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▼ 自作のルアーがもたらす新たな驚き
- ジャンル:釣行記
- (クロソイ, メバル, 自作ルアー, EXSS-66UL, PALMS Expression)
俺が大切にしてるルアーフィッシングの楽しさの一つが「驚き」。
匂いも味もない、自然界の餌とはおよそ質感の違うハードルアーに魚が食ってくる不思議。
「ウソ!?こんなのにも食ってくるのか!?」という驚きが、俺を深い深いルアー沼へと誘うのです。
しかし、驚きを求めてアレも・コレもと手を出していては、どうにもルアー代が嵩んでしまいます。
また、売り場に並んでいるルアーは、いずれも釣り具専門メーカーの厳しいテストをくぐり抜けて製品化されているものばかりなので、使い方さえ間違えなければ「釣れる」品ばかり。
そう考えてしまうと、最近は驚きが若干減退気味だったことも事実…
(とはいえ、俺の腕では既製品をもってしても「爆釣」になることは少ないですが…)
ということで、次なるステップを目指すことに。
「自作のルアーで釣ってやろう」
腰痛で休釣中の期間は、ひたすらバルサ材を削ってました。
※遠近法の効果が出てしまってますが、本当は手前のルアーが一番小さいです。
ちなみに一番上のヤツは、うちのライト用プラグ二枚看板の一角であるブリーデンのミニマルをパクりました。
オリジナリティを出す前に、まずは実績あるルアーを真似てみるのがいいかなと。
本家と異なる点として、シンカーは頭部に埋め込み、極力余分な水の抵抗をなくしています。
並べてみると、くびれの位置が若干違うなぁ…
まあいいや。目的は、似せることじゃなく釣ることだ。
さて、お手製ルアーズは俺に新たなる驚きをもたらしてくれるのでしょうか?
いつものポイントでテスト。
まずはミニマルもどきから。
明るいうちにアクションを試したところ、フォールスピードはミニマルシャローとノーマルの間。
シャロー寄りでしょうか?スローシンキングという感じ。
ダート幅も50cmくらいは出せるようで、はっきり言って上出来も上出来。
ここまで狙い通りのものができるとは思っていなかったため、若干ニンマリ。
コピー元のルアーの基本性能が高いが故のことでしょう。
勝負は完全に暗くなってから。
少し藻に引っかかる程度のレンジをスローに。
ミニマルシャローと同様の使い勝手であれば、基本はトゥイッチを入れずにストップ&ゴー。
ストップ時のスローフォールで食わせたいところ。
コースを変えて何度か引いていると、コンッ、と反応が!!
フッキングには至らなかったものの…
…俺が作ったルアーに魚が反応した…?
これはやれる。
既製品よりも…とは行かないまでも、少なくとも魚との勝負は成立しそうな気配。
再び同じところを丁寧に丁寧に…
ククンッ!!
キター!!!!!!!!!
ウソ!!信じられん!!
自作のルアーに魚が食ってきた!!
慎重に慎重に、ドラグも思いっきり緩めて、手を添えて調節。
自作ルアーでの記念すべきファーストフィッシュをバラすわけには行かない。
普段の7倍(当社比)ほど慎重なファイトの末に顔を出したのは、小型のメバルさん。
サイズは明らかにショボイものの、問題はそこじゃねぇ!!
デザインは完全に既製品の模倣ですが、それでも自分が削り出したものが自然界に通用したというのは…
初めてワームで魚を釣ったとき、初めてプラグで魚を釣ったときと同じくらい、いやそれ以上の興奮です。
しかし、たまたまこの個体が興味を示しただけかもしれない…
この一匹だけでルアーの完成度を論じるわけにはいきません。
ちょいと別のコースで、同様のアクションで引いてくると…
…やっぱり反応アリ!!
またも小さいですが、反応してくる魚は居るということです。
これは「通用している」と見ていい!?
フォールを長めにとると、クロソイにも効果あり。
白に近い色が、さらにクロソイに効果的だったのかもしれません。
一匹釣れれば合格と思っていたのですが、ソイもメバルもちゃんと反応してくれるなんて!!
フッキングに至らなかったものや、ファイト中にバラしてしまったものを含めると、釣った分の3倍くらいは反応を得ています。
ニヤニヤが止まりません…
この段階でほぼ満足なのですが、せっかくなのでちょっとルアーを替えてみます。
集合写真で一番手前の小さいやつ(39mm)に。
これは、ラパラのCD3のサイズ感をヒントにしつつ、浮力を大きめにして超スローフォールを目指したもの。
リトリーブ時の動きはほとんどなく、「流す」使い方を想定したものです。
その目論見は…
当たり!!
リーリングを止めて流れに乗せた時にガツン!!と。
このポイントは、こういう流せるルアーがあると強い場合があるんですが、思い通りの仕事をしてくれました。
この魚を最後に、アタリも遠のいてきたので、潮止まりのタイミングで店じまい。
自分の削ったルアーで、それも初回で5匹も釣れれば上出来です。
実釣前はボーズを覚悟していたくらいですから…
ちゃんと自分の釣りのイメージができていて、それを叶えたいという思いでルアーを組めば、魚もそれに答えてくれるんですね。
今回は初めてだったので、とにかく重心を下げて、まっすぐ泳ぐド安定な設計にしましたが、工夫の余地はありそう。
もう少し重心を高くするなどして、安定感をあえて崩してやると、流れのヨレで大きくヒラを打つようになるかもしれません。
そうすれば、流れの中に放置しているだけでリアクション的な食わせ方が可能になるかも…
…なんてことを考え始めると、釣り場に立てない悪天の日ですら楽しくなりそうです。
これからしばらくは、家の中でおがくずを量産する暮らしが続きそうです。
「市販品より釣れるじゃん!!」という驚きはまだまだ先になりそうですが…
もう少し知識と技術が向上すれば、「こういうルアー欲しいんだけど、店に売ってないんだよな…」というものまで作れるようになるのでしょうか。なれるといいなぁ…
驚きを発掘しようとすれば、いくらでも出てくるんですね。
これだから、釣りはやめられません。
匂いも味もない、自然界の餌とはおよそ質感の違うハードルアーに魚が食ってくる不思議。
「ウソ!?こんなのにも食ってくるのか!?」という驚きが、俺を深い深いルアー沼へと誘うのです。
しかし、驚きを求めてアレも・コレもと手を出していては、どうにもルアー代が嵩んでしまいます。
また、売り場に並んでいるルアーは、いずれも釣り具専門メーカーの厳しいテストをくぐり抜けて製品化されているものばかりなので、使い方さえ間違えなければ「釣れる」品ばかり。
そう考えてしまうと、最近は驚きが若干減退気味だったことも事実…
(とはいえ、俺の腕では既製品をもってしても「爆釣」になることは少ないですが…)
ということで、次なるステップを目指すことに。
「自作のルアーで釣ってやろう」
腰痛で休釣中の期間は、ひたすらバルサ材を削ってました。
※遠近法の効果が出てしまってますが、本当は手前のルアーが一番小さいです。
ちなみに一番上のヤツは、うちのライト用プラグ二枚看板の一角であるブリーデンのミニマルをパクりました。
オリジナリティを出す前に、まずは実績あるルアーを真似てみるのがいいかなと。
本家と異なる点として、シンカーは頭部に埋め込み、極力余分な水の抵抗をなくしています。
並べてみると、くびれの位置が若干違うなぁ…
まあいいや。目的は、似せることじゃなく釣ることだ。
さて、お手製ルアーズは俺に新たなる驚きをもたらしてくれるのでしょうか?
いつものポイントでテスト。
まずはミニマルもどきから。
明るいうちにアクションを試したところ、フォールスピードはミニマルシャローとノーマルの間。
シャロー寄りでしょうか?スローシンキングという感じ。
ダート幅も50cmくらいは出せるようで、はっきり言って上出来も上出来。
ここまで狙い通りのものができるとは思っていなかったため、若干ニンマリ。
コピー元のルアーの基本性能が高いが故のことでしょう。
勝負は完全に暗くなってから。
少し藻に引っかかる程度のレンジをスローに。
ミニマルシャローと同様の使い勝手であれば、基本はトゥイッチを入れずにストップ&ゴー。
ストップ時のスローフォールで食わせたいところ。
コースを変えて何度か引いていると、コンッ、と反応が!!
フッキングには至らなかったものの…
…俺が作ったルアーに魚が反応した…?
これはやれる。
既製品よりも…とは行かないまでも、少なくとも魚との勝負は成立しそうな気配。
再び同じところを丁寧に丁寧に…
ククンッ!!
キター!!!!!!!!!
ウソ!!信じられん!!
自作のルアーに魚が食ってきた!!
慎重に慎重に、ドラグも思いっきり緩めて、手を添えて調節。
自作ルアーでの記念すべきファーストフィッシュをバラすわけには行かない。
普段の7倍(当社比)ほど慎重なファイトの末に顔を出したのは、小型のメバルさん。
サイズは明らかにショボイものの、問題はそこじゃねぇ!!
デザインは完全に既製品の模倣ですが、それでも自分が削り出したものが自然界に通用したというのは…
初めてワームで魚を釣ったとき、初めてプラグで魚を釣ったときと同じくらい、いやそれ以上の興奮です。
しかし、たまたまこの個体が興味を示しただけかもしれない…
この一匹だけでルアーの完成度を論じるわけにはいきません。
ちょいと別のコースで、同様のアクションで引いてくると…
…やっぱり反応アリ!!
またも小さいですが、反応してくる魚は居るということです。
これは「通用している」と見ていい!?
フォールを長めにとると、クロソイにも効果あり。
白に近い色が、さらにクロソイに効果的だったのかもしれません。
一匹釣れれば合格と思っていたのですが、ソイもメバルもちゃんと反応してくれるなんて!!
フッキングに至らなかったものや、ファイト中にバラしてしまったものを含めると、釣った分の3倍くらいは反応を得ています。
ニヤニヤが止まりません…
この段階でほぼ満足なのですが、せっかくなのでちょっとルアーを替えてみます。
集合写真で一番手前の小さいやつ(39mm)に。
これは、ラパラのCD3のサイズ感をヒントにしつつ、浮力を大きめにして超スローフォールを目指したもの。
リトリーブ時の動きはほとんどなく、「流す」使い方を想定したものです。
その目論見は…
当たり!!
リーリングを止めて流れに乗せた時にガツン!!と。
このポイントは、こういう流せるルアーがあると強い場合があるんですが、思い通りの仕事をしてくれました。
この魚を最後に、アタリも遠のいてきたので、潮止まりのタイミングで店じまい。
自分の削ったルアーで、それも初回で5匹も釣れれば上出来です。
実釣前はボーズを覚悟していたくらいですから…
ちゃんと自分の釣りのイメージができていて、それを叶えたいという思いでルアーを組めば、魚もそれに答えてくれるんですね。
今回は初めてだったので、とにかく重心を下げて、まっすぐ泳ぐド安定な設計にしましたが、工夫の余地はありそう。
もう少し重心を高くするなどして、安定感をあえて崩してやると、流れのヨレで大きくヒラを打つようになるかもしれません。
そうすれば、流れの中に放置しているだけでリアクション的な食わせ方が可能になるかも…
…なんてことを考え始めると、釣り場に立てない悪天の日ですら楽しくなりそうです。
これからしばらくは、家の中でおがくずを量産する暮らしが続きそうです。
「市販品より釣れるじゃん!!」という驚きはまだまだ先になりそうですが…
もう少し知識と技術が向上すれば、「こういうルアー欲しいんだけど、店に売ってないんだよな…」というものまで作れるようになるのでしょうか。なれるといいなぁ…
驚きを発掘しようとすれば、いくらでも出てくるんですね。
これだから、釣りはやめられません。
- 2017年3月12日
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