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清流シーバス~貴重な1匹~

  • ジャンル:釣行記
7月29日夜勤明け。更に2日前から咽頭痛、鼻水、咳が続いている。

更に帰ってきてから見たTVで不愉快な思いをしてしまう。(前回ログ参照)

最悪のコンディション。


しかし癒しを求めて河口から約30キロ。家から3分の川へ向かう。


まだフッコクラスしか確認できていないポイント。


清流シーバスはわからないことだらけ。


でも、何もわからない釣りを自分の力だけでやっていく。

それが自分なりの釣りの楽しみ方。


さぁ今日も釣れなくてもいい。

何かを学んで帰るぞ。

(本心は60㎝以上の鱸を狙う)


とりあえず以前釣れた流れを狙うが何も起きない。

それから他のポイントを攻めていく。

河口や中流域でやってきた釣りをベースに…

流れの強さを感じながら…


しかし上手くはいかない…

普段している事はやり尽くした…


何が違うんだ。



とりあえず少しだけ上流へ歩く。

全然攻めていないポイント…


なぜ攻めていなかったか?


他のポイントに比べて浅い為にアホみたいに流れが速くなる。

そんなポイント。



ダウン投げたらルアー回収にすごい抵抗を感じるようなポイント。
周囲から見たら魚とファイトしていると勘違いする人もいるかも(笑)


アップにしか投げられない。

アップに投げたとしても高速回収しないと糸フケが出すぎてルアーコントロールできない。



そんなポイントを攻めてみた。


河口や中流域では経験できない流れ。



低い弾道で思いっきりアップへキャスト。


着水と同時に高速リーリングとロッドワークでルアーにアクションを与えながらアピール。


数投目でわずかにアタリを感じる。


思いきって合わせてみると…

生命力のある重量感が伝わってくる。


すると危機感を感じたのか下流の方へすぐに走り出す…


ヤバイ!

下流に行かれると瀬が点在している。


そっちに入られると正直あげれる自信がない。


それまでのパワー勝負。

あとは記憶が定かではないが魚をコントロールして上手くキャッチすることができた。







周囲には誰もいないが声を抑えて喜ぶ。


「よっしゃー。イエス。イエス。」


写真では74㎝位に見えるかも知れないがジャスト70㎝。

満足のいく結果。

上流域だからこのサイズでこれだけ喜べる。


しかし、キャッチと同時に襲ってくる使命感。


「こいつを無事に川へ戻さないといけない。」


撮影さえなければ簡単な事。


しかし記念すべき1匹。写真も撮りたい。


陸で生活する人間ですら厳しい暑さ。

魚にとっては水からでたら地獄の世界。


どうする。


水に浸けたまま、最低限の撮影ができる場所へ移動。

できるだけ頭は上流方向へキープして…


魚の事を考えると、自分の中ではこの撮影方法しかなかった。


正解なのかはわからないが、元気な状態をキープしたまますぐに鱸は足元から去っていった。

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