【オーストラリアで釣り道楽】マーレーコッド For The Beast-2

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▼ マーレーコッド For The Beast-2

ジャンル:釣行記
(マーレーコッド)

目覚めると雨音が聞こえた。

朝食のうどんをすすり、ゆっくりと準備を始めた。

K氏はまだ起きてこない、疲れているようだった。

徐々に強くなる雨音に加え雷まで鳴り始めた。

あ・・・ダメだなこりゃ(泣)

僕もベッドへ戻り、ロドリ(Rod & Reel)を読んでのんびりとした。

結局2人とも起きたのは8時過ぎ。

外はまだ小雨が降っていた。

しょうがないから、キャンプ場から町へおりてコーヒーと買い出し、

釣り具屋、昼飯というゆる～い日を過ごした。

夕マズメに合わせて釣りを始める。

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結構な風が吹いていて湖は荒れ気味だった。

それでもなんとかできそうな場所を探し、

まだ日が高いので少し深いところを攻めてみる。

去年はスピナーベイトでいい思いをしたなぁ～と浸りながら巻く。

そう簡単にバイトがあるわけでもなく、やや機械的に投げていると・・・

ゴッゴッと重いアタリが来た。

オッシャ!! と思いきりアワせた瞬間・・・パチン!!

アッという間にラインは水中へ吸い込まれOMG!!

マジで ?　40lbのメインPEラインが合わせ切れ。(高切れ)

新品でバックラッシュは一回したけれど重傷じゃなかったのに・・・

そんなことがないように、日本からわざわざ買ってきたのに・・・

思い起こせばこいつの0.8号もサラトガで使った時にプチプチ切れたなぁ～・・・

気が付けなかった自分、このｳ○ｺラインにガッカリだぜ。

どのブランドかは伏せておくけれど、もう絶対に買わないな。

一日投げ続けてもワンバイトあるかないかの世界・・・

逃したアイツ大きかったはずだ・・・

アイツはスピナベくっ付けたままだな可哀想に。K氏がﾎﾞｿｯと呟いた・・・

モヤモヤした気分のまま、夕マズメに突入。

日が沈み始めると、燃えるような赤が空と雲を染めていた。

壮大な景色にモヤモヤは吹き飛び、マズメ最後の光が沈みそうな時間・・

リトリーブしていると水面が少し動いた、あっ!!

と思った瞬間ガツン!とアタリが来た。

しっかりとアワセを入れてゴリゴリ巻く。

グ～っという引き、正直たいした重さは感じなかった。

K氏にも、昨日釣ったヤツと同じくらいかも・・・

と伝えていつも通りアッという間にボート際に寄せた。

リフトすると、あれ?重いかも? いや重いな・・・

ブワッと水流が盛り上がってわずかに姿が見えた・・・

そこには目を疑うほどの巨体がユラ～と泳いでいた。

普段お目にかかれないほどの迫力にアドレナリンMAX PUMP!!

あまりのデカさに我を忘れて　ネット～!!　と叫んだ。

ボート際で少し突っ込まれてヒヤッとしたが、

もう一度浮いた瞬間にネットイン。

あれ?　釣られちゃった?　

まるで釣られたことがわかっていない感じでネット内に納まった。

日が暮れて、光が足りず写真が上手く撮れない・・・ a0095112_1657634.jpg?w=600&h=446

(フラッシュ無しだと手ブレするくらいの光しかなかった・・・)

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K氏にいろいろリクエストして撮っていただいた。

今見てもやはりデラックスな魚体だ。

自己記録かもしれない。

そう思うともっと写真が撮りたくなった。

でも、これ以上ボートの上で撮るのは無理だ・・・

決断はわりと簡単だった・・・入水だ。

ドボン!とコッドを水に戻し、まずは蘇生してもらう。

コッドはかなり強い魚だけど、

写真を多く撮るのならば入水は避けられないと思う。

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長さを計ってみると、思った通り自己記録の112㎝だった。

撮影中に雨が降ってきた。

それでも僕のリクエストに応えてずっと写真を撮ってくれたK氏に感謝。

写真を撮り終えて、帰り道はとにかく震えが止まらなかった、

それがアングラーズハイなのか、寒さからなのか、

それはたぶん釣った者にしかわからないだろう。

そして、翌日僕はタックルすべてを車に置いて、

しかもハッチを開けっぱなしで釣りに行ってしまった・・・

それがアングラーズハイなのか、ただの間抜けだからなのか

それはたぶん釣った者にしかわからないだろう・・・

それくらい魂が抜けてしまう魚だった(ということで)。。。(苦笑)

Rod: For The Beast 6406(テスト)

Reel: ジリオン

Reel Handle: Studio Composite RC-SC PLUS

Lure: DUO Onimasu Sunfish
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