【大逆転】
 
 
船は、水深30mの観音崎沖へ
しかし、海はまったりとしていて
釣れる気がまったくしません。
 
何回か流し替えていると吉野屋さんもやってきました。
 
ところが、吉野屋さんは直ぐに移動
それを追いかけるように渡辺船も移動
 
着いたポイントは、先程いた大貫沖を少し南下したあたり
鴨下丸さんが先行していました。
（釣れているのかな？）
 
移動の間に少し潮が流れるようになったようです。
 
現在TOPは、5本私は4本でそれを追いかけています。
 
しばらくして私にヒット
 
よしこれで並んだとガッツポーズ
ところが途中で抜けてしまいガッカリ
 
すると今度は、TOPの方にヒット
（焦り）
しかしバラしてしまい残念
 
が　すかさずヒットさせました。
でもまたバレてしまい残念
（ヒットの確率はTOPの方のほうが高いです。）
 
で次にヒットさせたのもTOPの方で
これで6 : 4
 
終盤戦にさしかかりかなりきつい展開になりました。
 
さっきトップウォーターで獲った時には、もうなんもいらんと
思ったのですが、
どこかのK山さんが、あとはTOPですね
なんてプレッシャーをかけてきたので
頑張っちゃっていますが、もう追いつけないかな？
 
なんてネガティブになりかけていたら、いきなりロッドが曲り
ヒットです。
 
ところが、海面まであと10mの所でフっと軽くなってしまい
バラし？　
ガッガリ
気を持ち直しジグを落そうとしたら、落ちません？
「喰い直した？もしくは、他の魚？」
とりあえずヒットです。
ゴリゴリとリールを巻いてくると海面までは、すぐでした。
 
急いでタモを持ってやってきたげーしー船頭が
「何そんなに急いでいるの？」　と
 
急いでいるつもりはないけれど
このタックルでそんなに時間は、かけられません。
 
無事にタモに収まり
 
 
 
6 : 5
 
 
なかなか掴めなかったパターンがなんとなくわかったように感じます。
 
あくまで予想ですが、この海域にかなり魚は入っているようですが、
スイッチが入っている魚は、ごく少数で
そしてそのスイッチの入った魚の近くをジグが通った時に
ヒットするように想えました。
 
そして、自分のヒットパターンは、ロングジグでの早巻きでしたが、
お隣さんは小さいジグで食わしているし、
初心者の女性も喰わせているので巻きは遅め？
なんて勘違いしてしまいました。
 
ジグが小さくても巻が遅くても
スイッチの入った魚の近くを通したら喰ってくるのでしょう。
 
しかし、近くを通すのではなくスイッチの入った魚を寄せる
アピールの高いのは、ロングジグでの早巻きじゃないかと
 
そこで残り時間もあと僅かブレない気持ちで
ロングジグを早巻きからのスピードを落してワンピッチ
 
ドーンと乗って
ヒットアンドキャッチ
 
6 : 6　でTOPに並び
 
まだ時間があるのでジグを入れ直す
 
ロングジグを早巻きからの
早巻きからの　　　早巻きからの
早巻きの内に喰っちゃいました。
 
この連発でTOPになったところで時間切れの
沖上がりとなりました。
 
船中で7私　6右舷トモ　5右舷ミヨシ　5N○さん
4aさん　2bさん　1船頭　　計30本でした。
 
今日は、TOPで獲る事ができて
終わってみればTOPに
 
青物への自信も復活し私にとって最良の日となりました。
 
 
 
 
 
 
 
【エピローグ】
 
 
途中で食べきれない分はリリースしようと思っていましたが、
渡辺さんと船長全員に分けるというので全部キープしました。
 
私は、自分が食べられる分の1本を持ち帰り捌いてみると
胃袋からまだ未消化の20cm位のコノシロが出て来ました。
 
朝、船頭からはアジがベイトになっているときいていたので
緑系のジグも多投しました。
 
 
 
途中、お隣さんの釣ったサンパクからは、カタクチ
がはきだされていたので最後は、同じぐらいの大きさの
100gセミロングで3本追加となりました。
 
まぁそこに居るものは、何でも食べているのですね。
 
 
 
 
 
おしまい