台風と秋雨前線の影響もあってか雨が振り続いている。
湯だっていた大橋川の水もあっという間に入れ替わり秋の様相を呈してきた。
そんな三連休中、ソル友のyasさんとMITSUさんが山陰に来られたのでお供させてもらった。

9/17。
色々な都合で夕方から合流することになった。
まずはyasさんと宍道湖のウェーディングから入ったのだが藻だらけで釣りにならず。

藻の隙間にジャストミートするとレギュラーサイズがリアクションで食ってきてくれるようだがさすがに夜間では300回に一回入るかどうかなので心が折れた。



結局歩ける浅さの岸際10メートル位のラインにシーバスが着いている状況。

雨風が激化してきたので一旦ファミレスに退避し、MITSUさんと合流することに。

ファミレスで食事を摂っている間も雨は弱まる気配すらなかった。
少し小降りとなったところで近所の一等地に足を運ぶも先行者で断念。

西村クリークを叩いて回るも小セイゴが出る程度だった。
そこから大橋川を叩いたりもしたが、思うように結果が出せずMITSUさんタイムオーバー。

少し様子を見るという話で一等地に出掛けたら今度は空いていたので竿を出した。
が、反応が薄い。
そうこうするうちに夜が明け出した。

もう、完全に明るくなってきた所で遊びだしてエスケイパーとかを投げていた。



コレね。
S-Caper(ガンクラフト)
エスケイパー？エスケーパー？

スペックは140ミリ、30ｇ。
少し張りのあるMLクラスのシーバスロッドでギリッギリ投げられるぐらい。
普段なら絶対に投げないサイズのルアーであり、そもそも僕の選択肢の中にはビッグベイトは酔狂としてしか認識されていないルアーなのだ。

そんなビッグベイトが僕のボックスに入っていた理由としては、たまたまアメーバTVでガンクラフトの番組をやっており、そこで出てきたエグいS字を水面で描くシーンを見せられたから。
これが水面下であれば食指は動かなかったかもしれないが、こと水面においてこの動きを出せるルアーは見たことがなかった。

とはいっても、当然出るはずもないと思って投げてたんだが意に反してボコボコと反応が出る。

対岸でボイルが出だして移動。
そこでもエスケイパーは驚異の反応率を叩き出していた。
それこそ反応の回数としてはエサと呼ばれるTDペンシルをはるかに凌駕するレベルで。



まぁ、全く乗らないんだが(笑)




結局30発以上水面爆発して乗ったのはこの一本だけだった(笑)

乗らない理由は単にルアーサイズに対して魚が小さすぎただけ…と思いたい(笑)

水を噛んで無いからサイズ感分からなくてバイト寸前にでかさに気付いて見切ってる…と思いたい(笑)

ただし明らかに反応が良かったと言うこともあり、トップ+ビッグベイトと言う選択肢はただ単にビッグベイトへのこだわりやトップの中毒性などとは別に攻略の手段としてアリだなと思った。

水面を意識したサイズの大きな群れに対しては非常に効果があるのではないかと考えている。

その夜はyasさんと酒盛り。



コレ、スゴく美味しかった。
酒蔵の異様なまでのこだわりが産み出す至高の酒。
なんていうか、杯に口を近付けた瞬間の匂いが懐かしい匂い。
昔からある酒の匂い。
えー、楽しんでチビチビやるつもりだったんだけど3日で飲みました(笑)

9/17。
朝方にも出掛けた。
あいにくの暴風雨でうまくルアーが操作できない。
また水面が時化すぎてボイルも出ない状況だった。

諦めて流芯へと打ち込んだルアーに反応があったが、たまたまライトショアジグ用のロッドにしていたため、気持ちよくガチファイトしてたときにリーダーからラインブレイクしてしまった。
やはり強い道具を入れる時には相応のシステムを組まなければならないなと改めて猛省。



タックルデータ
〈1日目〉
ロッド：´16 アルジェント プロトタイプ94ML GARPS-942ML(オリムピック)
リール：ブランジーノ3000(ダイワ)
ライン：シルバースレッドショアゲームPE 1.2号(ユニチカ)+フロロ16lb
ルアー：S-Caper(ガンクラフト)

〈2日目〉
ロッド：トリプルクロス962LSJ(メジャークラフト)
リール：ブランジーノ3000(ダイワ)
ライン：シルバースレッドショアゲームPE1.2号(ユニチカ)+フロロ16lb
ルアー：R32(マーズ)+静ヘッド(カルティバ)、S-Caper(ガンクラフト)