【緩々なボートシーバスライフ】 6/27　ボートシーバス朝便　危うく×2　の巻　

毎週末仕事と言っても実際の作業は職人さんに委ねてます。自分の仕事は当日までに８割方終わってる訳で。作業当日は結構

暇を持て余してます。

暇潰しにあっちこっちにメールしたりしてると、何時の間にやら週明けの予約をしてるのがここ数週間のパターン。

で、27日は先日行けなかった朝便に。今回はシゲ船長とは遠征仲間の商連さんと2人。

エリアは先日よかったトコへ今回は寄道せずにまっしぐら。着いてみると鳥の姿やボイルは見当たらず。それにしても最近鳥の姿を見てませんね。結構ベイトはあっちこっちに入ってるんすけどね。僕らの行動範囲外にもっと素敵な場所があるのかな。

まずは浅いトコから流す、とのことなので1オンスのB.B。曇天なので多少ケイムラを施したヤツをチョイス。

風下に向けて1投目。上ずってる魚を手早く探すイメージで着水則ファーストリトリーブ。するといきなり...

珍しいこと

もあるもんです、浮かれた瞬間水面を跳ねたのは

マゴチ...（苦笑）

去年まではソゲは釣れてもコチは釣ったことなかったのが、今年はこれで2本目。それにしても上のレンジをサーチしてるつもりだったのですけどね。

この後は地形変化や目視出来る水面に現れる変化を中心に何度もボートを入れ替えてくれるものの、ショートバイトと船縁際ヒットの2ヒット

2バラシ

のみ。同船した常連さんにはポツリポツリとヒットし、何本かキャッチ。こうなると他に状況がいい場所が見当たらないので船長さんも判断が難しいですね。

この日のシゲ船長は粘ることを選択。何度も丁寧に流し変える。が、自分は何かが狂ってしまったのか、2時間以上

ノーバイト

今時「ボートに乗れば簡単でしょ！？」と思う方は大分少なくなったとは思いますが、ボートに乗ってもハイシーズン以外はちょっとしたことにズレが生じると、こんなこともあります。

常連さんにもバイトが遠のいたタイミングで移動。戻りながら運河内をチェック。

シャロ―や小場所をランガン。最初はいつものようにベイスラッグやモンキーバイブの「ダート系」で拾う感じで探って、無反応。

何かがズレてる時は「こういうのは一層駄目なんでは...」と思って途中からレンジバイブの80ｍｍやB.Bの小さい方を

余分なこと

を考えないよう「投げて巻くだけ」に徹する。ただちょっと変化をつけるべく、普段はあまり使わないベイトタックルで。

そんな些細な工夫も実らず、いよいよボウズが見えてきた最終盤。係留されてる大型船撃ち。

巻いても釣れる気がしないし、もし多少なりとも魚が固まってたら「これの方が可能性あるかも」と

ジグを選択。冬とは違うのでボトム附近をチクチク探るのも、巻きで変化を付けて喰わそうとするのも一切捨てて、

フォール中のバイト狙い

一択。アタリがなくても一応ボトムまで落とすけど、反応無ければさっさと回収して落とし直すこと3回目。フォール中ラインが止まったトコで半信半疑ながらアワせると

ヒット～

いや～、久しぶりに痺れた（苦笑）。これが「危うく」の1個目。危うくボウズ喰らうトコでした。ただ気が抜けたんでしょうね。普段ネットに入れた魚からフックを外す時はジグのアタマを持ってペンチで外すのですが

前回反応の割りにノリが悪かったのと、ちょっと「岸ジグっぽく」と思って頭にもフックを付けたことを忘れてまして

無造作にジグのアタマを掴んだ瞬間シーバスが一暴れ

いってえ～

わかりますかね！？　その時は写真なんぞ撮る余裕はなく、今日撮った治りかけの状態ですが、指先の手元方面右側の小さな赤い点がフックが侵入地点

肉を抉って、指先左側の赤い点からの針先が出て来ました。勿論、

大流血（苦笑）。

おまけにケツ針も人差し指に刺さって、痛みとショックで

フリーズ

そりゃあ、フリーズもしますよ。自分も指からあんなに血が出るのを見るのも、指先からフックが出るのも初めて見ましたから（汗）。

正直、病院送りも覚悟したのですが、そこは百戦錬磨のシゲ船長。冷静に小技を駆使して抜いてくれました。これがもう一つの

「危うく」

不器用ながらバーブを潰しといてよかったです。潰れ具合が不細工な分、抜けにくかったようですが。チラシ針もバーブレスのフックを発売して欲しいですよ（苦笑）。

シゲ船長は勿論、常連さんもさすがに私が萎えてロッドを置くと思っていたようですが、そこは悔しいのですぐには止まらない血を拭き拭き最後までやりまして