【Mannas&Respect】サクラマス料理

今回はキープしたのでお料理編です。
骨ひとつも無駄にせず全て美味しく食べたい。日頃、スーパーで魚の切り身、お肉のパックで鶏肉、豚肉、牛肉とかからスタートの食材やとついついそういう所忘れがちですが、自分で釣ってきて捌いて食べると思い出します。頂いてる命。大切な事ですねー。

しかし、サクラマスの口を触れた時に牙で指の皮ズタっとやってしまっててシミたんで志津香さん(嫁)にお願いしました。

先ずはうちの錆びて使い物にならない出刃庖丁を研ぎに出す所から。普通研ぎには数日かかる事が殆どやと思いますが、僕の住んでるここ武生は越前打刃物の里。

池の上の工業団地の丘の途中に良いところあります。なんとメンテに出している間、無料でレンタル出刃庖丁できてしまうんです。武生近郊の方は是非おススメしますwちかも仕上げりが凄まじいです。僕はうちで研ぐのはやめて職人さんにお願いしよっと、仕上がりを見て早々に見切りました。安いしw

バチバチのレンタル出刃庖丁をゲットしていざスタート。

3枚におろして皮はつけたままサク切りに。アニサキス対策の為数日は冷凍庫で寝かせます。その後は勿論、絶品ルイベ。

アラはアラ汁用に。

頭はエラや血をキレイにしてから半分に割ってお頭焼き用に。

それぞれ水分をしっかり拭き取った上で小分けにして使用出来るようにラップで包んで、ジップロックで冷凍庫へ。

そして、忘れてはいけない内臓系。絶対捨てないでください。もし捨てるなら我が家にくださいm(_ _)m

先ずは胃。僕はサクラマスを捌く際は絶対、胃の内容物を確認します。過去何度かサクラマスを捌いた時は何もなかった個体、クロカワ虫やカゲロウの幼虫みたいなのを食べていた個体、小さな砂利(？)のような物があった個体と様々でしたが今回はちょっと驚愕しました。

志津香さんにいたっては絶叫してましたw

大量のクロカワ虫！！写真の量はちょっと流れた後で、それこそ胃袋パンパン隙間なく詰まっていました。大増水の後っていうのもあるんでしょうが、それにしても食い過ぎ。食べない説は何処へ行ったんでしょう（´-`）.｡

僕の前に釣れた方の個体もクロカワ虫いっぱい食べてたみたいやし。

その胃も半分に割いて中のヌメリがとれるまでしっかり洗います。塩、胡椒を強めにして食べ易くスライスして炒めると！！
歯応えはタケノコ(ホルモンの)に若干近いけどもっとプツプツと噛み切れる不思議な感じ。美味すぎます。ウェーっと舐めてかかるとえらい目に遭いますよ。お酒を事前にご用意くださいw

レバーも洗ってからキッチンペーパーで水気をしっかり切ります。これも焼いてみたりもした事ありますが、それだと臭みがたつ。これに出会ってからはこの食べ方以外は考えられないのは、Back to di basic茹でてポン酢と大根おろしとネギと一味。あん肝、カワハギの肝色々ありますが、これは遥かに超えています。

卵は酒でよく洗ってから小さな器にいれて醤油に漬けて冷蔵庫で一晩。前代未聞の弾ける食感がたまりません。言うと数の子に若干近いプチプチさ。御飯がススム君保証です。

この遺伝子を九頭竜の先へ繋げる為直ぐに傷付く前に流れへと戻すか？持って帰って食べるか？大きな話ですが、各々がしっかり考えなあかんところですね。結局自分らに返ってくる問題ですもんね^^;

僕もですが皆さんも折角持って帰るならば捨てる所ひとつなく最高に美味しく頂きましょうm(_ _)m

サクラマスは本当にビックリする位美味しい魚です。それをまたあの鮮度で味わえるのも僕ら釣り人の特権ですから。

iPhoneからの投稿