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【SEABASS】荒川・Black Envelopeの咆哮

9/2 中潮 ホーム

上げ3分で上げ側にイン。
誰も居らず。

では、なかった。(訂正)
上げ側は無人だったが、先行されていたかわんちゅさんの竿が置いてあった。
下げ側にいたかわんちゅさんがやってきて挨拶。
すぐにDさんも下げ側からやってきて挨拶。

どうも状況が良くないらしい。

潮位差が少ないため流れはあまりなく。
ベイトちょろちょろボイル稀。

お二人は様子見ということで撃たせてもらう。

例によってトップから。

しばらくしてDさんが小移動された。

シンペン。

かわんちゅさんも再開。
Dさんから2尾揚がった連絡で、かわんちゅさんも移動された。

小型ミノー。

ん~。。。

ジグヘッド。

表層から中層を流していき、明暗でちょんちょんからのグン!

きつめのドラグでスイープ合わせから強い追い合わせ。

もらった。

寄せて上げてタモ出し。

ネットまであと1mで、竿が上にある時にエラ洗いからフックオフ。orz

月初の一尾が・・・。

推定40up。

ジグヘッド12gのR-32で1バラし。

満潮間近になりベイトは見えなくなって下げ側に移動。

降りられないのでテトラの手前の護岸から。
後半戦開始。

まだベイトはあまり見えないが、再びトップから。

何事もなく下げの流れが効き出すとベイトザクザク、ボイルポンポン。

中距離から近距離を狙って撃っていくが当たりがこない。

近距離で定点ボイルしだしたので狙いを絞る。

しかし当たらない。

そうこうしているとさらに流れが効いてくる中、あっちこっちでバッコンバッコン始まった。

朝マヅメのラッシュだ。

アピールかと思い、クー130F、レスポンダー149F、エスクリム119Fとレンジを刻みながらデカいのを入れていくが当たりはない。

デカすぎるか。

サイズを下げてクー100Fと改、コスケ85F、サイレントアサシン99SPも反応なし。

下がってきてそろそろ危険水位。
軽く潜られてもテトラに擦ってラインブレイクの危険性が高いが、まだ下には降りられない。

しかしこの好条件で逡巡などしてはいられない。

さあ、勝負だ。

もっかい戻してトップから。

もうちょいアピールでマニック75。

手前の明暗ボイルを通過するように引き波やら水面直下を通していく。

パシャン!ジュボッ!

誤爆の嵐が吹き荒れる。

◆空が白み始める頃ヒット
「Black Envelopeが無駄竿でなかったことの証のために、良型入魂成就のために、荒川よ、私は帰ってきた!」

・・・。

そして、引き波アクションで明暗を通過後、暗がりをわずかに進むと、バッシャーン!と同時にズン!

その距離、テトラ前わずか5m。

Black Envelopeを使うようになってからは一番の重さだ。(ハクレンと巨鯉は除く)

この距離では少しでも頭が下を向くと、テトラに擦られてジ・エンドだ。

リーダーは12lb。
さらにリーダーの長さがわずか30cmしかなく躊躇はできない。

刹那に横方向のスイープで強いテンションを掛け暗がりから引きずり出す。

ドラグはギッチギチ。

豪快なエラ洗いを、セイゴ寄せるように空中で引っ張る。

絶対に頭は下に向けさせない。

あっという間にテトラに迫る。

頭を出したテトラと水面の間はまさに30cm。
(水面下テトラの少し下がっている部分と水面までの深さ)

テトラに接岸するまでのわずかな時間でドラグを少しだけ緩める。

ロッドのテンションは微かにも緩めることなく、一気にテトラ上空に引き込む。

護岸から1mの距離、少しだけあるスペースで右に左に泳がせる。

もはや潜る場所はない。

後ろを向いて魚を泳がせながら、後方に置いてあるランディングネットに手を伸ばす。

魚の動きを確認しつつ、手にしたポールを伸ばす。

潜るスペースがないのでランディングは簡単だ。

ネットインしたシーバスを陸揚げし、ガッツポーズ!

いいサイズだ。

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どこに刺さっていたのか血がだらだら。

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揚げたときは口に刺さっているのだが。

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そしてサイズはスズキサイズのジャスト60cm。

◇Bay RUF マニック75 PH+クリアチャートベリー

時間をかけて蘇生してさようなら。
ありがとう!

まだやっているお祭りを撃つべく再開。

すぐにお久しぶりキムさん登場。
速攻で場所を譲って楽しんでもらおうと、代わったもののすぐに明るくなり地合いは終わって静寂に包まれた。

よく見ると、マニックの針が4本伸びていた。
距離も時間もリーダーもサイズも、そして針も、まさに紙一重だったようだ。

これ、ベリーフックだったような・・・、よくもったな。。

キムさんは移動されるということで、こちらも納竿。


至近距離から60cmを一瞬たりとも潜らせずにしとめられたのは、Black EnvelopeのML・MHという、バットがMHであればこそだと思う。

もちろんこれは、あくまで自分の腕のなさをロッドが助けてくれたのであって、他のアングラーならこのロッドじゃなくても捕れていたかもしれない。

ロッドをプロデュースした嶋田仁正さんばりにランカーとはいかないものの、とんがり過ぎてるかなと思っていたロッドの特性が光った最高のファイトだった。

改めてよい竿に出会ったと感じた。

キムさんに、興奮してるねと言われたが、自分でもよくわかる。

辺見哲也さんが言っていた、サイズじゃなくても良い釣りがある、と。

この日のファイトはまさにそんな釣りだったろう。

最高に楽しかった。


そして、マニックはやはり神ルアーだった。


9月最初の釣果は60cmのスズキだった。


★タックル 
SHIMANO '15 STRADIC C3000HG 
SHIMANO '15 S903ML・MH/F Black Envelope
G-Soul Upgrade PE X8 16lb 
Jr.Seaguar 12lb

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