【ONEBITE 】痛い記憶

ブログの記録は、数年後に、あの釣れたのは何月頃だったっけ？という記憶を遡るときに、便利です。

釣れただけの記録だけでなく、特別、記憶に残った釣りでも。

・11月17日
・大潮
・未明
・下げ８分ぐらい
・場所は、内緒ｗｗ。

場所といえば、最近、某所がどんでもない感じになっていますが、他人の情報を聞きつけたアングラーがごった返していました。
お気に入りの場所は大切にしましょう。

今日は、ベイトの状態だけでも情報が得られればよいか、というぐらいの軽い気持ち。あわよくば、７０アップでも釣れれば恩の字、程度。

フィールドに立つと、透明度が高く、気になるエイも居らず、肝心のベイトがチョロチョロといます。

まずは、先発ピッチャーを決めないといけませんが、とにかく遠投したいので、shimanoのサイレントアサシン140。２週間前に使用し、そのままにしたので、フックが少し錆びていますが、先が鋭くひっかかりがあるので、まだ休ませない。

アサシンは、スカッシュやブルースコードとのローテーションに入れていまして、絶対的な信頼感がある選手です。

もの静かで、いい深度をキープしてくれるし、何よりもよく飛ぶ。

第１投目フルキャストし、ゆ～くりと足下まで無事帰ってきたのを確認すること、30分。

無心にキャストしつつ、あ～、今年は、まだ９０とってないなぁ、年末まで仕事が忙しいしもう無理かなぁ～。半分諦め気分で、東の空を見ていると、周囲がようやく薄明るくなってきました。

朝５時半か４５分頃かな。

・・・ズン

ヒットした直後、沖50m先でド派手なエラ荒い。

でかい。

でもがっちりとフッキング成功。

先月初旬に、フック２本伸ばされながらなんとか獲った教訓があったので、真っ先にドラグを緩め、ファイト開始。

沖30mの所までは、悠然と近寄ってきたが、それからの反転が凄い。

重量感たっぷり。

潜水艦並みです。

沖20m先で、下へ下へと潜っていく。

そこ、そんなに深かったっけと思いましたが、やばい方向へ。

過去10年間にヒットしたベスト５入り、間違いなくモンスターサイズ。
（そのどれも獲れなかったけど）

頭の振りも大きい。

でも、なるべく刺激しないようにしつつ、少しドラグを締めつけると動きが止まった。

止まったけど、底にへばりついてしまった。

その後、フッと軽くなるロッド。

呆然と佇む俺。

震える手。

結局、フロントフックが開いてしまっていました。
カルテイバ＃４のフック強度を過信しすぎた自分が一番悪いのですが、このフックじゃ貧弱すぎました。

でも、モンスターと少しでもファイトしたという体験は、人から聞いた情報とは訳が違い、特別なもですから、貴重な生情報です。

この日は、このままモンスターは現れず、ワンバイトで終了。
（セイゴが足元でヒット直後にバレたのは、ひとまず置いときますが）

こうやってログを書くことで、数年後も、この年月日と場所を覚えておきます。