今年から高校１年へと進学した息子は、山岳部に入りました。親子関係は、アウトドアー繋がりです。
釣りは、ド素人ですけど、GWは、毎年、恒例となった釣りを通して、親子で遊ぶようになっています。
本人は、小学校５年の頃に、メタルジグでサワラを釣らせてあげましたけど、それ以来、ルアーでの釣果がありません。あんまり危ない場所にも連れて行けないけど、高校生にもなったことなので、思い切って、ウェーデｲングに連れて行ってあげました。
ところが、竿のガイドが錆びていて、いかにも釣り下手の竿です。
釣りの知識も乏しく、ルアーを指差し、あれっ、これがリールやったっけ？とか、ぶつぶついっています。
大丈夫かな？、まあ、釣れることもないし、キャステイングの練習ということで、連れて行くことにしました。

19時に出発。
まずは、かめや釣り具で、1500円のブルースコードを調達。初心者でも、ビューんと飛ぶはずです。

で、20時頃に釣り場に到着です。
いい感じで潮が下げています。
バチ抜けの時期だからか、アングラーが多い。
息子も、こんな夜に出かけるのは、とても、新鮮の様子で、少し興奮ぎみ。

草を掻き分け、ポイントに到着し、右手のアングラーから距離を取り、釣り開始。

ええか、良く聞けよ、対岸のあの明かりの方向に投げてみそ。

うん、わかった、えいっ。

右手のアングラーの方向に飛ぶ。
・・・。

右手に人がいると危ないから、少し移動し、キャストさせてみた。
えいっ。
いきなり、ロープに引っ掛け、1500円のルアー紛失。
・・・。

人も居なく、障害物もない場所で、キャストの練習が出来る場所に連れて行くことにしました。

この場所は、以前、何度もランカーを釣ったことのある場所です。
ヒットするGスポットは沖の流心だから、ブルースコードしか届かないけど、中古で購入したデｲアブロスを貸してあげた。
エイっ。
思いっきりキャストさせると、真上にルアーが飛び、５ｍ前ぐらいに着水。
全然ダメダメですが、そのうち、１０ｍ、２０ｍ、３０ｍと、沖に飛ばせるようになってきました。
慣れてきたので、こっちは、ブルースコードで流心狙いです。
小学生の頃と違い、高校性ともなると、それなりに自分で対処してくれるので、自分の釣りに集中できる。
そういえば、足元には、ベイトがいるなと思ったら、足元で、ゴボッ。デカイ捕食音です。
息子が、あっ、なんか動いている～、どうしたらいいの～。
なんと、その捕食音は、ヒットした瞬間のようだ。
ドラグがジャージャーと鳴り響き、エラ荒いした音は、少なくとも７０アップはありそうだ。
しかも、ドラグから糸が出る勢いは、凄いものがある。
ところが、ガイドの錆にラインが摺れたのか、手元からスパっとラインブレイク。
また、もとの静寂に戻ってしまった。
本人は、何が起こったのかが理解できなかったみたいですが、ようやく、魚とファイトしたということが解ったみたいです。
興奮している。
その夜も、ONEBITEで完了です。
やはり、タックルは、しっかりとメンテナンスしないといけませんね。
また、夜の川か、サーフに連れていってあげようかな。