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ブルーモンスター -神の島へ 前編―

前回寒波で中止になったブリ狩り。
 
ブリ狩りと言っても、そんな遠くまで行ったことはない・・ただ、単に「ブリを狩りにいくんだー!」と言っているだけで楽しかった。

 
前日・・・ブルーモンスター用タックルを寝る前に準備。
PE3号 リーダー50lb




準備してる事が楽しい。沖合いに自分の船で行くなんて恐ろしくて、できないと思っていたから。準備だけでも行った気になり嬉しい。





 
だ・・・だめだ・・・あの曲が頭に浮かんできてしまう!
やめてっ!!!!
 
ああ!ダメ!
釣りビジョンのD‘z SALTのテーマ曲
腹が減っていても、この曲を聴くと、「海での興奮」がよみがえって口に食べ物を運べなくなるくらい。
 
ああ・・・・深夜に・・・興奮してしまった。
 
 
あまり寝れずに朝。
船に集合。
メンバーはPちゃん、H氏、共にオフショアの先輩。そして釣りにはまりつつあるKさん。
 
いよいよか・・・いよいよ!!!!!
また頭に流れる She's a Genius





出発

ブリ・・・三重?隣の県まで船で行くなんて不可能(怖い)
 
うだうだ言わずにとにかく出港!いけ!マイボート!(25ft 1.2t 175馬力)




衣浦湾を10分で抜け、知多湾口へ。
そして出発して20分。
日間賀島前。



 
そこを西へ大きく反れ、漁礁へ。
霧がかって視界の悪い夜明け。
目印が見つからない。
4名で目を凝らし、特に目の効くKさんが、「あった!あれだ!」
 
 
遠くに一隻の釣り船を発見。




 
あれは・・・南の釣り船 七福丸。
 
接近し釣り方を確認。




強烈なうねりがともなう。
小型ボートでは 師崎以南のうねりを強烈に食らう。

師崎水道 怖くなるうねり。
水の壁の圧力で船が、ドン!ドン!と叩かれる。


 
ものの、数分。
Kさん
撃沈。先ほど食べたらしい ヤキソバを嘔吐。



 
無反応が続く。潮どまり満潮。
 
 
そしてKさん2度目の嘔吐。さきほど吐いてスッキリしたおかげで調子付いて食べたチョコをぶち巻く。
 


 
潮が動いたら反応がでるのか?出ないのか?
いや。移動しよう。


 
その漁礁から一気に東へ行き、漁礁へ。
渥美半島先端をかすめる位置まで進む。


 
ボトムは15m 浅い。
岩盤。
ジグ40gで攻めるPちゃん H氏 コマセを巻き魚探を真っ赤に染めるKさん・・(笑)
同じく胴つきでネチネチなんでも探ろうとする自分。
 
50号のオモリが「ガンッガンッ!」と、岩を叩く振動が来る。
「ビクビク!」あたりだ! 「ブチン!」
 
根魚で何度も切られる。
あっというまに仕掛けがなくなった。
 
無反応が相変わらず続く。
他の釣り船も居ない。
 
ただ。
伊良湖まで来たんだという、まさか自分の船でここまで来ることができたことが何より嬉しかった。
※渥美風力発電が見える



 
 
この時点でAM9 下げ5部 朝マズメを失い 下げ初めを失った・・・・


何も魚が居ない中に、延々ジグを落としている感覚が船上に蔓延する。


無言になり。


たまに「あぁー」というため息が混ざる。



 
このまま帰還?
 
「どうする?」
 
「どうしようねえ・・」
 
「ん~・・・・釣れないねえ・・」
 
どんな空気かわかるような会話。
 
 


風がおさまり、波が落ち着いてきた。
目の前は伊良湖岬
 



 
伊良湖岬へ突入すれば、激流で有名な伊良湖水道。


マダイ ブリ シーバス カサゴ 大アジ  超一級の漁場。

そして西には神の島



 

神島
ヒラスズキも狙える憧れの島

 
「お前の船でも行けるぞ?」と言う人もいれば
「行って怖い思いをしてこい」だとか
「船内機にしないと無駄」とか。

「うねりで隣の船が見えなくなる」とか。
 
絶対行きたくない話しばかり聞く。


 
このまま帰っていいのか・・・。
あいにく この季節には最高の天気。
北1-2m 波0,5m
 


行くか???
 
「行こうぜ!!!!!」

 
無理なら帰ってこればいい。


 
向かおう神の島へ!
 
そして船は波飛沫を上げながら、大海原を南へ南へと滑走した。
 

 
 
 
 
 

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