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藺灘波(イナンバ)遠征。

  • ジャンル:釣行記

藺灘波(イナンバ)。

石廊崎の南南東約120kmに位置する絶海の孤島。1500mの深海にそびえ立つ標高75mの岩礁に黒潮本流がぶちあたり、激流に回遊魚が集まると聞けば、誰しもがワクワクするフィールドではないだろうか?


今回お世話になった南伊豆の忠兵衛丸さんの船宿には、数々の釣果が魚拓に残されている。出船前に期待は否応無しに高まる。


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しかし、絶海の孤島への道中は甘くは無かった。。。南伊豆からイナンバまでは約5時間の道のり。海が悪く、生きた心地がしない暗闇の中でじっと耐えて過ごした。5時間のあいだ眠れたのはほんの一瞬だけだったように思う。


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船が止まり、大荒れで揺れる船室からやっとの思いで這い出して見れば、絶海の孤島は、人を寄せ付けぬ非情な存在に見えた。



ともあれ、遂に来たんだ!イナンバに!


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強風と雨、猛烈なウネリの中で僅かばかりの経験と準備してきたタックルを信じて釣りを開始。

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船長の指示ダナは、50-100mと広いレンジ。いつもの房総の感覚で言えば、「ボトムまで沈めて水面までしゃくって来てね。」と、言われているようなもの。しかも、水深が深いのでジグやラインにかかる抵抗が大きく、忠実にしゃくり続けるのは正直なところ結構キツイ作業となる。

前回の玄海遠征のときも同様に深い水深と広いレンジ指示されたが、こう言う場合こそ、メリハリをつけてしゃくるべきだと知った。つまり、狙ったレンジを集中してしゃくるようにしないと体も集中力も持たないのだ(汗

また、ラインが潮に押されて角度がついてしまうと、ジグが思い通りに動かせないばかりか、どのレンジをトレースしているか分からなくなるため、結果として、狙ったレンジまでジグを沈めて50mを丁寧にしゃくり、面倒でも一度巻き上げて回収して、落とし直すと言う作業を繰り返して、集中力を切らさないようにした。


船中、何本か魚は上がる中、私の最初にヒットした魚はアカチビキ。ヒットした後、あまり引かないなぁ、と思って巻いているとあっさり釣れた。

続いて、ジグを落とし込んでいる時に、ウネリに合わせて出た糸ふけが止まった。隣りでやっていたGenさんとおまつりしたかと思いきや、予想外のフォールバイト。竿先にきいてみると、急に魚が走り出した。体制を立て直して10mほど巻き込んだが、無念のフックアウト。おそらくフッキングが甘かったせいだろう。

ラインの色からアタリが出たレンジは約70m。前後30mを特に意識してフォールと巻き上げを繰り返していると、ウネリのタイミングとは違う糸ふけが出たので、鬼合わせを三発入れるとのった。

ポンピングでそこそこ浮いてくるので、余裕かと思いきや、船べりからラスト20mラインで一気に走られ、一進一退の攻防となる。

二度三度と、同じように寄せて来ては30mほどラインが出るのを繰り返しているうちに徐々に距離を詰め、舟下に潜り込まれないよう注意しながら、最後にネットに入った魚は、丸々太ったビンチョウマグロ。ヒラマサ狙いはさておき、、、結果オーライ(笑


その後も調子よく、あたり続け、ヒットに持ち込めたマグロらしきアタリは全部で5回。そのうちの3回は同じレンジでのフォールバイト。残りの2回は100mラインから根気よくワンピッチでしゃくっている時にヒットした。

5回のヒットのうち、2本をバラしてしまい、獲れたビンチョウマグロは3本。さらにカツオも一本追加して、結果として、自分的には出来過ぎな釣果となった。


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持ち帰って量ったところ、ビンチョウマグロは10kg、カツオは3㎏弱のサイズ。

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イナンバ、またいつか行ける日が来れば行きたい。



P.S. 今回は、ロロヒさん御一行に便乗させてもらっての釣行。その節は大変お世話になり、ありがとうござました。次回もよろしければ、ご一緒させてくださいね。

 

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