プロフィール

TICT

高知県

プロフィール詳細


TICT HP

webshop

twitter

facebook

studio

Az-ing lab

カレンダー

<< 2024/4 >>

1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

検索

:

アーカイブ

2023年 3月 (11)

2023年 2月 (8)

2023年 1月 (6)

2022年12月 (1)

2022年11月 (2)

2022年10月 (2)

2022年 9月 (2)

2022年 8月 (4)

2022年 7月 (1)

2022年 6月 (4)

2022年 5月 (5)

2022年 4月 (6)

2022年 3月 (4)

2022年 2月 (2)

2022年 1月 (5)

2021年12月 (5)

2021年11月 (5)

2021年10月 (5)

2021年 9月 (4)

2021年 8月 (2)

2021年 7月 (2)

2021年 6月 (3)

2021年 5月 (2)

2021年 4月 (5)

2021年 3月 (2)

2021年 2月 (6)

2021年 1月 (8)

2020年12月 (1)

2020年11月 (7)

2020年10月 (5)

2020年 9月 (2)

2020年 8月 (4)

2020年 7月 (3)

2020年 6月 (5)

2020年 5月 (3)

2020年 4月 (3)

2020年 3月 (5)

2020年 2月 (6)

2020年 1月 (9)

2019年12月 (12)

2019年11月 (8)

2019年10月 (5)

2019年 9月 (7)

2019年 8月 (8)

2019年 7月 (6)

2019年 6月 (4)

2019年 5月 (10)

2019年 4月 (14)

2019年 3月 (11)

2019年 2月 (10)

2019年 1月 (10)

2018年12月 (14)

2018年11月 (15)

2018年10月 (13)

2018年 9月 (13)

2018年 8月 (12)

2018年 7月 (10)

2018年 6月 (11)

2018年 5月 (15)

2018年 4月 (14)

2018年 3月 (15)

2018年 2月 (10)

2018年 1月 (12)

2017年12月 (12)

2017年11月 (15)

2017年10月 (11)

2017年 9月 (14)

2017年 8月 (12)

2017年 7月 (13)

2017年 6月 (15)

2017年 5月 (13)

2017年 4月 (14)

2017年 3月 (16)

2017年 2月 (16)

2017年 1月 (18)

2016年12月 (17)

2016年11月 (16)

2016年10月 (20)

2016年 9月 (17)

2016年 8月 (11)

2016年 7月 (13)

2016年 6月 (20)

2016年 5月 (17)

2016年 4月 (16)

2016年 3月 (23)

2016年 2月 (18)

2016年 1月 (12)

2015年12月 (17)

2015年11月 (19)

2015年10月 (19)

2015年 9月 (23)

2015年 8月 (20)

2015年 7月 (17)

2015年 6月 (12)

2015年 5月 (18)

2015年 4月 (19)

2015年 3月 (20)

2015年 2月 (19)

2015年 1月 (21)

2014年12月 (18)

2014年11月 (19)

2014年10月 (19)

2014年 9月 (20)

2014年 8月 (14)

2014年 7月 (11)

2014年 6月 (10)

2014年 5月 (15)

2014年 4月 (14)

2014年 3月 (22)

2014年 2月 (18)

2014年 1月 (21)

2013年12月 (18)

2013年11月 (12)

2013年10月 (18)

2013年 9月 (21)

2013年 8月 (19)

2013年 7月 (23)

2013年 6月 (14)

2013年 5月 (10)

2013年 4月 (14)

2013年 3月 (17)

2013年 2月 (12)

2013年 1月 (12)

2012年12月 (12)

2012年11月 (11)

2012年10月 (10)

2012年 9月 (8)

2012年 8月 (14)

2012年 7月 (7)

2012年 6月 (5)

2012年 5月 (10)

2012年 4月 (13)

2012年 3月 (16)

2012年 2月 (16)

2012年 1月 (3)

2011年12月 (3)

2011年11月 (6)

アクセスカウンター

  • 今日のアクセス:233
  • 昨日のアクセス:756
  • 総アクセス数:3497928

QRコード

UTR-60TFLB-one-T2

大変長らくお待たせ致しました。

いよいよ発売です!

87ymuaev2hdrn9otj2yf_480_480-5bdf884e.jpg

10TH Anniversary Custom made.
SRAM UltimateTuned. -Full Length BORON-
UTR-60TFLB-one-T2

http://tict-net.com/product/sram_utr60tflb.html


os8umbzymipyivcpm2im_480_480-12d3baa6.jpg

うまく伝えるの苦手なので…どこから話せば良いのか?!


まあ、遡ること2年前くらいかな?!

「2018年の10周年イヤーに向けて何か面白いことにチャレンジしたいね!」的な話をトミーとして…

 

今一度説明しておきますが、

ルアーフィッシング歴の長いアングラーさんであれば、誰しもが一度は耳にしたことのあるであろう“ BORON(ボロン)”という言葉。

“ボロン”とは、タングステンにホウ素を蒸着させた金属繊維のことで、

現在では特に規定はなく、この繊維をほんの少しでもブランクス(素管)にコンポジットすれば“ボロンロッド”と呼ぶことが許されています。

バスロッド、ジギングロッド、etc... 昔は良くありましたよね!

決して新素材とかではありません。


ihifupeub4u2gw9irwez_480_480-28cb5012.jpg

これがそのボロン繊維のシートの一部。

※写真は周りの樹脂を焼いて拭き取った状態なので、実際はこんな見え方はしません。



ただ、時代の変化とともにロッドの流行も変わるもので、

良質の高弾性カーボンの登場(もちろんTICTも相当お世話になっております)であったり、

ボロン自体がそもそも高額ということもあって、昨今ではあまり使われなくなった素材です。

しかしながら、

●金属特有の反響
●レスポンスの良いしなりによる高い反発力・復元力
●リグウェイトや掛かった魚への幅広い対応力


などなど、カーボンだけやグラスコンポジットで巻き上げたロッドとは一線を画す独特の質感を持った存在であり、

今なお使い続けているアングラーさんが多いのも事実です。


かく言うボクらもそんな一員だったワケですが…ww


現TICTロッドラインナップを見てもらってもお判りのように、

ボクたちにはカーボンロッドを作り上げた経験しか今まではありませんでした。

「そうだ!  じゃあ、今の時代のSWフィネス・ライトゲームに向けてボロンを見直してみよう!」ってなって…



10THのプロジェクトとして

「あくまでチャレンジしてみよう!」って精神で…

b28j3z7wcxb8dj5be488_480_480-42bcaf13.jpg


出来上がりました!!


って、わかるかっ!(笑)




まず最初に言いたいのは、

今回のボロンはボロンでも、穂先から手元まで切れ目なく“フルレングス”この繊維を通してあると言うこと。

もちろんボロン繊維だけでは釣り竿にならないので

他はすべて高弾性カーボンを使用しております。

簡単に言うと輪切りにした場合、外層が高弾性カーボンで、中空となる最も内側の層が丸々ボロンです。

wroobtxajaoa69djbbfu_480_480-7078edb4.jpg

(大手メーカーさんのようにCGの技術があれば…笑)

内側のエッジで、白く点のようになっている部分。

これがボロンで、樹脂が少し剥がれたためうっすら見えている状態です。


一部分(例えばバット部分)に入れるだけでもそのボロンの恩恵は充分に得られるワケなんですが、

くどいですが、内側にフルレングス通してあります!

そんなボロン(今回のUTR-60TFLB-one-T2)の含有率、なんと28%!

僕は最終でこの数値を出してもらった時、正直笑ってしまいました^ ^;

聞いたことないレベルで予想以上の割合だったからww


まあ、あくまでアジング・SWフィネスロッドという前提であり、そこまでの強度は必要ありませんから、

カーボンを使う量も(他の大きな魚種を対象とするロッドと比べると)おのずと少なくて済むわけなので、

体積比率で計算するとこうなるのは当然といや当然ですが。


ただ、含有率に比例して、その分かかった費用も…笑笑





しかしまあ、実際開発テストがスタートしてから、

正直…………

…………

………

……



ぜっんぜんっ!うまく行きませんでした!(笑)


3252c38oszhbro29g8sz_480_480-25b0f94e.jpg

このブログでもちょくちょく名も無き謎のロッドプロトとして登場させてたとは思いますが、

元々懸念していた大きな不安要素が2点あって


まず一つは、

ボロンって重いイメージあるし、そもそもフルレングスも入れたらもっと重くなるのでは?

というところでしたが、こちらは比較的あっさりとクリア。

上でも書いたとおり、ボロン以外のカーボン使用量が少なくて済んだので、カーボンオンリーロッドとほとんど遜色ないです。

むしろ金属通ってるから強度はカーボンオンリーロッドよりあるかと。

まあTICTロッドは基本的に、

自重よりは操作面でのバランス重視しているつもりなので、

多少自重が載ってもGoしようとは思ってましたが(笑)


noc9bmpahaz7b7seuv4f_480_480-4c195a85.jpg



もう一つ、

こちらがほんと難航したのですが^ ^;

ボロンのダルさと言うか、良い意味での柔軟性の高さの部分。

たかが一層とはいえ、

今まで築き上げてきた SRAM、UTRしかりEXRしかり、

高弾性カーボンロッドのあの感覚。。。シャキッと感、パリッと感、

イマイチ出ない。(そりゃそうなんですけどw)



aj4oyyg86g3sdzsijkgm_480_480-08a6c54c.jpg

特にフォール時のフッキングレスポンスに問題が。

近距離はまだ良いですよ。。。

遠いとか、少し深いとか、バイト位置に距離があるほど、チョット遅れる感覚が。。。

何本も何本もトライ&エラー。。。



まあ、あくまで10THプロジェクト(笑)

​ダメならダメで、正直、別の着地とかも考えたりしたこともあります。


2sikv3yt2uei49s2u2j7_480_480-5db50481.jpg


課題をクリアするのにほんと時間はかかりましたし、

微調整しまくった結果、作ったプロトも相当数に…




が、、、


最終的には何とか“らしさ”が出せたと思っております。


c4ydusfcczfk77u9tciu_480_480-685fe7d8.jpg



ぶっちゃけGoサインしたアクションを1個通り越して、

もっと張りのあるプロトモデルも作ってましたが、

持ち重り感もあって、結局バランス(操作性)を優先しました。


8tz5xat7r7kwzn4tmg3o_480_480-0b2bffcd.jpg


書いてたら

思い出がフラッシュバックして(笑)

前置きだけで…結局長々と^ ^;


3oyjahcjn9vb3uk6zfpo_480_480-58bd86ef.jpg

SRAM UltimateTuned. -Full Length BORON-
UTR-60TFLB-one-T2

http://tict-net.com/product/sram_utr60tflb.html


「10THを機に何か面白いこと出来ないか?!」

​ボクたちTICTの、そんなチャレンジであり、

今回のプロジェクトの集大成だと思ってもらえれば幸いです☆

※掲載の写真はプロト時のものを含みます



ディテールやスペックはまた明日書きます(笑)


企画・デザイン 土居



uk7p2kfzcm4wwwo77m4r-9aeb84ba.gif
tict-net.com

rk4i838gbn28xv9x257g-4982b695.gif
tict-onlineshop.com​

5zuwa4cibtyug4ymh2x3-fa7812f8.gif
twitter.com/TICT_Official​

dp5ajbkfnyx98zkm9624-ebccfa32.gif
facebook.com/tict.official

36evg8s45wogtsya2uso-f84a3aff.gif
youtube.com/user/studioTICT

ggicbiwcuui4ztw5ushp-f593abdc.gif
www.fishing-v.jp/azing2/

コメントを見る

TICTさんのあわせて読みたい関連釣りログ