【田舎ぐらしの独り言】つづき/裁判の展開は…

つづき

係の人に案内されて
定刻より５分ほど早く、
法廷に入った。

まだ誰も来ていない。

とりあえず、
楕円形のテーブルの
幅の狭い所の席に着く。

向かいは、
原告の席になっている。

テレビで見た法廷とは
全然違う様式で
まるで会議室だ。

最初の時は、
かなり違和感を覚えたが
もう慣れてしまった。

とか考えていると、
慌てたように、
弁護士が入ってきた。
つづいて、
裁判長と書記官も。

裁判長が、
「それでは始めます」
と言って審議に入る。

原告側からの、
陳述書を手渡された。

ちらっと見たが、
酒を飲んで暴れるとか
町会に協力しないとかの、
下らない内容だ。

「陳述書について何か
言いたいことありますか」
裁判長に問われた。

「いえ、何も言いたくない
というより、ど～でも
いいです」と答えた。

ちょっと投げやりな
言葉になったのは、
賃貸契約解除の裁判に
関係ない陳述内容なので
呆れたからだ。

この裁判は本来、
「建物明け渡し請求事件」
なのに
それから外れ始めている。
まるで、
「住民追放裁判」だ。

それはそ～と、
裁判長が原告弁護士に
賃貸契約書のことで
苦言を述べた。

あ、
これはもう、
原告敗訴に間違いなし。

そう確信して
法廷を後にしたのである。

合掌

2014年11月6日
コメント(1)

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お久しぶり。

アメーバから飛んできたんだけど、なんかとんでもないことになってるみたいだね。まさか裁判沙汰になってるとは、長い間見てなかったから気がつかなかったよ。

文面から見るにまだ第一回口頭弁論が終わったばかりみたいだけど・・・裁判って時間かかるから、ひょっとしたら結審まで一年か二年かかるのかな？時間や費用が不安なところだね。

けどそれ以上に、近隣住民との関係が拗れるっていうことが日常生活にとって一番困ることだとは思うよ。裁判は決まった日時だけ出廷すればいいけど、争っている相手が毎日近くにいるというのは一番嫌だと思うからね。長らく見てなかった間にこれほど状況が変わって、これほど大変なことになっていたなんて驚きだよ。何も変わっていない自分がおかしいのかと思うほどだね。

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2014年11月12日

ひょこっと

石川県

>βさん

お久しぶりです。
アメーバから飛んで来てコメント・
ありがとうございます。
裁判のほうは６月から始まって、
ようやく来月結審します。
もちろんこっちが勝つと確信しています。
町会とのもめごとは不本意ですが、
イジメに屈するわけにいかないので仕方ないです。
仲良くしている住民もいるし、釣り仲間もいるので、
楽しく過ごしています。ご安心ください。