明日で東日本大震災から１年が経ちますね。

おれにとってはすごく早い１年でした。

被災者の方にとってはどうだったんでしょうか。

津波で亡くなった娘さんの写真を取りに来てくれたお母さん、「これで娘の遺影が作れます」と言っていました。

家の一階部分が海水に浸かり、床や壁を壊すしかない家で、作業の様子をじっと見て、時折頭を抱えていたお父さん。

津波に襲われたときの状況を話してくれた５歳のこども。こどもだからこそ、言葉を選ばず、そのおかげでより生々しい話でした。

障害を持つこどもがいる中で避難所生活を送ることの辛さを泣きながら話して下さったお母さん。こちらが話を聞かせていただいたのに、最後に「話を聞いてくれてありがとう、少しだけスッキリしました。」と言ってくれました。

屋内退避で窓も開けられない避難所の衛生面の酷さを懸念して、空気清浄機を入れてくれと訴えていたひとりの看護師さん、そのおかげで企業から避難所に空気清浄機の提供がありました。

自らも被災をされながら、「何もしないでいると、考えてしまうから」「自分たちの地元だから自分たちがやらないと」と言って、ボランティア活動に参加していた被災者の方々。

ここには書ききれない多くのことを目にし、耳にしました。


復興に向けて忙しくて、あっという間に１年が過ぎた方、まだまだ悲しみから抜け出せなくて辛い１年を過ごされた方、色々だと思います。

「１年」
この数字が何の区切りになるのか。
被災地ではいまだ進行形であり、悲しみに終わりがあるとは思えませんが、それでも時間が経つことで辛い記憶が少しずつでも薄らいで行くことを願います。

少しでも早い被災地の復興と、被災者の方々が前を向けるように。
そして亡くなった方々のご冥福をお祈りし、明日は東北に向かって黙祷を捧げたいと思います。

この日記を読んでくださったみなさんが、東日本大震災を、そして、まだ進行形であるということを気持ちに留めておいて頂ければと願います。

以下は当時書いたブログですので、現在とは違う状況や、感情が多分に入っていますが、私の感じたことを綴ったものです。
mixiをされている方はこちらから。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1709244221&owner_id=2336181

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被災地で撮った写真
http://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=500000016993720&owner_id=2336181

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アメブロはこちらから。写真が表示されなくなってしまっていますので、意味がわからない文章になっているかもしれませんが…
http://ameblo.jp/gansosanpei/entry-10868252660.html

http://ameblo.jp/gansosanpei/entry-10870163359.html