慢心の先

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久々にやらかした。





下から刺さって上に貫通。。

刺さった写真なんて撮る余裕無し。



慢心の先に何があるか?

戒めとして記録します。





いつもバーブは潰してるんだが



魚のためとか崇高な考えは無く

10数年前にもやらかした過去があったのと

一番は



ボクちゃんの為。

パパの釣り部屋兼寝床が大好きなボクちゃんが痛い目見ないよーにしてるだけ。




台風前の雨絡みで

出撃前から慢心は始まっていた。

子供達を寝かしつけ
急いで支度を済ませる。

普段使ってる安物のロングノーズプライヤーは噛み合わせが悪くなっていて
そろそろ買い直そうかと思っていたのだが

家だけで使ってたシマノの普通サイズのプライヤーが目にとまる。
ノーズの長さ的には心許ないサイズだがカットツールとしては非常に良い。

当分はこれで良かろうって

ライジャケに押し込んで。。






箱出し新品のフランキーも逸る気持ちからそのままボックスに押し込み

帰ってからバーブなんて潰せばいいやっていつものノリで



更にだ

数日前には
車に積んでたクリッパーやらペンチやらの工具一切を
使わないから邪魔だって降ろしてしまってた。

以前の車は工具無しで乗れるほど優秀ではなく
一通りの整備が出来る工具一式を積んでた。

数年前に乗り換えたファミリーカーはそんなもん必要も無く
燃費を悪くする為だけに積んでた、無用の長物でしかなかった。

特にクリッパーは過去にやらかした経験から
その時の為だけに積んでたんだが。。



では時系列的にどーぞ!
第1話
・フランキーにセイゴがじゃれついてスレ掛かる。
・抜き上げた元気一杯のセイゴ君をボガで徐に持ち上げ胸ビレ付近に刺さったフロントフックを採ろうとする。
・ボガでぶら下がりフロントフックが刺さったセイゴと心許ない長さのプライヤーを持つ手が平行に。
・フックを外そうとして当然暴れるセイゴ。。

第2話
・激痛に驚くと同時にバーブを潰してない事に気付く。
・咄嗟に見た指にバーブまで刺さってない事を祈るも現実は…
・刺さったフックをどうするか?早くセイゴを切り離したい!複数の感情で軽くパニック。。
・とりあえず大人しいセイゴを地面に置き考える。
・何故かフックを自分の指からどうするかを先に考える。
・①思いっきり引っこ抜く。 ②ルアーをぶら下げたまま夜間救急外来へ。 ③貫通させてフックを切って抜く

第3話
・何故か①を選択。前回はそうしたから。というか近くのオッチャンがいきなり抜きやがった。
・当然抜けるわけない。誰かにやってもらわなきゃ無理。。
・普通なら②を選ぶべき。
・心を落ち着かせ何故か③を選択。
・覚悟を決めたと同時にセイゴ再び暴れ出し…
・強制的に③を選ぶのがベストな状況に。。いや②だろ。。。

第4話
・なんとかセイゴを押さえつけ、切り離すのに成功。
・次は自分の番。
・車に戻りクリッパーを探す。この時点で工具を降ろしてるのを忘れてる。
・2〜3分探して、降ろした事を思い出し愕然とする。
・③を決意した気持ちに変わりはなく、弱々しいシマノのプライヤーでフックを切る事を決断。
・切れるわけねぇ。。。
・神様にお願いしながら何度も、ガタガタに潰れた刃でフックに挑み
・パキッン‼︎

第5話
・心地良い音で切れたフック。
・手元には役目を終え、絶望的に何も切れなくなったプライヤー
・スルリと指の中を抜けるフックの感覚と溢れ出る血。
・直ぐに止血して消毒して徐にスネコンに付け替えるアホ。。




大丈夫だろうという慢心の先に痛い目が待ってました。


「備えあれば憂いなし!」

プライヤーはロングノーズにしましょう!

バーブは使う前に潰しましょう。
バーブの有無、バレやすいとかあんまり関係無い気がします。



ミニクリッパーあると便利です。
プライヤーをダメにせずに済みます。
貫通してるか、貫通させる勇気がある人限定ですが。。

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