プロフィール

ビックリマン高田

滋賀県

プロフィール詳細

カレンダー

<< 2024/4 >>

1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

検索

:

アクセスカウンター

  • 今日のアクセス:224
  • 昨日のアクセス:68
  • 総アクセス数:515991

QRコード

怪魚図鑑Vol.1 バラマンディ

怪魚図鑑 Vol.1 バラマンディ

怪魚図鑑は巷で怪魚と呼ばれている魚たちをChillの高田が不定期に紹介するコーナーです。
海外の魚も日本の魚も、海水魚も淡水魚も様々な種類の魚が怪魚ハンター達により「怪魚」としてカテゴライズされています。
ここでは怪魚の定義を広く(ふんわり)に捉え、怪魚と呼ばれていそうな魚を当ブログで沢山ご紹介していくつもりです。

sa5zmx2etp5tt44rs93z_480_480-e114c070.jpg

■名前 バラマンディ(プラー カポン・シアカップ・イカンカカップ)学名:Lates calcarifer
■生息地 アジア・オセアニアを中心にに広く分布。
     北限;台湾/中国南部,西限;ペルシャ湾;
     南/東限;オーストラリア北部/パプアニューギニア

■生態 本種は,雄先成熟で性転換する魚だ。即ち,1 mを超える本種は,全て雌である。小魚や甲殻類を積極的に捕食する本種は,ルアーへの反応も良好だ。
活性が上がると数尾から十数尾の群れを形成し,浅場やベイトが溜まるような場所で狩りを行う。非活性な時間帯はマングローブや岩場,マンメイドストラクチャーにタイトに居着き,休息する。夜行性といわれることが多いものの,日本のシーバスと同様に時期や場所,餌の種類によって昼行性と夜行性が変化するため,日中の釣りも成立する。


■タックル 
沖合のハンプ,マングローブ帯,都市型河川河口部,河川中流の淡水域,貯水池,釣堀…。
それぞれの環境で,釣り方や使用するタックルが異なる。自身が行く場所に合わせてタックルをセレクトする必要がある

1.オーストラリア/マングローブ帯 ボートフィッシング

ロッド:6ft以下のバス用ベイトロッドMH
リール :バス用ベイトキャスティングリールシマノ200番
メインライン: PE3号
リーダー: 40 – 50 lb
ルアー サスペンドミノーおよびシャッド(バラミノー),ポッパー

2.オーストラリア/貯水池 ボートフィッシングキャスティング

ロッド:7ft前後のバス用ベイトロッドXH
リール :ベイトキャスティングリール シマノ300 – 400番
メインライン:PE 4号
リーダー: 100 lb
ルアー サスペンドミノー,ポッパー,ペンシル

3.オーストラリア/貯水池 ボートトローリング

ロッド:6 ft前後のベイトジギングロッド
リール :ベイトリール シマノ300 – 400番
メインライン:PE 4号 ナイロン 30 lb
リーダー:100lb
ルアー ディープダイバー ミノー


4.河川 ショアフィッシング

ロッド:8 ft前後シーバスロッド(H),ライトショアジギロッド
リール :ダイワ3500番,シマノ4000番
メインライン:PE 4号
リーダー:80 lb
ルアー 10 – 13cm フローティングミノー,シンキングペンシル,ポッパー,
 



​5.タイ 釣り堀

ロッド:6 – 7ftバス用ベイトロッドH
リール :バス用ベイトキャスティングリールシマノ200番
メインライン:PE 4号
リーダー:80 lb
ルアー ポッパー,ミノー,ビッグベイト,ワーム等何でも


■釣り方

最も有名な釣り方は,汽水域のマングローブ帯で日中に行うボートフィッシングだろう。
マングローブの根本にサスペンドタイプのミノーやシャッドを正確にキャストし,
トゥイッチやジャークを織り交ぜながら狙うこの釣り方は,テクニカルで面白い。
非活性状態のバラマンディを起こしてバイトに持ち込むイメージだ。
高活性状態の場合はポッパーでバイトを得ることもできる。
マングローブ帯では,10 m程度しか投げないため,
ショートロッドでテンポ良くリズミカルな釣りを展開したいものだ。


世界記録が釣り上げられたのは,オーストラリアの貯水池だ。
貯水池が純淡水であることは言うまでもなく,バラマンディは淡水でも生息できる。
貯水池ではトローリングで狙うのが主流だ。
キャスティングは,トローリングで通しにくい立ち木周りを狙う際に行う。
いずれにせよ,20 kgオーバーのヒットを想定した釣りになるため,
マングローブ帯で使用するタックルよりも強化する必要がある。

東南アジアにおいて,バラマンディは庶民が狙うことのできるターゲットとして人気だ。
インドネシアでは,陸っぱりで狙うスタイルが主流で,
街中を流れる小規模な河川の河口やサーフで狙うため,8ft前後のロングロッドが使いやすい。
夜間に常夜灯に集まるボラやサヨリを捕食する音を聞くと,釣り人の期待度は最高潮に達する。

hebpc8zse3k6dsjarem3_480_480-a929cf53.jpg
 
フローティングミノーやシンキングペンシルのドリフトで狙うため,日本の河川シーバス釣りのテクニックをそのまま活かせるのが面白さだ。
陸っぱりとは言え,沖合から小規模河川の河口部に入り込むバラマンディは,
10 kg前後がアベレージとなってくる。
陸っぱりが故に,バイト数が少ないため貴重な1尾を確実に獲り込めるタックルで挑みたいものだ。

バラマンディを最も簡単に沢山釣ることができるのは,通称バラ堀と呼ばれる釣堀だ。



東南アジアでバラマンディは,積極的に養殖されており,
養殖魚を用いた釣堀がタイ,マレーシア,台湾などに多く存在している。
コンディションの良い釣堀では,トップウォーターだけで4時間釣り続けられる程だ。
使ってみたいタックルや強度テストしたいタックルで入れ喰いをお楽しみあれ。



なお、Chillでは人気ゲームフィッシュから怪魚まで、海外釣りの手配を行っております。
この図鑑をご覧になって「釣りたい!」という熱い衝動に駆られましたら
ぜひChillまで。http://www.chillfishing.com/
HPに載っている魚も載っていない魚も全世界の魚がほとんどアレンジメント可能です。
気軽にご相談ください。

バラマンディ関連 海外アクティビティ
天然バラマンディフィッシングインドネシア
http://www.chillfishing.com/posts/3294040?categoryIds=617768

タイランドフィッシングツアー
http://www.chillfishing.com/posts/2470263?categoryIds=617768

コメントを見る