくじにはお目にかかったことは無いけれども、
他のどのおみくじにも『前向きな解説』がしっかりと書き入れられており、
『大吉』であるほうが意外にも注意喚起だったりするものである。
本年もその末端側のおみくじには、
『しばらく非常に危険であり、死の山を死なずに越えれば、いつか道が開ける』
…と、いう酷な表現ではないけれども、
実に近いことを書いている。
なんと客観的で前向きなことではなかろうか?
否、
それとも暫く本格的に悲観的な道程なのであろうか?
どう捉えるか、
おみくじの本当の醍醐味はきっとそこにあると考える。
2015年 1月中旬
先週、
多くの鳥山にベイトの気配濃厚と感じた同じ地磯に再び。
今度はがっつり重装備で上げ後半までしっかり。
空は気持ちの良い青と陽と海のサンライズ。
残念ながら今回は北西からの強い風にも鳥山にも恵まれていない。
けれど、
この表面を見ただけでヤル気出てくるでしょ。
きっとベイトも魚も残って居る、そう信じる。
本日の強力な助っ人『紅きD.K氏』と『蒼きABE氏』。
ま、いつものメンバー。
いざ、勝負!!
…って矢先の第1投に『…カラン』?
(傷心癒えた後日撮影)
ゴメン、ハイローラーのティップ折っちゃった。
ノットを大きく出したペンデュラムキャストの第2ガイド付近にライン絡まっていた?かを見逃してしまった模様。
未熟さ故に、ガックシ…。
いきなりの高額アクシデントとタックル変更を余儀なくされ一旦、車へ。
焦る焦る。
…って、アレ?他に磯で戦えるタックルなんてあったっけ?
やってやりますよ、『8.5ft ネオンナイト』(短っ!?)。
…そんなこんなのトラブルに涙と笑いが巻き起こっているうちに、
D.K氏が2HIT後に1stHIT!!
大波が引いた一瞬を狙いうちらしい、ショアライン。
さらに連発で掛けまくっているがランディングまでがなかなか難しい。
そんなこんなしていると、
今度はABE氏がHIT!!
この2人、本日は気迫がまるで違う様子、
調子に乗せると危険な2人である。
焦る気持ちを抑えるべく、釣りは常にクールにクレバーに…
二人の立ち位置の狭い間に隙を見て割って入る。
俺にも獲らせろのX-120のギア2が引き波に入った瞬間の足元からゴンっとやっと1stHIT。
07:35 足元から飛び出してきたバイトはサラシの切れ目で丸見え。
けれどD.K氏が喰わせる位置とはどうやら違うようで、
彼等はさらにHITを続けている。
ムムム、やりますな。
数分に1回、
足を洗うような大波に最大限の注意をしながら、
今度は見えない沈み瀬+シェードを狙っていく、先週のパターン。
ここには自分の答えがしっかり残っていた。
冷音24・撃のがっつりステイに渾身のガブリ。
07:53 遠方の荒波に負けない強合わせを何発も叩き込んだ1本。
先週の奴ら、と似たような魚。
居てくれて良かった、
そんな安堵感に浸りながらも『まだ居る』理論。
ポイントを狙い撃つと、
まったく同じパターンに同じ場所から連続HIT。
08:05 荒波の中をしっかり見せて、しっかり喰わせて、頭から丸呑み。
外洋戦のロングver、活きました。
肝はしっかりステイさせて荒波の中を『喰い付かせる』。
ガチャガチャやってるとやっと喰っても掛りが浅くてバレやすい感じ。
そう感じながらもトレイシー25で2バラシ後に強烈なHIT!!!!
重量感とエラ洗いをしない鈍い引きに手応えを感じるも、
真っ黒な地チヌ!?
残念ながら足元の寄せの大波でテンションを緩めてしまいフックアウト、詰めが甘い。
猛者2人もこっち側でHITさせ始める。
それでもバラシが続くのはいろいろな要因が考えられるけれども、
高低差の大きい波で『どう喰わせるか』『喰わせた後にどうするか』がやはり今は課題か?
磯でやるならこの経験値を増やす必要が十分にありそうである。
重めのバイブ・TD-Siの深~いフォールに本日最後のHIT。
08:18 お腹パンパンの重たかった奴。ベイトが多いことを物語る。
同時にスナップ大破。抜き上げる磯に『クイック』は不適当…実証された。
最後の奴のベイト。港湾・湾奥ではなかなか出来ない重要な検証。
悔しいミスや、
惜しいHITはたくさんあったけれど、
3人で立ち位置ローテーションしながらこれだけ楽しめれば十分♪
そんな『おみくじにも負けない』、
珍しく幸運な1日となった。
故郷の神社に家族で新年のご挨拶に詣でた。
地元では由緒ある神社のひとつであり、
個人的にご縁のある神社であり、
その神社で亀マークのおみくじを引くのが幼少の頃からの慣例行事である。
それは家族を持った現在でも変わっていない。
他の神社でおみくじは引くことはほとんど無く、
かといって一般に言う『ご利益が強い』とかいう特別なおみくじでもない。
純に『幼少時代より慣れ親しんだおみくじ』である。
その神々しい姿が描かれた亀マークのおみくじ、
本年は末端の側の吉。
ここ数年、
大吉にお目にかかれていないけれどそんなに悪い年にもあたっていない。
けれどそれよりも、
どんなおみくじもきっとそうであると思われるが、
『○吉』よりもその後に示される『運勢の説明』が非常に興味深いもの。
生涯で『凶』のおみくじにはお目にかかったことは無いけれども、
他のどのおみくじにも『前向きな解説』がしっかりと書き入れられており、
『大吉』であるほうが意外にも注意喚起だったりするものである。
本年もその末端側のおみくじには、
『しばらく非常に危険であり、死の山を死なずに越えれば、いつか道が開ける』
…と、いう酷な表現ではないけれども、
実に近いことを書いている。
なんと客観的で前向きなことではなかろうか?
否、
それとも暫く本格的に悲観的な道程なのであろうか?
どう捉えるか、
おみくじの本当の醍醐味はきっとそこにあると考える。
2015年 1月中旬
先週、
多くの鳥山にベイトの気配濃厚と感じた同じ地磯に再び。
今度はがっつり重装備で上げ後半までしっかり。
空は気持ちの良い青と陽と海のサンライズ。
残念ながら今回は北西からの強い風にも鳥山にも恵まれていない。
けれど、
この表面を見ただけでヤル気出てくるでしょ。
きっとベイトも魚も残って居る、そう信じる。
本日の強力な助っ人『紅きD.K氏』と『蒼きABE氏』。
ま、いつものメンバー。
いざ、勝負!!
…って矢先の第1投に『…カラン』?
(傷心癒えた後日撮影)
ゴメン、ハイローラーのティップ折っちゃった。
ノットを大きく出したペンデュラムキャストの第2ガイド付近にライン絡まっていた?かを見逃してしまった模様。
未熟さ故に、ガックシ…。
いきなりの高額アクシデントとタックル変更を余儀なくされ一旦、車へ。
焦る焦る。
…って、アレ?他に磯で戦えるタックルなんてあったっけ?
やってやりますよ、『8.5ft ネオンナイト』(短っ!?)。
…そんなこんなのトラブルに涙と笑いが巻き起こっているうちに、
D.K氏が2HIT後に1stHIT!!
大波が引いた一瞬を狙いうちらしい、ショアライン。
さらに連発で掛けまくっているがランディングまでがなかなか難しい。
そんなこんなしていると、
今度はABE氏がHIT!!
この2人、本日は気迫がまるで違う様子、
調子に乗せると危険な2人である。
焦る気持ちを抑えるべく、釣りは常にクールにクレバーに…
二人の立ち位置の狭い間に隙を見て割って入る。
俺にも獲らせろのX-120のギア2が引き波に入った瞬間の足元からゴンっとやっと1stHIT。
07:35 足元から飛び出してきたバイトはサラシの切れ目で丸見え。
けれどD.K氏が喰わせる位置とはどうやら違うようで、
彼等はさらにHITを続けている。
ムムム、やりますな。
数分に1回、
足を洗うような大波に最大限の注意をしながら、
今度は見えない沈み瀬+シェードを狙っていく、先週のパターン。
ここには自分の答えがしっかり残っていた。
冷音24・撃のがっつりステイに渾身のガブリ。
07:53 遠方の荒波に負けない強合わせを何発も叩き込んだ1本。
先週の奴ら、と似たような魚。
居てくれて良かった、
そんな安堵感に浸りながらも『まだ居る』理論。
ポイントを狙い撃つと、
まったく同じパターンに同じ場所から連続HIT。
08:05 荒波の中をしっかり見せて、しっかり喰わせて、頭から丸呑み。
外洋戦のロングver、活きました。
肝はしっかりステイさせて荒波の中を『喰い付かせる』。
ガチャガチャやってるとやっと喰っても掛りが浅くてバレやすい感じ。
そう感じながらもトレイシー25で2バラシ後に強烈なHIT!!!!
重量感とエラ洗いをしない鈍い引きに手応えを感じるも、
真っ黒な地チヌ!?
残念ながら足元の寄せの大波でテンションを緩めてしまいフックアウト、詰めが甘い。
猛者2人もこっち側でHITさせ始める。
それでもバラシが続くのはいろいろな要因が考えられるけれども、
高低差の大きい波で『どう喰わせるか』『喰わせた後にどうするか』がやはり今は課題か?
磯でやるならこの経験値を増やす必要が十分にありそうである。
重めのバイブ・TD-Siの深~いフォールに本日最後のHIT。
08:18 お腹パンパンの重たかった奴。ベイトが多いことを物語る。
同時にスナップ大破。抜き上げる磯に『クイック』は不適当…実証された。
最後の奴のベイト。港湾・湾奥ではなかなか出来ない重要な検証。
悔しいミスや、
惜しいHITはたくさんあったけれど、
3人で立ち位置ローテーションしながらこれだけ楽しめれば十分♪
そんな『おみくじにも負けない』、
珍しく幸運な1日となった。
- 2015年1月26日
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