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▼ 佐多岬ジギングゲーム

  • ジャンル:釣行記
久しぶりの佐多釣行。

本当は馬毛島や種子島、屋久島近海で離島ゲームを楽しむ予定だったが、荒天のため佐多岬近海となった。

ガイドしてくれるのは、指宿から出港している松風さん。

佐多岬をはじめ、離島ジギングゲームに精通している方で、自ら沖縄などでディープエリアのジギングゲームに励むなどパワフルな船頭だ。

朝5時30分、指宿港を出港し、朝日を横目に佐多岬西側のエリアへ向かう。

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エリアは水深70から120メートルの起伏の激しい地形でカンパチ、ブリ、ハガツオを筆頭にアラなどの根魚も豊富なエリア。

潮の流れなどをみるため、ひとまず400グラムのジグを軸にゲームを開始した。

案の定、複雑な潮の流れが形成され、上潮、中層、底潮がそれぞれ異なる流れ、所謂、3枚潮になっていた。

しかし、朝一のベイトは高活性の状態。
期待は高まるばかり。

一投目から集中して誘い出す。

ん…、当たらん。

ポイントに船を立て直し、また落とし込む。

でも反応なし。

船長が、「異常なし、平和は保たれてます」と冗談。

船内は爆笑に包まれた。

気持ちを切り替えて、次のポイントに移動する。

そこでもベイト反応は上々だ。

早速、ジグを投入すると、他のお客さんにヒット。
巻き上げると、メーター近いブリが上がってきた。

そして、ここからはブリなどの乱舞が始まる。

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ブリの群れに当たったのか、船内はブリパーティー。

少し、安堵する。

しかし！狙いはあくまでカンパチ。

皆んなカンパチをとりたい。
そんな殺気がムンムンしていた。

そうしていると、ハガツオが連発し始めた。
美味しいお土産だ。

その後、潮止まりになり、アタリも遠のく。

気晴らしにポイントを変え、ウッカリカサゴを狙う。

小一時間、お土産を確保し、潮の動き始めでカンパチポイントに入った。

ベイト反応は薄い。

水深は130メートル。

必死にジグをしゃくる。
底を漂うベイトをイメージして…。

すると、ジグにまとわりつく違和感を感じた。

スローテンポのしゃくりから高速ワンピッチに移行し、食いの間を入れた。

その瞬間、
「ドッスッ！」
と深いバイトが入る。

一瞬にしてドラグは出された。

根から引き剥がし、あとは自由に泳がせる。

そして…

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本命カンパチが姿を見せてくれた。

その後、アタリは無くなり、この日、最初で最後のカンパチとなった。

釣果は渋いながらまずまずたといったところだろうか。

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帰港の際、空には綺麗な虹がかかっていた。

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