やっぱりヒラが好き♪

  • ジャンル:釣行記
先日、外洋スズキを求めてとある磯に行ってきました。
久し振りのソロ釣行。

現地に着いてみると予想よりもウネリと北西の風が強く、なかなか思うように釣りができない。
しばらく粘ってみたが何も起こりそうにないので、ポイントを移動することに。

何ヵ所か見て廻ると、いい感じでサラシてる場所が数ヵ所ある。
ヒラ狙いなら間違いなく狙うところだが、ヒラが出るとは思ってもないので違う場所にエントリー。

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少し投げてみるが、いまいち釣れる気がしない。

一度はパスしたが、やはりあの場所が気になって仕方がない。
ヒラタックルではなかったが、行ってみることにした。

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瀬際を狙う釣りは、やはり楽しい。
うまくキャストが決まった時のあのワクワク感がたまらない。

しかし魚の反応はない。そんなに甘くはないかと諦め、帰り支度をしていると、遠目に釣り人の姿が目に入った。

しばらくするとその釣り人が戻ってきたので話を聞くと、
「今日ぐらいサラシが出ればヒラも釣れますよ、60ぐらいまでですけどね。さっき出ましたよ。」と。

そんな話を聞くと、このままでは終われない。

先行者がいたポイントへ、少し時間を空けてエントリー。

いい感じのサラシがいくつか広がっている。

まずはいちばん狙いやすいサラシへ、波のタイミングを見計らいキャスト。
が、少しタイミングがずれてしまい、波がルアーをさらっていく。

急いでラインスラッグを取ると、

クンックンッ、

魚だ!

ロッドに伝わる感触から大きくはないことがわかったが、釣れればやはり楽しい。

バレるな、バレるな、と心の中で祈りつつ無事キャッチ。

釣りを開始して約6時間。サイズはともかく、執念の一匹。

思わずガッツポーズ(笑)
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幸い他に釣り人がいないので、ゆっくりと魚をキープし、釣り再開。

次のポイントはすぐ手前に瀬が頭を出している。

今日はオープンウォーターを想定していたため、メインラインは1.2号。瀬に触れれば一発アウト。

少し躊躇したが、キャストしてしまうのが釣り人の性。

いまいちばんのお気に入りルアー、スカッシュF125をチョイスし、キャスト。

いいところに入ったが、瀬をかわせるのか不安がよぎる。

リーリングを始めてすぐにバイト!

合わせをいれ、すぐに瀬をかわそうとやり取りをするも、私の腕前では成す術もなく案の定メインラインが瀬に触れ、ラインブレイク。

立ち位置の甘さを反省しつつ、ノットを組み直し次のポイントへ。

ここも絶対いそうなポイントだが、少し距離がある。

できれば沖から引いてきたいところだが、私のキャストではポイント直撃が精一杯の距離。

そこでスカッシュのシンキングをチョイス。
シンキングなら助走距離が短くてすむ。

波が弱まる周期を待ち、キャスト。
我ながらいいところへ落とせた。

少し沈めてリーリング開始。

来い!来い!

グンッ!

よっしゃ、キター!!

今度はさっきよりも重量感がある!

先ほどの失敗を踏まえ、今度は立ち位置も悪くない。

オープンエリアで充分に弱らせたのち、足下の瀬をかわし、安全な場所まで誘導できた。

目測でおよそ60ぐらい。

勝利を確信し、そのまま引き上げようとしたまさにその瞬間、

ヤツはその瞬間を待ち構えていたかのように反転し、
そして海へと帰って行った。

思わず声をあげ、天を仰ぐ。

しかし思い通りに魚を出せたことが、とても嬉しかった。

久しぶりに興奮し、記憶に残るいい釣行だった。

これだからヒラは止められない。



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