ようやく週末。しかしバチ抜けが期待できない小潮。
今宵は運河でチヌとランカーシーバス狙いで運試しをと思い、ポイントに到着したのは深夜0時過ぎ。

シーバス狙いの先行者さんと軽く会話。
「この時期はランカーが出る」さすが皆さんよく知っていらっしゃる。
しかしシーバスより先にチヌが釣れてしまうポイント。
先ずはチヌを狙って、飽きたらシーバス狙いに切り替えて…なんて調子のいい妄想を抱きながら先に進むと寒い深夜だというのに想定外の先行者3名(´･ω･`)
ネットに晒されたせいか昨シーズンに比べてルアーマンが増えましたが、深夜なら…と思いましたが甘すぎました。
竿を出す場所がなく、どうしたものかと途方にくれていたら1人が引き揚げたのでその場所からバイブレーションをキャスト。

隣で釣っている常連っぽい人は順調にチヌを釣り上げており状態は悪くないようでしたが、こちらの腕が悪いこともあって叩かれた直後だからか場所が悪いのか自分には釣れる感じがしません。
しかし！後ろには野良ネコが2匹待機。こいつらは釣れる人を見極めることに長けており、ネコが素通りしてしまうときは釣れないことが多いのですが、後ろに待機しているときは不思議とよく釣れた気がします。
猫に勇気を貰ってキャストを続けるとゴゴンとヒット！
ご利益キター！と思ったらボラでしたｗ

暫く粘りましたがボラが追加されたのみ。
ずっと後ろにいた猫も他所に行ってしまいました。見切られた(´･ω･`)
自分も飽きてきたのでチヌを諦めてシーバスの一発狙いにチェンジ。
（もちろん外道でチヌが釣れることも期待してｗ）
ローリングベイトをゆっくりリフト＆フォールさせるとボラがガンガン当たって何度もスレそうになりましたが、それでも我慢して続けているとガガガッ！と激しいアタリが出てラインを一気に持っていかれました。
魚が流れに乗ってしまったこともありラインを巻いては出されてを繰り返し、寄せるまでエラ洗いをしないので良型のチヌか、最悪巨ボラも覚悟しましたが、浮いてきたのはグッドサイズのシーバス！(人´∀｀).☆.。.:*･ﾟ

ジャスト80cm。痩せ気味ながら湾奥運河ランカーです！
腕に自信のない湾奥アングラーの皆様！ご安心ください！こんな下手糞アングラーでも陸っぱりからランカーを狙って釣っちゃうことがあるんです！ｗ

去年もここでひょろひょろの82cmを釣りましたが、それとは比べ物にならない力強いファイトを見せてくれました。
寒い中で粘った甲斐がありました。
猫がちゃっかり戻ってきましたが、さすがに手を出しませんでしたｗ
アングラーとの会話も猫もこの魚の伏線だったのかも！？

この後、二匹目の鱸を狙いましたが当然のごとく不発。
両側で釣っていたアングラーもいなくなり、独りになりました。
腕が疲れたのでローリングベイトをゆっくり引きずるようにダラダラ巻いていたらチヌがヒットΣ(･ω･ﾉ)ﾉ

概寸50cm。エラから出血していたので急いでリリースしました。
チヌは粘って釣れることがあまりないので、もしかして新パターン？とも思いましたが、以後はまったく反応ありませんでしたｗ

ずっとポイントは貸切状態でしたが、腕の疲労と寒さと眠気に負けてギブアップしました。

ポイントに先行者が3人いたときは今日はダメだと思いましたが、思った以上の結果が出て、自分としては満足な釣行になりました。
普通に釣っててたまたまランカーが出たのならただのラッキーですが、頭の隅っこでランカーをちょっと期待しながら釣ったので、なんか狙って実力で釣ったような気分になって（いや、運ですけどねｗ）嬉しさもひとしおです。

まぁ欲を言えば隣にいたアングラーのようにチヌを釣るスキルを身に付けられるといいのですが…ローリングベイトでは結果が出ていますが、それ故にバイブレーションでのチヌの狙い方を見失った感もあります。
アンダーの釣りは自分にはやはり難しいです。