僕のシーバスフィシングにおいてのスタイル

それは数釣り

そのポイントにいるシーバスを１匹でも多く釣ることを重要視します。

ですが、秋～冬、シーバスが荒食いを始める時期にかけて

そのスタイルは一変、サイズ狙いに移行していきます。

それはこの時期特有の、お腹がパンパンに張った、驚愕の

モンスターサイズに出会う絶好のチャンスの時期となるからです。

そんな時期でもやっぱり簡単にはいかないのは承知の上

でも夢を追い求め０か100の釣りを毎晩続けるのです。

この日もそんな夢を見てフィ－ルドに立ちました。

冷たく澄んだ空気の下、かじかんだ手で何度もルアーを

ローテーションさせ、次の一投を信じ続けること７時間

あったバイトは２回、キャッチ出来たシーバスは１本





最悪のコンディションの中、偶然的に出た

この子だけ。



大型がヒットしてくるゾーン、小型がヒットしてくるゾーンも

大体は把握しているポイント、少しの地形の変化、流れの

変化に、神経を集中させてルアーを投げ続けましたが・・・・


そして日を改めて入ったこの日

そんな夢を見る仲間達が、一人、また一人とポイント周辺で

顔を合わせます。

と言っても、皆凄腕の仲間たち、それぞれのスタイルを崩すことなく思い思いのポイントで竿を振ります。

時折強めに入る上げ潮、その流れにルアーを漂わせます。

最初に口火を切ったのは師匠でした。

と同時に自分の竿にも反応が

コツンと言う小さな小さなバイト

追い合わせをガンガンに叩き込みファイト開始です。

エラ洗い無しのトルクフルな走りをソフトにいなし

僅かにこぼれる街頭の光を頼りに静かにランディング

ネットを持つ重量感は微妙な感じ




う～ん７０位かな？

時合の内にもう一本と、急いでストリンガーに掛け

釣りを再開

一投目にまたドンっと重いバイト

しかし上手くフッキングしない

そうこうしているうちに、離れた所で竿を出していた

マサッチが何やらタバダバ～ンっと大型とファイトしている

気になり様子を伺いに駆け寄ると

そこには大きくぼってりとした魚体が横たわっている。




ちなみに僕の魚寸足らず（爆）

でも、仲間の笑顔で癒され気分は最高潮



ランカーじゃないけどマサッチにつられてパシャリ



思いっきり遠近法を駆使して同サイズみ見える様にパシャリ

そして夜も更け

気がつけばこんなモンスターも飛び出すのです。



釣友グッチが仕留めた９１cm５．８キロのモンスター

今か今かと通いつめたポイント

雨の日も、風の日も、一緒にこの魚を追い求め

しかも、その瞬間に自分も立ち会えたこと、本当に感動した。

おめでとうグッチ！！

そして、師匠もこの時合を逃しませんでした。



まさにランカー乱舞！！　（僕のはランカーじゃなかったけど）



いよいよ荒食いシーズンに突入した北陸地方

磯にサーフに河川にまだまだ可能性は沢山ありますが

やはり、サイズを求めた釣り、これに重点を置き

しばらくは修行の釣りを続けてみようと思います。













　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　おしまい