プロフィール

トランスセンデンス

その他

プロフィール詳細

カレンダー

<< 2024/4 >>

1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

検索

:

アクセスカウンター

  • 今日のアクセス:69
  • 昨日のアクセス:289
  • 総アクセス数:560511

QRコード

オホーツクの怪魚”オオカミウオ”をパックロッドで釣る

こんにちは!怪魚ハンター山根兄弟(兄)です。

9jjh3wcktp5vt76p7n67_480_480-221e4308.jpg

今回は現在開発中のパックロッド『Enhance(エンハンス)73B+』のテスト釣行を兼ねて知床半島でオオカミウオを狙ってきました。
”エンハンス”には”強化する”という意味があり、文字通りTRANSCENDENCEの可変式パックロッド『Latebloomings(レイトブルーミングス)510+』の強化バージョンとイメージして頂ければ幸いです。

y9x77v2evh482v8fvpdg_480_480-5b4e0493.jpg
レイブルの汎用性の高さをそのままに、4oz前後のビッグルアーを快適に投げられるロッドを目指しています。
初めてのイッピキに最も価値を置いている僕は、そんなエンハンスをルアーフィッシング以外の使い方でもテストを進めています。

(レイトブルーミングスの詳細はコチラ!

さて、オホーツク海の怪魚『オオカミウオ釣り』のお話しを勧めましょう。

6ehu862xx4j687he7spu_480_480-b7e6a4c0.jpg

オオカミウオは、北極周辺から北日本にかけての冷たい海に生息し、一般的に120cm前後まで成長します。
広い意味でギンポの仲間ということで、細長いウナギ系の形をしています。

北欧ではWolffish(ウルフフィッシュ)と呼ばれ、フィッシュ&チップスの材料になるなど食用魚として利用されるオオカミウオですが、日本では認知度の低い魚と言えるでしょう。

そんなオオカミウオですが、近年、北海道で狙って釣れる魚として認知されはじめ、遊漁対象としてマニアックな釣り人から人気となっているようです。
因みに、今回僕が釣行したウトロ周辺では、7~8月がベストシーズンとのことでした。

cr6s8ztf69row26h2t3r_480_480-4fd498be.jpg

オオカミウオは、甲殻類や貝類を主とする肉食魚で特徴的な大きな顎と歯でカニやホタテの殻をバリバリと割って食べるというから驚きです。
釣り餌として使用するのは、魚でも貝でもイカでも何でもOKらしいですが、一番のオススメはスルメイカの丸掛けとのこと。
ソイやメバル、アイナメやカジカなど餌取りが多いので、できるだけ大きなスルメイカを1人当たり10~20杯用意すると良いようです。

khv3o5ne5un78djinpk2_480_480-eac3ff6f.jpg

仕掛けは、三又サルカンを使った1本針仕掛けを勧められたので以下のように組んでいきました。

・実釣水深:20~45m
・道糸:PE3号 300m
・リーダー:ナイロン170lb(絡み防止の為太くしてます)
・ハリス:ナイロン100lb 50cm
・捨て糸:ナイロン30lb 45cm
・針:ジギング用アシストフック5/0
・オモリ:120号

潮が流れると根掛かりが頻発するようですので、仕掛けの予備は多めに用意すると安心ですね。
僕は5セット用意しましたが当日は緩流だっため、根掛かりはありませんでした。

4bhhsichyjvodhjowazp_480_480-26c00b7c.jpg​​​​​​​

想定よりも実釣水深が浅く、25mという浅場でも同船者がオオカミウオを釣り上げました。
下調べの段階では、100m前後を狙っている方もいらっしゃったので、リールにはPE3号を最低200mは入れておいた方が良いかなと感じます。

スルメイカを豪快に2尾掛けにしたら仕掛けを着底させます。
底からオモリを離したり、長い間誘いを止めると餌取りの猛攻に晒されるような状況でしたので、頻繁に底を撮り直しながら積極的に動かして誘いました。

d7cheygxroy4rrsr6ypd_480_480-b6ee984e.jpg

僕がカジカを2匹釣っている間に同船者が2尾のオオカミウオを釣り上げました。
少々、焦りましたが実釣開始1時間程度で僕にもオオカミウオがヒットしてくれました。

ijmm2xjrie7ftabjcyeh_480_480-fc847d99.jpg
アタリの感触は、ウツボに近いなぁといった印象です。
しっかり食い込ませ、魚が竿を抑え込んでから合わせました。
フッキング直後の引きは然程強くなく、途中で大きく抵抗することもなく上がってきますが、初めて釣る魚なので内心はドキドキです!

無事にオオカミウオがネットに納まり安堵。
同船者が釣り上げたオオカミウオを1尾キープしていたので、記念写真を撮ってこの個体はリリースしました。

r3cxam7jvxjv3gbig58o_480_480-7707fad5.jpg
次のポイントでは110cmのナイスサイズのオオカミウオが釣れました。

zacz5xpehnpxizhds7nh_480_480-30a109cd.jpg
エンハンスのテスト…と言うことで大袈裟なフッキングで竿をいっぱいいっぱいまで曲げてみます。
破断することなく粘り強く耐えてくれることが分かったので、ここからは大きそうなオオカミウオを慎重に取り込みにかかります。

mty3i7xbf3rd7fvpgvw8_480_480-22c6c81b.jpg
浮上してきたのは優に1mを超す大きさのオオカミウオ。
これぞオオカミウオ!といったド迫力に感動です。

b4m5d564ffjzkyzgzhg9_480_480-cd21053b.jpg
まだまだ、オオカミウオを狙えば釣れ続けそうな雰囲気がありましたが、グッドサイズも出てくれたところで、お土産魚狙いにチェンジ!


y2uiubjazddfkyzkfhzy_480_480-531d1b7f.jpg

マダラやホッケ、アオゾイやガヤを沢山釣って納竿としました。
70cm級のマダラ2点掛けは、オオカミウオ以上に良いテスト相手になってくれました。

a73ofgw8e32of58kfgtk_480_480-ad91c21b.jpg
現在のエンハンスは物干し竿のような曲がらない竿ではなく、一定の強い負荷がかかるとしっかり曲がる竿に仕上がっており、汎用性という面では合格かなと思います。
エンハンスの開発は始まったばかりなので、今後細かな仕様は変わっていくことでしょう。

今回のエンハンスを使ったオオカミウオ釣りは、怪魚ハンター山根ブラザーズの公式YouTubeチャンネルで配信しています。

オオカミウオの実食シーンもありますので良かったらご覧ください。

 

コメントを見る