岸ジギ準備

シーズンも始まったって事で、現在着々と準備中。

今年は、昨年一番通っていた、そこそこ水深のあるポイントが潰されてしまった。

その為、新規開拓や隅田川本流を含め、より浅い場所が主戦場になると思う。

って事で





こんな感じで弾補充。

キーズは店にある在庫の殆ど(と言っても、これしかないけどw)を買い溜め。

今はなし崩しになってしまったが、元々はティムコのモニター。

やはり少しでも多くの人に使って貰いたいので、若干の仏心で少し残しておいた(爆)

そしてオーシャンスピンショア。

浅ければ浅い程、他のスピンでは代用出来ないし、使い勝手の良さは実績済み。

同じ様なコンセプトのガ○ルとかも買ってみたが、ありゃ全然ダメ。

あ、誤解無きよう言っておきますが、自分の使い方に合わないって事ね。

フォール姿勢は安定しないし、アピール度は弱いし、他にも色々とw


って、こんな事をアピールする為にログを書いたんじゃない(爆)

何のために、バラバラにした写真をアップしたんだって。

今回書いたのは、コーティング剤について。


どうしても壁ギリに落とすこの釣り、塗装剥げは仕方のない事。

それを防ぐために、大体の方はウレタンコーティングをすると思う。

確かに、最もルアーに適したコーティングである事は間違いない。

ところが、このコーティング方法にも多くの欠点がある。

羅列していくと

・重ね塗りの密着性が悪い
・釣具屋以外での入手が難しい(ホームセンターのは既に黄変済)
・割れる
・剥がれ/割れたた後に補修が出来ない
・剥がれるついでに、塗装まで剥がれるw
・黄変して、シルバーがゴールドにw(←これはこれで使いようがあり(爆))
・後貼のホロシールの材質(?)によっては、浸けた時に皺になる
・湿気が強い時に行うと、確実に白濁する
・乾燥時間が掛かる。
・マジックでカラーリングすると溶ける
・溶剤臭い
・濃度調整がほぼ出来ない
・短期間で瓶内固化して、無駄が多い
・元から高いくせに、上の理由で単価が異常に上がる
等々

以前、「ビニローゼ」という塗料を見つけ、それを愛用していたのだが、これにも問題が。

元々が塩ビなので、可塑剤が大量に使われているらしく、他の塗装を侵食する事がある。

特にビニローゼコーティングしたジグを重ねておくと、いつの間にか2倍重量のジグが出来上がってる(爆)

って事で、コイツは使わなくなり、今使ってるのは


(爆)

いやね、消耗の激しいルアーなら、これで充分よ。

一応興味を持ってくれた人の為に、コイツのメリット/デメリットを挙げておきます。


メリット
・安い!(←これ重要)
・どこでも売ってる
・濃度調整が容易(濃くなったら、少し水入れればOK)
・乾燥が早い(夏場なら2時間あれば充分)
・固化しないので、使い切れる(量が少なくなったら、次の瓶に継ぎ足せばOK)
・何度でも重ね塗りが可能
・割れない
・剥がれても、下の塗装はそのまま残る(ビニールが剥けるみたいに剥がせる>
・どんなホロシールでも対応可能
・油性インクでのカラーリングならば、若干の滲み程度で済む
・乾燥時、大雨でもない限り白濁しない
・臭いも余り気にならない
・黄変しない

デメリット
・塗膜が薄く弱い(耐久性を含め)
・液溜まり部の乾燥が、異常に遅い


確かに塗膜が弱いのは致命的だが、数日程度の使用なら、それ程目立つ剥がれは無い。
(当然、使用環境・状況による)

なので自分はやらないが、毎釣行毎に水洗い後乾燥させ、その後ドブ浸けすれば良いんじゃないかな、と。

実際に、1年間 ベランダに放置していた 屋外テストしたジグがコイツ。

40gが1年熟成、20gが3日熟成w

雨には殆ど当たらないが、


こんな感じに日と風と湿気と温度変化には晒されまくったジグでも、ほぼ変わりない。

アクリル塗料は水に弱いと言われるが、実際に水に浸かってる時間は短い。

それを考えれば、特に問題無いんじゃないかと思う。


コイツを使い始めて、一番感じたメリットは、「剥がれの影響が少ない」って事。

こんな感じで


ビニールが風化したみたいな感じの剥がれ方をします。

以前ウレタンコーティングしたジグを使っていたとき、何故か急にフォールスピードが落ちた事があった。

その時は理由が全く判らず、それまでと同じ感覚で行っていたブレーキでバックラッシュしまくり。

でも、その日一番の当たりジグだったので使い続けたが、その後ノーバイト。

帰宅し、良く見たらウレタンが塗膜の形で残ったまま3辺が割れていた為、羽根みたいに(爆)

フォール時に、ウレタン羽根がブレーキになっていたらしい。

そういう訳わからんトラブルから解放された。


今後は、多分これ一本でいくと思う。

セルロースセメントみたいに下地を侵す事も無いので、手軽にコーティングしたい方にお勧めです。

ただし、使用に関しては自己責任で(笑)









 

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