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カマスの魚醤干し

  • ジャンル:日記/一般
スズキを解体した後、9.15,18両日に捕獲して冷凍保存しておいた、アカカマス1尾、ヤマトカマス11尾(ヤマトカマス5尾は隣家にお裾分け済み。)を解凍し、干物造りを開始しました。

鱗落とし、使用している包丁は、小出刃(鯵切り)片刃仕様。

背開きにします。

内臓を取り、血合いを古歯ブラシで取り去ります。

取り出した、内臓は纏めて魚醤の原料に転用します。

左:過去に購入した魚の内臓で作っておいた自家製魚醤、右:昨年仕事で出張していたシンガポールで購入した市販の魚醤。

市販の干物網。

開いたカマスは、水切りします。

通常の干物は、8%前後濃度の塩水に魚体を漬け込みますが、今回は自家製魚醤の希釈液に漬け込みます。市販の魚醤:ナンプラー、ニョクマム、いしる、しょっつる、イナカゴ醤油等でも宜しいです。

容器に魚醤をあけ・・・

好みの濃度に希釈します。

カマスを漬け込みます。

30分経過しました。

魚体を取り出し、水切りします。

貯め水で、魚醤を洗い流します。



キッチンペーパーで、水気を取ります。

干物網に魚体を入れて、天日で乾燥させます。
後は、乾燥するのを待つだけです。

今回は、難易度の高い技を使っています。魚醤という調味料は、旨味が濃縮されている反面、特有の臭気があり、人により好き嫌いがはっきり分かれます。
市販の魚醤ですらこの有様ですから、まして自家製魚醤等はその極めつけですね・・・

伊豆諸島特産の干物『くさや』に製法としては、非常に似ています。
反面魚体の有効利用の観点から言いますと利用率はおそらく90%以上になると思います。

因みに自家製魚醤の熟成に要した期間は約3年掛かりました。
非常に気の長い話です。
それでも『くさや液』の数十年~数百年に比べれば微々たるものですが・・・(^^)


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