【keep　casting　story】 ENVY投入と良型アフター

（といっても２月末の原稿提出が残っているのだけれど…）

鼻と目に装備された
「高感度春の訪れセンサー」
が大変なことになり始めました。自然界はもう春です。

そんな折、３月発売のENVY９５&１０５が届いたので
ちょっと行ってみるか！と釣友の太一と共に久々の河川シーバスへ

久々にやると
「こんなに楽しかったっけ？」てなぐらい
釣れない時間帯でも楽しかったりして・・・
失ってはじめて気づく大切さ。あると思いますｗ

さて、ENVYですが

105は前々からサンプルを貰っていたので
大体掴めていたのですが
どうも自分で着けてたフックの番手が違ったらしく
純正だと物凄く艶めかしくなりました(笑)
加えてレンジ・スピードコントロールしやすい。

95は105に比べレンジは上ですが
スっとお尻から入るフォールは同じ。
あと動きがプリプリしててものすごくカワイイ(笑)
河川で使うならホントにデッドスロー！
河川で使う場合は一度流れに当てて見てみる事をオススメします。
止水を想定した特性から、強い流れで巻くと浮上・破綻しがちですが
デッドもデッドで流すと漂いながらプリプリと動くので
これはこの時期の武器になりそう。
この加減が河川で使うキモかなと思います。

この時期の王道でもある下流域に入り
下げ止まり前からのスタート。
チラホラとセイゴ級のライズは認められる程度。

まだ流れは効いているのでENVY105からスタート。
表層皮一枚のレンジにチェックを入れてみますが
あまりベイトが浮いていないのかショートバイトが散発的に出るのみ。

2枚ほど下のレンジにミニヨレを投入。
流れに対して完全にダウンの状態で入れて
スローに巻き上げてきた所でガツン！！

最初こそ全く引かず、50cm程に感じる程でしたが
寄せてきてからの力強いダッシュ。
2回のランをかわしてネットイン。

78㎝
今年初の良型キャッチです。

尻ビレのハタキ傷や
ヒル付きなどの特徴からやはりアフターの個体。
その割には回復の進んだ魚でした。

上げが効いてくると
ベイトが入ってきて表層に押し上げられ始めます。
表層ではセイゴのライズも盛んに出るようになり
ミニヨレのスピードと深度ではキツイ時間帯。

ENVY95にチェンジし
表層をデッドスローで流します。

これが功を奏してHIT！

45㎝程の個体ですが
口の中にはアミとシラスが大量に！！

デッドスピードで表層をレンジキープしながら
僅かにテールを振る動きがバイトを導いたものと思われます。

ENVYについてはバチやサヨリパターンが取りざたされていますが
案外使い道は多く、普段のローテの中に組み込む使い方も
大アリな気がする今回の釣行でした。

[タックル]
ENVY95（ぴんきー）
ヨレヨレミニ（花火）

MIDWATER902TR
05EXIST2508R
SEABASSPE PowerGame #1.2
JIGGINGLeader 20lb

とまあこれだけならキレイに終われたのだけれど
上がってきてみると股の辺りがひんやりと・・・

（ん・・・？えッ!!!!?）

一瞬自分を疑いましたが
もう22歳、一応良いオトナです。
そんな”失敗”は有ってはならないのです。

先に申告しないと
あらぬ疑いを掛けられ
意味の解らない気を使われ
果ては変な距離を置かれかねない。
先手必勝！筆者はそう考えて切り出した。

筆者:おう、太一。これ見てみろよ（真顔）

太一：うっそだろｗｗｗお前ｗｗｗ

筆：違うからね！
　　コレ外側だけだかんね！！

太：やめてｗｗｗハラ痛いｗｗｗ

筆：ほら内側触ってみろよこれ！
　　濡れてないから！！

太：何でだよｗｗｗイヤだよｗｗｗ

小腹がすいたとのたまう友人に
ドライブスルーを提案したのもムリは無い。
こんなので店入れるかッ！！ｗ

買い替えを検討したものの
苦学生にそんな資金はなく
シーリングを必死にコートする日曜の昼下がり。