今年、ダイワさんから発売されたアルファス エア。
フィッシングショーで実物を見て欲しくなりましたが、それに合うロッドがダイワさんで無かったので…。



しかし、この夏とうとう月下美人からベイトロッドが発売に❗️


早速、汎用性の高いB72Lのほうをゲット❗️


同時にアルファス エアも（笑）


初めてのベイトフィネス機。楽しみです(^ ^)


月下美人MX B72Lとアルファス エア7.2L


気になるのはそのキャスト性能ですが、とりあえず魚も釣りたいので、近くの野池に（笑）


49cm❗️❗️
OSPドライブクロウ4.5インチに1.3gシンカーのネコリグで。


47cm❗️
同じく、ドライブクロウのネコリグで。


普段バス釣りで、スピニングタックルで使用するルアーは全く問題なく使用できました。


ダイワのプチピーナッツ（4g）やメガバスライブXスモルト（3.5g）などはストレスなくキャストでき、且つノーシンカーワームでは、OSPのドライブスティック3インチ（約2.5g）やゲーリのカットテイル3.5インチも普通にキャスト出来ます。


凄いリールです…（驚）


総じて、3g以上あれば普通にキャスト出来ます。
さらにB72Lであれば、スピナーベイトやバスベイトなども問題なく扱えます。


エバーグリーンD-ゾーンフライ


ジャッカルのデラバス


ホント、野池のバス釣りには最適です（笑）


という冗談はさておき（笑）


実際のソルトシーンでも試してみました。


やはり、普段メバルタックルで使用しているルアーがどれだけ使えるかですが…。


ルアーの総重量が3g前後であれば、ほぼストレス無くキャスト出来ました。無論、飛距離はスピニングタックルには敵いませんが、実用飛距離は十分です。


プラグでいえば、リッジ35F（2.0）やスミスのガンシップ36F（2.3g）もキャストする事は出来ます。


3gあれば、本当にストレス無くキャストでき、月下美人の夜凪5S（3g）はセイゴ釣りにとても最適でした(^ ^)




メバルが釣れないので、セイゴに遊んでもらってます（笑）


ジグヘッドリグに関しては、2g以上のジグヘッドにメバル用のワームの組み合わせは問題なくキャスト出来ました。


さすがに2g以下になると、キャストは出来ますが、アキュラシーに難があり、ストレスが溜まります（笑）


単に飛ばすだけなら、1gジグヘッドリグでも15mは飛ばせます。
しかし、バックスペースがスピニングタックルに比べはるかに必要としたり、どうしてもルアーの着地点が左側に寄ってしまったりと（右投げの場合）、とても快適とは言えません（苦笑）


ラインをフロロからPEに替えると1gジグヘッドリグでもキャストはしやすくなります。


PE0.6号にフロロリーダーの2号


魚は、バスですが（笑）


逆に重い方は、B72Lは10g以上のメタルジグなどは、PEラインであれば、軽く50m以上は飛びます。


フロロでも、7g以上のメタルジグでは40m巻いてあるラインが全て出てしまいます。


操作性も良く、パワーはあるけど小さな魚でもよく曲がり、非常に楽しいロッドです。










月下美人MX B72Lは、表記通り3gから14gまでのルアーが快適に扱えましたが、ここでもう1本のB69UL-S がとても気になってきました。


店頭で振り比べた際、B72Lが柔らかくてもとても張りがあったのに対し、B69UL-Sはとてもしなやかで胴から曲がりしなります。しかし、僅かな入力ではソリッドティップのお陰で穂先からスムーズに曲がります。


軽いルアーをキャストするには、ロッドが柔らかければ柔らかいほどロッドのパワーを活かして楽にキャストしやすくなります。


硬いロッドでも軽いルアーはキャスト出来ますが、柔らかいロッドに比べてスゥイングスピードやスゥイングアークが必要となります。

つまり、軽いルアーをより楽により軽くキャストするにはB69UL-Sが優れているのは一目瞭然なのです…。


で…、結局買っちゃいました（笑）



月下美人MX B69UL-Sとアルファス エア


繊細なソリッドティップの為、小さなアタリも取りやすいだろうと先ずはハゼクラでチャレンジ。


そして、いきなりの大物！(◎_◎;)


まさかのクロダイの50オーバー⁉️


メジャーを忘れた為、正確な数値は分かりません（笑）


でもニューロッドの性能を測るのには絶好のターゲット。


このサイズにも全くのされる事はなく、余裕を持って寄せられました。ロッドはフルベンド状態でしたが（笑）


そして、軽いルアーのキャスト能力は期待通りでした(^ ^)


特に3g前後のルアーが、B72Lより遥かにキャストしやすくなりました。1.5gから3gまでのジグ単や2g台のプラグなどをメインにキャストするならB69UL-Sを強くお勧めします（笑）


ロッドパワーも十分で、セイゴを狙っていたら50cmのシーバスがヒットしましたが、寄せる事は言うに及ばず。なんとネットを忘れた為、仕方なく抜き上げましたが、2m以上ある高さを柵越しにブチ抜けました❗️


月下美人MX B69UL-Sと50シーバス


ヒットルアーは、スミスのメバペンでした(^ ^)


というように、この1ヶ月強の間この2本を集中して使用しましたが、非常に楽しいロッドです❗️


もちろん、スピニングに比べて飛距離は劣ります。


広い海では、大きなデメリットであるのは分かっています。


確実なメリットを感じたのは、テトラ帯や地磯でのライトロックフィッシュゲーム位です。


スピニングでは使用しにくい、フロロラインの8lb前後を使い、近距離から中距離のピンスポットを撃ち抜いていく釣りはホント気持ち良いです（笑）


また、春先の藻場でのメバリングでも8lb前後のフロロ直結で狙っていけるのは、十分メリットがあると思います。


でも、そんなのは関係ありません（笑）


やっぱりベイトキャスティングは楽しい。


そう思えた、この1ヶ月強でした(^ ^)


最後にこの2本を評価すると…。


B72Lは、とてもバーサタイルなロッドです。


それこそ、無理すれば1gクラスのジグヘッドリグから10gクラスのメタルジグまで扱えます。


張りもあるので、マイクロワインドやメタルジグを使用したワンピッチジャーク、そしてエギングなど幅広く使用出来ます。


メインラインにPEを使用すれば、ライトゲーム全般に使用できるでしょう。


ベイトフィネス以外にスピニングタックルも持ち込むのであれば、ラインは確実にフロロ直結にしますが、ベイトフィネス1本なら汎用性の高さでPEを巻くと思います。


対して、B69UL-Sはソリッドティップとしなやかなロッドパワーは軽量級のルアーがメインになるナイトゲームで最適かと思います。


ラインも近距離から中距離がメインの為、フロロライン直結で障害物周りを積極的に攻めるのがベストかと思います。


そして、ベストフィネスの鍵となるリールですが、このアルファス エアを使用した感想として。


ブレーキ設定は、20段階の8から10の間であればほとんどバックラッシュはしませんでした。より飛ばそうと6以下に落とすとかなりピーキーになりますが…。


今回の実釣でも、全てのルアーで10以上は必要ありませんでした（笑）


逆にブレーキの効きが良すぎる為、10以上にすると極端に飛距離が落ちる気がします（実際、かなり落ちます）。


ただ、2万円台のドノーマルなリールでこれだけの性能を誇るアルファス エア。


良いリールだと思います(^ ^)


上位機種のT3 エアなんかも気になりますが、性能的には必要十分かと…。


ま、スティーズ エアなんかが出てきたら話は別ですが（笑）


とりあえず、しばらくはこの新しい玩具で楽しみたいと思います(^ ^)