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▼ PEラインという選択
こんにちは。
しばらく更新していませんでしたが、ネタがなかったわけではなく、しばらく釣りに行けていないことと、あまり時間に余裕がなかったことが原因です。
今回は、私がシーバス釣りをはじめた上で愛用している「PEライン」というものについて書きます。
みなさんご存知の通り、釣りに使われるラインには種類があります。
自分の好みや、釣り方に応じて最適なものを選択し使うわけです。
①ナイロン
永遠のスタンダード。
どんな釣りにも使える最も使いやすいラインです。
水に浮く、もしくは漂います。
②フロロカーボン
ライン自体が硬く伸びが少ないため、傷への耐性やアタリのわかりやすさで、ナイロンを上回ります。
水に沈みます。
③エステル
フロロカーボンに近い性質を持っています。
アタリはよりわかりやすいです。
水に沈みます。
④PE
他のラインと比べて引っ張り強度が圧倒的に強く、アタリも分かりやすいラインです。
水に浮きます。
シーバス釣りをされる方にはもはや常識ですが、ほとんどの方がPEラインを選択されます。
理由は、その強度からより細い号数を選択できるため、ルアーの飛距離、またライン操作の点で優れているからです。
もちろん、感度も良いためアタリや水中の情報がより多く伝わってきます。
しかし、良いことばかりではありません。
弱点もあります。
まず、ラインを細くするがゆえ、ちょっとした気がつかないような傷が切れる原因となります。
これは、イメージしてもらえれば分かると思いますが、綱引きで使うような太いロープに深さ0.1ミリの傷をつけたところで、引っ張って切れるようなものではありません。
しかし、それが0.2ミリの太さのラインであれば、半分まで傷が入ることになります。
これが致命傷となるわけです。
そのため、一番傷がつきやすいライン先1から2メートルくらいまでにリーダー(ナイロン、フロロ)をつなぐことで強度を補います。
次に結束の問題があります。
他のラインだと問題になることは少ないのですが、いわゆるPEライン用と呼ばれる結び方でないと、結び目の強度が大きく落ちます。
私はFGノットと呼ばれる方法で結束をしていますが、うまく結べるようになるために練習が必要となります。
最後にトラブルの多さ。
一番トラブルが起きにくいのは、ナイロンラインとなるわけですが、しなやかさと張りのバランスの良さが影響しています。
PEラインは張りがあまりないため(クタクタとかヘナっとした)、油断しているとバックラッシュを起こしてしまいます。
決して最高のラインとは呼べないところはありますが、現存している中ではベストな選択となります。
これらの問題よりも、飛距離や感度のメリットが大きく上回るためです。
問題と言いましたが、慣れることでほぼデメリット無しで使うことが可能となります。
傷への弱さはリーダーで補い、トラブルへはキャスト後のライン処理で補えます。
つまり、飛距離が伸びてアタリがわかりやすく、強度も抜群のラインが手に入ることになります。
これを使わない手はありません。
また、個人的にですが、先に述べたことと矛盾しますが、PEラインのしなやかさがメリットであると感じています。
なんというか、硬いPEラインは使い難いのです。
それならば、ナイロンラインを使ったほうがマシとさえ考えています。
キャスト後のライン処理さえしっかりすれば、どんなラインでもバックラッシュすることはないとすると、しなやかさがライン操作においてメリットになります。
その上で、私が考えるPEラインの最高峰は、
「アバニシーバス マックスパワー」
「シーバスPE パワーゲーム」
となっています。
号数は、飛距離と強度のバランスを考えて0.8号。
強度は強すぎるくらいなので、0.6号に落として飛距離をと考えたこともあるのですが、ほんの些細な傷への不安から0.8号としています。
また、これはあくまでも私の使用するタックルでのベストな選択であって、例えば硬い竿を使うのであれば、号数は1号以上を推奨します。
個人的にですが、釣行後にライン先を1メートル程度捨てるようにすると、常にラインが入れ替わるため、ラインブレイクを防げると感じています。
毛羽立ってから切る方もいると思いますが、毛羽立ちはすなわち強度がかなり落ちた状態のため、問題が起こってから対処するのではなく、問題が生じる前に対処すべきです。
あのモンスターとの出会いを望むのなら。
しばらく更新していませんでしたが、ネタがなかったわけではなく、しばらく釣りに行けていないことと、あまり時間に余裕がなかったことが原因です。
今回は、私がシーバス釣りをはじめた上で愛用している「PEライン」というものについて書きます。
みなさんご存知の通り、釣りに使われるラインには種類があります。
自分の好みや、釣り方に応じて最適なものを選択し使うわけです。
①ナイロン
永遠のスタンダード。
どんな釣りにも使える最も使いやすいラインです。
水に浮く、もしくは漂います。
②フロロカーボン
ライン自体が硬く伸びが少ないため、傷への耐性やアタリのわかりやすさで、ナイロンを上回ります。
水に沈みます。
③エステル
フロロカーボンに近い性質を持っています。
アタリはよりわかりやすいです。
水に沈みます。
④PE
他のラインと比べて引っ張り強度が圧倒的に強く、アタリも分かりやすいラインです。
水に浮きます。
シーバス釣りをされる方にはもはや常識ですが、ほとんどの方がPEラインを選択されます。
理由は、その強度からより細い号数を選択できるため、ルアーの飛距離、またライン操作の点で優れているからです。
もちろん、感度も良いためアタリや水中の情報がより多く伝わってきます。
しかし、良いことばかりではありません。
弱点もあります。
まず、ラインを細くするがゆえ、ちょっとした気がつかないような傷が切れる原因となります。
これは、イメージしてもらえれば分かると思いますが、綱引きで使うような太いロープに深さ0.1ミリの傷をつけたところで、引っ張って切れるようなものではありません。
しかし、それが0.2ミリの太さのラインであれば、半分まで傷が入ることになります。
これが致命傷となるわけです。
そのため、一番傷がつきやすいライン先1から2メートルくらいまでにリーダー(ナイロン、フロロ)をつなぐことで強度を補います。
次に結束の問題があります。
他のラインだと問題になることは少ないのですが、いわゆるPEライン用と呼ばれる結び方でないと、結び目の強度が大きく落ちます。
私はFGノットと呼ばれる方法で結束をしていますが、うまく結べるようになるために練習が必要となります。
最後にトラブルの多さ。
一番トラブルが起きにくいのは、ナイロンラインとなるわけですが、しなやかさと張りのバランスの良さが影響しています。
PEラインは張りがあまりないため(クタクタとかヘナっとした)、油断しているとバックラッシュを起こしてしまいます。
決して最高のラインとは呼べないところはありますが、現存している中ではベストな選択となります。
これらの問題よりも、飛距離や感度のメリットが大きく上回るためです。
問題と言いましたが、慣れることでほぼデメリット無しで使うことが可能となります。
傷への弱さはリーダーで補い、トラブルへはキャスト後のライン処理で補えます。
つまり、飛距離が伸びてアタリがわかりやすく、強度も抜群のラインが手に入ることになります。
これを使わない手はありません。
また、個人的にですが、先に述べたことと矛盾しますが、PEラインのしなやかさがメリットであると感じています。
なんというか、硬いPEラインは使い難いのです。
それならば、ナイロンラインを使ったほうがマシとさえ考えています。
キャスト後のライン処理さえしっかりすれば、どんなラインでもバックラッシュすることはないとすると、しなやかさがライン操作においてメリットになります。
その上で、私が考えるPEラインの最高峰は、
「アバニシーバス マックスパワー」
「シーバスPE パワーゲーム」
となっています。
号数は、飛距離と強度のバランスを考えて0.8号。
強度は強すぎるくらいなので、0.6号に落として飛距離をと考えたこともあるのですが、ほんの些細な傷への不安から0.8号としています。
また、これはあくまでも私の使用するタックルでのベストな選択であって、例えば硬い竿を使うのであれば、号数は1号以上を推奨します。
個人的にですが、釣行後にライン先を1メートル程度捨てるようにすると、常にラインが入れ替わるため、ラインブレイクを防げると感じています。
毛羽立ってから切る方もいると思いますが、毛羽立ちはすなわち強度がかなり落ちた状態のため、問題が起こってから対処するのではなく、問題が生じる前に対処すべきです。
あのモンスターとの出会いを望むのなら。
- 2016年7月2日
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