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▼ ダイワ モアザン シリコンバイブ 80S(グローブライド)
世にひしめくバイブレーションというルアー。
その中でも異質なバイブ。
それがモアザン シリコンバイブである。
元々マドネス社で生産していたシリテンバイブなるものがあったのだが、同社のダイワ版となるルアーとなる。
◆パッケージング
サイズはスタンダードとなる80Sと、ダウンサイジング版の58Sの2種類となる。
ウェイトは80Sで22.5g、58gで13gであり、通常のプラスチックバイブと比較すると深目のレンジを泳ぐ。
1秒1回転で2m位は潜るのではないだろうか。
材質が通常のハードルアーと異なり柔軟性を持ったシリコンで成型されており、アクションが艶かしい…らしい。
らしいというのは実際にスーパースローの接写とかで泳ぐルアーのたわみを見たわけでは無いから。
でも確かに他のルアーを散々通した後に一発で食ってくることが度々あり、何かしらが違うと言うのは経験的に感じるところ。
皆は最後の一手として58Sの方を選ぶ傾向があるが、僕的には「目先を変える」目的であり、アピールのある80Sを良く使用する。
まあ、最後の一手は某VJとかでしょう(笑)
◆使いどころ
シリコンバイブは先発というよりクローザーの位置付けのルアーとなる。
ではランガンの際には一撃離脱でコレだけ投げてりゃ魚を拾えそうなモノなのだが、案外このルアーは万能ではない。
普通のルアーは着水で魚が反応してくることが多いのだが、シリコンバイブに関しては着水での反応というか注目があまりされない傾向がある。
以前ボートシーバスでセイゴの猛攻に遭ったことがあったのだが、この時、何を投げても着底までにヒットしていたのがシリテンバイブを投げたときだけ何の反応も無く帰ってくるというケースがあった。
この経験より、僕はシリコンバイブは通常のルアーローテーションに組み込むのではなく、あくまでも目先を変えたり、「外し」のルアーとして使ったりすることが多い。
◆中身が詰まっているということ
シリコンバイブはレーザーカットの骨と鉛をシリコンで一体成型するインサート成型という工法で作られている。
普通のプラスチックバイブは左右に別れた樹脂のパーツに鉛をセットして挟み込むように作られているので中に空洞があるが、シリコンバイブはシリコンを流し込むため、中がシリコンで詰まっているのだ。
どちらが優れているかという議論は不毛だが、より生物に近い構造なのがシリコンの強みであり音の反響等がない、ナチュラルなルアーと言える。
あと、空洞が無いためルアー自体のウェイトも22.5gと高比重で、密かに鉄板バイブに迫る飛距離をマークできる。
◆シリコン素材の意外な副産物
クッション性の高いルアーであるがゆえ、ストラクチャーへのキャストでミスった時にルアーが障害物に当たっても割れたりしない。
激しく当てるとさすがに骨が曲がるのだが、上手く曲げ直すと普通に真っ直ぐ泳ぐくらい修復も簡単。
港湾ゲームではこういうメリットも見逃せない。
また、根掛かりでフックではなく、ボディが岩の間に挟まるタイプの根掛かりの場合、ボディが変形してくれるのでコレは逝ったか…という感触の根掛かりでも意外とスルッと抜けてくれる。
何だかんだで散々ぶつけて曲げて根掛かりさせまくって居るのだが、僕のシリコンバイブはまだ1回もロストしていない。
バイブに限らずプラスチックルアー、鉄板ルアーは使用している内に針先が丸くなるのだが、ボディが柔らかいので針先の持ちは10倍位良いのではないかと思う。
◆総評
ボックスの中にお守りとして忍ばせておき、手を尽くした後にダメ押しで投げるルアー。
ハードプラグを見飽きたシーバスに柔らかい波動で変化球を見せることで思わず食わせるようなイメージ。
飛距離は文句なしだが、根掛かりの抜けと障害物へのヒットに対する耐性も見逃せないポイント。
その中でも異質なバイブ。
それがモアザン シリコンバイブである。
元々マドネス社で生産していたシリテンバイブなるものがあったのだが、同社のダイワ版となるルアーとなる。
◆パッケージング
サイズはスタンダードとなる80Sと、ダウンサイジング版の58Sの2種類となる。
ウェイトは80Sで22.5g、58gで13gであり、通常のプラスチックバイブと比較すると深目のレンジを泳ぐ。
1秒1回転で2m位は潜るのではないだろうか。
材質が通常のハードルアーと異なり柔軟性を持ったシリコンで成型されており、アクションが艶かしい…らしい。
らしいというのは実際にスーパースローの接写とかで泳ぐルアーのたわみを見たわけでは無いから。
でも確かに他のルアーを散々通した後に一発で食ってくることが度々あり、何かしらが違うと言うのは経験的に感じるところ。
皆は最後の一手として58Sの方を選ぶ傾向があるが、僕的には「目先を変える」目的であり、アピールのある80Sを良く使用する。
まあ、最後の一手は某VJとかでしょう(笑)
◆使いどころ
シリコンバイブは先発というよりクローザーの位置付けのルアーとなる。
ではランガンの際には一撃離脱でコレだけ投げてりゃ魚を拾えそうなモノなのだが、案外このルアーは万能ではない。
普通のルアーは着水で魚が反応してくることが多いのだが、シリコンバイブに関しては着水での反応というか注目があまりされない傾向がある。
以前ボートシーバスでセイゴの猛攻に遭ったことがあったのだが、この時、何を投げても着底までにヒットしていたのがシリテンバイブを投げたときだけ何の反応も無く帰ってくるというケースがあった。
この経験より、僕はシリコンバイブは通常のルアーローテーションに組み込むのではなく、あくまでも目先を変えたり、「外し」のルアーとして使ったりすることが多い。
◆中身が詰まっているということ
シリコンバイブはレーザーカットの骨と鉛をシリコンで一体成型するインサート成型という工法で作られている。
普通のプラスチックバイブは左右に別れた樹脂のパーツに鉛をセットして挟み込むように作られているので中に空洞があるが、シリコンバイブはシリコンを流し込むため、中がシリコンで詰まっているのだ。
どちらが優れているかという議論は不毛だが、より生物に近い構造なのがシリコンの強みであり音の反響等がない、ナチュラルなルアーと言える。
あと、空洞が無いためルアー自体のウェイトも22.5gと高比重で、密かに鉄板バイブに迫る飛距離をマークできる。
◆シリコン素材の意外な副産物
クッション性の高いルアーであるがゆえ、ストラクチャーへのキャストでミスった時にルアーが障害物に当たっても割れたりしない。
激しく当てるとさすがに骨が曲がるのだが、上手く曲げ直すと普通に真っ直ぐ泳ぐくらい修復も簡単。
港湾ゲームではこういうメリットも見逃せない。
また、根掛かりでフックではなく、ボディが岩の間に挟まるタイプの根掛かりの場合、ボディが変形してくれるのでコレは逝ったか…という感触の根掛かりでも意外とスルッと抜けてくれる。
何だかんだで散々ぶつけて曲げて根掛かりさせまくって居るのだが、僕のシリコンバイブはまだ1回もロストしていない。
バイブに限らずプラスチックルアー、鉄板ルアーは使用している内に針先が丸くなるのだが、ボディが柔らかいので針先の持ちは10倍位良いのではないかと思う。
◆総評
ボックスの中にお守りとして忍ばせておき、手を尽くした後にダメ押しで投げるルアー。
ハードプラグを見飽きたシーバスに柔らかい波動で変化球を見せることで思わず食わせるようなイメージ。
飛距離は文句なしだが、根掛かりの抜けと障害物へのヒットに対する耐性も見逃せないポイント。
- 2018年7月9日
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