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森岡紘士 -朔
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▼ モンスターヒラメ降臨〜Tracy15〜
Winter Bottom Chinu & Hirame Game
幻の魚「ヒラメ」
岡山では滅多にお目にかかれない魚。
チヌの外道として事故的に釣れているが個体数も少なく再現性に乏しいターゲット。ただ今までのデータを集めてみると初春の事故率が高く楽しみにしていました。
3月若潮、最低水温から2℃ほど高くなれば、地方エリアにも春が訪れる。外洋の水温も9.7℃まで回復したタイミング。温水が絡むエリアなので季節の進行は早い。
「そろそろモンスターが接岸してくる頃」
おそらく一年で最も高確率でモンスターヒラメが狙える時期。チヌだけでなくヒラメも。このチャンスを掴むべく地方フィールドへGO。
当日は、曇天ローライト+西風(5m)の絶好のコンディション。水面は荒れないよりは多少荒れてくれた方が◎ 低潮位のシャローにエントリー。
最奥の水門が開き、川から流れてくる淡水魚を鵜が狙っている。鵜の集団はベイトの存在を教えてくれる道標。目視では確認出来ないイナの位置を知ることができる。
ほぼ全域が泥底のマッディーシャロー。
シャローのメリットは、魚を絞りやすい点と(上でも下でも)喰わせやすい点。春の魚は喰い気はあるけど上に突き上げてベイトを喰べるほどでも無いのがミソ。
ボックスの中には、Tracy15、Narage65、ニンジャリ。「落としたい場所」「喰わせたい場所」「時合の長さ」スピード勝負になると判断したのでTracy15を選択。
軽い。浮き上がらない。絡まない。
3拍子揃った鉄板ルアー。
シャローを効率良く探るにはTracyという絶対的な存在。
こいつをシャローで引けば、チヌだけでなくあわよくばヒラメもヒットするという二刀流?作戦!(笑)
広範囲にキャストしてベイトをサーチ。2カウントで着底、海サボテンの「新芽」が生えている場所をチェックを入れる。
1週間前に比べると新芽の量も増えてきた。これは魚が差してくる際の移動経路になるし、捕食場としても機能する。
「アミ」の量も変わっている様子もない。
流芯の近くは底に沈んでいて、手前は浮き気味。アミが流されて溜まる場所に海サボテンの新芽が絡んでいれば、そこにフィーディングする魚は確実に存在する。
魚が多かった時代のパターンは、だんだんと効かなくなってきていて、海サボテンも少なくなり、そのかわりに今はアミが増えてきた。水の中の変化を探して今の魚を見つけ出す。自然観察こそ最も大事なこと。
攻め方はシンプル。ボトムのギリギリを水平姿勢を保ったまま、ファーストリトリーブ。反応がない場合はリフト&フォールで変化をつける。
石畳の上を歩き、立ち位置、キャスト角度、トレースコースを変えながらボトムを探っていくと「ゴン」とバイト!!
Breniousが綺麗な弧を描く。
水面に輝く銀鱗。良型キビレ!!
口の中からアミは出ていなかったけど、待ち構えていて目の前を通して「ゴン」っときたバイト。流されてきたアミを偏食していた個体だと思う。
潮止まりまで2バイトありましたが、追い食いなしの単発バイトで上手く乗せきれず時合が終了。
雲も落ちてきたし一雨きそう。
本来ならここで帰宅するはず。
だけど直感で何か起こりそうな気がした。
年に一度あるかないか?そんな確率だけど。
リーダーも変えて万全を期す。
潮待ちの間、通り雨?みぞれ?が降り水面がザワつく。勝負は2時間後の上げ潮。動くならここしかない。
やがて雨も上がり満ち潮が動き出す。
車から降りてTracy15 フラッシュレッドを再びセッティング。
潮が満ちてくればベイトは岸際に集まる。
自然の摂理。石畳を歩きながら岸際にTracy15を通していく。
チヌかヒラメかどちらがアタックするか分からないけど、Tracyを信じて撃ち込んでいく。
再エントリーして10投目くらいだったと思う。海サボテンを拾わないようにボトムを切りながら、巻いていくと「ゴン」と鋭いバイトが襲いかかる!!
その直後、上から流れに乗って一気に下へ走ってきた。鳴り響くドラグ音。独特のヘッドシェイクは間違いない!やつだ!
Brenious S708MLが大きく曲がる。
冷静にターゲットの走りを追いかけて、テンションを緩めることなくハンドルを回す。
沖はオープンウォーターなので、MLクラスのロッドでも慎重にファイトすれば充分寄せてこれるはず。汗
「デカっ!」
無我夢中。急上昇してきた座布団のような茶色の魚体に興奮を隠せない。そこからも時間をかけて無理せず。。
観念したヒラメの下アゴをフィッシュグリップで掴んだ瞬間、手足が震えていた。
モンスターヒラメ!!80UP!!
一生あるかないかの奇跡の一枚。
去年に続いて二回もミラクルを起こしたTracy15 フラッシュレッド!!
やりいぃぃ〜!!
思い返せば、BlueBlueテスターとして活動していなければ、きっとTracyは投げていなかったと思うし、この魚には出会えなかったかも知れない。
改めてサポートメーカーに感謝。
このTracyは宝物。
三回目の奇跡を信じて手元に置いておきます。「二度あることは三度ある」という諺もありますから。笑
Rod : Brenious S708ML
Reel : Vanquish C3000HG
Line : G-soul X8 UPGRADE 0.8
Lure : Tracy15
お世話になっている村岡さんが手掛けたBlueBlueのルアー、嶋田さんの手掛けたSHIMANOのブリームロッドがあったからこそ!
二年連続でモンスターヒラメに辿り着くことができました。本当に奇跡だと思います!!
身近なフィールドにこんなにも大きい魚が潜んでいる。岡山も浪漫ありますよ。やっぱり釣りって最高に面白い!!
そして何より、このヒラメがきっかけで、自分の至らない部分が見えたこと。
ps.nishingさん、TURUさん
ありがとうございます!
iPhoneからの投稿
幻の魚「ヒラメ」
岡山では滅多にお目にかかれない魚。
チヌの外道として事故的に釣れているが個体数も少なく再現性に乏しいターゲット。ただ今までのデータを集めてみると初春の事故率が高く楽しみにしていました。
3月若潮、最低水温から2℃ほど高くなれば、地方エリアにも春が訪れる。外洋の水温も9.7℃まで回復したタイミング。温水が絡むエリアなので季節の進行は早い。
「そろそろモンスターが接岸してくる頃」
おそらく一年で最も高確率でモンスターヒラメが狙える時期。チヌだけでなくヒラメも。このチャンスを掴むべく地方フィールドへGO。
当日は、曇天ローライト+西風(5m)の絶好のコンディション。水面は荒れないよりは多少荒れてくれた方が◎ 低潮位のシャローにエントリー。
最奥の水門が開き、川から流れてくる淡水魚を鵜が狙っている。鵜の集団はベイトの存在を教えてくれる道標。目視では確認出来ないイナの位置を知ることができる。
ほぼ全域が泥底のマッディーシャロー。
シャローのメリットは、魚を絞りやすい点と(上でも下でも)喰わせやすい点。春の魚は喰い気はあるけど上に突き上げてベイトを喰べるほどでも無いのがミソ。
ボックスの中には、Tracy15、Narage65、ニンジャリ。「落としたい場所」「喰わせたい場所」「時合の長さ」スピード勝負になると判断したのでTracy15を選択。
軽い。浮き上がらない。絡まない。
3拍子揃った鉄板ルアー。
シャローを効率良く探るにはTracyという絶対的な存在。
こいつをシャローで引けば、チヌだけでなくあわよくばヒラメもヒットするという二刀流?作戦!(笑)
広範囲にキャストしてベイトをサーチ。2カウントで着底、海サボテンの「新芽」が生えている場所をチェックを入れる。
1週間前に比べると新芽の量も増えてきた。これは魚が差してくる際の移動経路になるし、捕食場としても機能する。
「アミ」の量も変わっている様子もない。
流芯の近くは底に沈んでいて、手前は浮き気味。アミが流されて溜まる場所に海サボテンの新芽が絡んでいれば、そこにフィーディングする魚は確実に存在する。
魚が多かった時代のパターンは、だんだんと効かなくなってきていて、海サボテンも少なくなり、そのかわりに今はアミが増えてきた。水の中の変化を探して今の魚を見つけ出す。自然観察こそ最も大事なこと。
攻め方はシンプル。ボトムのギリギリを水平姿勢を保ったまま、ファーストリトリーブ。反応がない場合はリフト&フォールで変化をつける。
石畳の上を歩き、立ち位置、キャスト角度、トレースコースを変えながらボトムを探っていくと「ゴン」とバイト!!
Breniousが綺麗な弧を描く。
水面に輝く銀鱗。良型キビレ!!
口の中からアミは出ていなかったけど、待ち構えていて目の前を通して「ゴン」っときたバイト。流されてきたアミを偏食していた個体だと思う。
潮止まりまで2バイトありましたが、追い食いなしの単発バイトで上手く乗せきれず時合が終了。
雲も落ちてきたし一雨きそう。
本来ならここで帰宅するはず。
だけど直感で何か起こりそうな気がした。
年に一度あるかないか?そんな確率だけど。
リーダーも変えて万全を期す。
潮待ちの間、通り雨?みぞれ?が降り水面がザワつく。勝負は2時間後の上げ潮。動くならここしかない。
やがて雨も上がり満ち潮が動き出す。
車から降りてTracy15 フラッシュレッドを再びセッティング。
潮が満ちてくればベイトは岸際に集まる。
自然の摂理。石畳を歩きながら岸際にTracy15を通していく。
チヌかヒラメかどちらがアタックするか分からないけど、Tracyを信じて撃ち込んでいく。
再エントリーして10投目くらいだったと思う。海サボテンを拾わないようにボトムを切りながら、巻いていくと「ゴン」と鋭いバイトが襲いかかる!!
その直後、上から流れに乗って一気に下へ走ってきた。鳴り響くドラグ音。独特のヘッドシェイクは間違いない!やつだ!
Brenious S708MLが大きく曲がる。
冷静にターゲットの走りを追いかけて、テンションを緩めることなくハンドルを回す。
沖はオープンウォーターなので、MLクラスのロッドでも慎重にファイトすれば充分寄せてこれるはず。汗
「デカっ!」
無我夢中。急上昇してきた座布団のような茶色の魚体に興奮を隠せない。そこからも時間をかけて無理せず。。
観念したヒラメの下アゴをフィッシュグリップで掴んだ瞬間、手足が震えていた。
モンスターヒラメ!!80UP!!
一生あるかないかの奇跡の一枚。
去年に続いて二回もミラクルを起こしたTracy15 フラッシュレッド!!
やりいぃぃ〜!!
思い返せば、BlueBlueテスターとして活動していなければ、きっとTracyは投げていなかったと思うし、この魚には出会えなかったかも知れない。
改めてサポートメーカーに感謝。
このTracyは宝物。
三回目の奇跡を信じて手元に置いておきます。「二度あることは三度ある」という諺もありますから。笑
Rod : Brenious S708ML
Reel : Vanquish C3000HG
Line : G-soul X8 UPGRADE 0.8
Lure : Tracy15
お世話になっている村岡さんが手掛けたBlueBlueのルアー、嶋田さんの手掛けたSHIMANOのブリームロッドがあったからこそ!
二年連続でモンスターヒラメに辿り着くことができました。本当に奇跡だと思います!!
身近なフィールドにこんなにも大きい魚が潜んでいる。岡山も浪漫ありますよ。やっぱり釣りって最高に面白い!!
そして何より、このヒラメがきっかけで、自分の至らない部分が見えたこと。
ps.nishingさん、TURUさん
ありがとうございます!
iPhoneからの投稿
- 2017年3月9日
- コメント(6)
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登録ライター
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