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▼ 決戦！磯平鱸

  • ジャンル:釣行記



長崎離島編―開帳―


北西風が前夜からの勢いを弱め、日の出を迎えた頃には素晴らしいサラシが形成されていた。


しかし、もう一つのファクターであるベイトは全く見あたらず、時間だけが過ぎて行った。


休息後、場所を移り大きなサラシが出ている場所へ。
強烈なうねりが崖上４mまで飛沫を上げるポイント。



大きな波で広がったサラシが落ち着きかける頃合に、沈み瀬の沖にライナーでＤＢ105を撃ち込む。


白く広がったサラシは時間と共にその姿を蒼く、蒼く変えていく。



消えゆくサラシの中に一筋の払い出しの流れ。 ルアーをステイさせ食わせの間を与えた刹那、荒磯の王者が襲いかかった。


ゴッ！ ドッ！


手にした名刀が獲物のアゴに確実な衝撃を与えた。


その白銀の魚体全てを宙に躍らせ、王者は反撃を試みた。

二度、三度。

そして反転し、深緑の海底へと引きずり込もうとする。


王者が王者たる由縁。

―ただ、何よりも強い事―


しかし素晴らしい力を持つとはいえ、名手２人が鍛えたウェポンはそれすらもねじ伏せる。


目視では見事にフックが貫通しており、あとは波を見計らいランディングするだけ。



しかし波で引き上げられるのは２ｍ程度。しかもそこに立てば確実にさらわれるであろう場所。

諦めて抜き上げにいこうとした瞬間、ここ一番のうねりが入る。

身をそらせ直撃は避けたものの、頭上から波が降り注いだ。
そしてロックオンしていたはずのヒラスズキの姿はもうどこにもなかった…。






結果、ボウズ(^w^)！(笑)
６０くらいだったんですけどね～(^^;)
お土産が欲しかったです(ノ△Ｔ)(笑)

いや、今日のはたまには真面目な書き方をしようと…(笑)

今回は３バイトの１バラシでした☆
次回はキャッチ出来るように頑張ります(^^)v

ではまた☆



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