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16'純淡水域川鱸 ”月時々雨の夜…”

  • ジャンル:釣行記
何処かしら夏の終わりを感じる青空。
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雨降る中の深夜〜早暁の釣行で濡れたギア類を天日干し。
この時期はあっという間に乾いて夜に備えられるのが良い。

勿論、夜は大河での本命狩り…
日付が変わる前から深夜狙いの出撃。
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水位的に平水位とあって何処に入るか迷うような状況。
適当に実績ポイント数カ所を廻って行く作戦で攻めて行く。

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綺麗な八月の月と大潮の夜。

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まず最初はゴロタと瀬が絡んだポイントへ。
週末というのもあってか普段深夜は人気が無いエリアにも釣り人らしい人影。
対岸にはノーライトで浸かるジャンキーらしい姿も…

とりあえずはシャローランナー〜ミノーと堅い攻めで入る。
暫く流し続けるが何の反応も無い為にシンキングペンシルにチェンジしシャローエリアのボトムドリフト。
飛距離&角度を変えトレース調整をしながら攻めて行く。
居れば喰うであろう位置まで流し込んでも反応が無い為、少しずつ自分が下りながら食わせの位置を模索して行く中、予想よりも下流側で”カッ”と鋭く金属的なショートバイト。

”居たか…”

乗らなかったお触り的バイトに次こそはと同様のラインを流していると”グーンッ”と押さえ込む様な違和感に一気にロッドを煽りながらの巻き合わせを入れると沖のシャロー帯で”ゴババババーッ”と派手に割れる水面。

”良し喰った!”

遥か沖から感じる首振りと走りからして本命確定。
図太い流心の流れに乗った相手は下流に向かって突っ走る。
流速は速いがサイズ的に良型フッコクラスと思われる相手に此処は無理せず一旦走らせてから寄せに入る作戦。
そして止まった相手をじっくりと寄せに入るが反転流の淵でドラグを唸らせる数回の激しい突っ込みを繰り返す。
浮上した相手をヘッドライトで照らし出すと予想より一回り大きめのなんとか自分達的スズキサイズといった感じの魚体。
そして鰓洗いを利用してのズリ上げ&グリップランディング。

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今夜は出逢えた清流鱸。

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71cm、3.0kg弱の自分達的スズキサイズ。

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この時期らしい純淡水域標準体型。

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美しく格好良い魚体に暫し見蕩れる…

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撮影後はしっかり時間を掛けて蘇生。

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渇水&高水温のこの時期はいつも以上に丁寧に。

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流れの効いた場所で自ら泳ぎ出すまで見守る。

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そして大河の流れに帰って行った。

そして次も引き続き同様の攻めで同じラインを流してみる。
すると再開一投目で”カーンッ”と再び鋭い金属的バイトに重みが乗った。

”まだ居たか!?”

連発に興奮しながら再びのファイト開始。
感じ的に先程同様の良型の模様。
図太い流れの中を寄せてくると”ゴババババーッ”と痺れるような派手な鰓洗いを一発。
そしてもう一度”ゴバッ”と水面を割ったと同時に抜けるテンション。
二本目は惜しくもバラし…

その直後に部厚い雲に覆われいきなり降り出す強い雨。
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そのまま続行するも次は無い為、ポイント移動。

次は闇の水面遊戯ポイントへ。
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砂礫の地形変化で流れが今一になってしまったエリアをペンシルポッパーオンリーで攻めて行くが何も起きない為に直ぐに見切りを付ける。

次は平水&減水時の荒瀬ポイント。
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狙いの流れに小型ミノーを流し込むと一投目から”カンッ”と鋭いバイトと同時に”ギューン”と一気に絞り込まれるロッド。
直様”ゴババーッ”と荒瀬の中で派手に割れる水面。
感じ的に本命フッコサイズのファイト。
居れば勝負は早いなと思いながら相手との間合いを詰めていると鋭い突っ込み直後に”プンッ”と感じる肉切れの感覚と同時に抜けるテンション。

”マジか…”

一夜二本の本命逃しに落胆するも次も有るんじゃと心を入れ替えて直ぐに攻め込んで行くが次は好敵手…
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その後は反応の無い時間が過ぎて行き荒瀬は諦め一旦上陸。
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月は顔を出しているが小雨は引き続き降り続く。

車内に戻り、時折強まる雨に早暁は諦めて納竿しようか迷いながらとりあえず車を走らせる。
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あと数十分で東の空が明るくなってくる時間。
雨天&ローライトは何故かノーなボイルポイントだが、どうせこの時間までやったならと最後は結局いつものボイルポイントへ向かう。

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到着すると同時に東の空が薄明るくなってきた。
最初は清流鱸に特化したサブサーフェイスミノーで攻めて行く。
数投繰り返したサーフェイスドリフト後に回収を掛けたところ5メートル手前位で”カッ”と鋭いバイトと同時に水面が”モワ〜ン”と揺れる。
おそらく本命だろうと思う相手はミスバイト。
重みは乗らなかった為に再びのバイトを期待しながら同様に攻めるが次は無い…

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そうしているうちにあっという間に夜が明けて来た。

すると水面こそ割れないが明らかにフィッシュイーターがベイトを追い回し揺れる水面。
直様ペンシルポッパーにチェンジし沖に打ち込んでからの高速ドッグウォーク。
そして回収寸前で”ゴバッ”と食い上げ。
乗らなかった相手は捕食音からしてフッコか虎柄か分からないサイズの魚。
急いで再度打ち込み、高速ドッグウォークを繰り返していると5m程先で再び”パーンッ”と水柱が立つがまた乗らず…
バイト&捕食音からして相手はどうやら本命。

昨年もこんなやきもきしたやり取りがあった事を思い出しながら再びの高速ドッグウォーク。
そして先程と同様の位置で”パーンッ”と再びの水柱と同時にロッドがギュイーンと絞り込まれた。

”良し乗った…”

三度目の正直で乗った相手は水面を派手に割り続けるフッコサイズ。
それなりの近距離で掛けたのとサイズ的にもランディングは早かったがパワーの有り余った相手はフッコといえども暴れまくって気持ち良い位に水を浴びてしまった。

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最高の清流水面遊戯。

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59cmのフッコサイズ。
このサイズらしい美しい銀鱗。

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早暁&水面遊戯の一本はサイズ問わず気持ち良い。

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このサイズらしく振り切るように大河の流れに帰って行った。

続けて追加を狙う中、レギュラーサイズの虎柄が二回水面を割るが二回共バラし。

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そして完全に夜が明け大河が静けさを取り戻したタイミングで納竿。

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終わってみればバイト&バラシを含めると完全淡水域としてはそれなりに良い反応が得られた。

月夜と潮回りの影響なのか?
これだけは魚に聞いてみないと分からない…

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