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夏のシイラ始めてみませう!ってかカツオ…

一年中シーバスだけっていうのも少し物足りない、何か面白い釣りは無いのか?
とお嘆きの貴兄にお勧めなのが、夏のオフショア・シイラゲーム!

ただし、夏季限定ぐらいでちょうど良い位のゲームで、
はっきり言ってシーズン終盤には(僕の場合)飽きてます(笑

しかし、見えているのに中々食わない時の頭の使い様だとかテクニックは
奥が深いものがありますので、シーバス同様ハマリやすい釣りでもあります。

あ~今年はもう飽きたし終わり!なんて言っても、
次のシーズンにはまた血が騒ぎ出します。

天候によって天国と地獄が表裏一体のようなゲームですが、
ピーカンでのあの真っ青な海、ジリジリと肌を焼く陽射し、吹き抜ける海風は、
南国にトリップしたような何とも言えない贅沢な気分にさせてくれます。



東京からすぐの相模湾でも(天候や潮流の)条件が重なれば、
ちょっと沖合いに出れば真っ青な潮に出会うことができます。

釣りものとしてはシイラの他には
(サバはもう何処にでもいるので、何も釣れない時の押さえとして)
やはりカツオとメジ(成長途中のマグロ)でしょう。
メジはだいたい(キハダマグロの)キメジと呼ばれるもので、
大きければ10kgクラスも掛かることがあります。いや、あるそうですw

カツオは初夏は小さめ(北上する上り鰹)、秋は大きなサイズ(南下する戻り鰹)となりますが、これがまた出会うのが難儀なお魚です。
(ラッキーな人はしょっちゅう出会うみたいですが)
相模湾でも駿河湾でも、出会えればラッキーだと思ってください。

カツオの群れだと判ったときの船長を含めての釣り人の緊張感(笑)は
何とも言えない期待感を伴います。

カツオは特に足が速いので、出たナブラを追っては消え、追っては消え…を繰り返して、
そしてやっとキャストしてもすぐにナブラが沈んでしまうなど、
かなり難しい釣りになることが多いです。

カツオの足が止まってバコバコやってくれれば確率高くなるのでしょうが、
なかなかそういう場面になってくれないのが現実
三浦あたりの船はカツオ漁の流れからか、鰯のチャミングをするルアー船が多く、
カツオの群れに近づいて活き鰯を撒き、散水してカツオの足を留めて釣る。
という方法を取ります。

話がシイラではなくカツオの話になっていますが、食って旨いのはカツオですからね。
というのも、夏のこの釣り4年間やりましたが、未だにカツオ釣れてません。
お話になりませんw

さて、これからこの釣りを始めてみたいという貴兄に、
僭越ながら基本的タックルの説明でもします。

〔ロッド〕
仲間内で船をチャーターする場合など、
ファイト時間をそれほど気にしなくても良い場合は、
バスロッドでも大丈夫と言えば大丈夫です。
ただし、パワーの無いロッドで時間を掛けてファイトしてしまうと、
その間仲間が釣りをやり難くなってしまうので、シイラロッドを使うのがベターでしょう。
TENRYU SPIKESMITHオフショアスティックKGSMajor Craftオフブロー

乗り合いの場合はアンダーキャストが100%と考えて、
6~7ft以内(短め)が良いでしょう。
初めの1本ならパワーはMクラスがお勧めです。
キャスト重量で言うと60g位まで投げられるロッドが良いと思います。

メータークラス位であれば、それほど驚くような引きじゃありませんが
(魚のコンディションによって全然違いますけど)
メーター20あたりを超えるとかなり違ってきます。
そういうことを考えると、ライトクラスのロッドはあまり勧められません。

チャーターの場合はミヨシに立ってオーバーキャストが出来ることもありますが、
やはり中心はアンダーキャストになりますので、
アンダーがやりやすい7ft以下が良いでしょう。

〔リール〕
これはロッドとのバランスも考えなければなりませんが、シマノなら4000番~6000番、
ダイワなら3000番~4500番位がパワー的に適当なところとなります。
あとはPEかナイロンかによって巻き量を考えましょう。

〔ライン〕
相模湾の乗り合い船は、トラブルの少なさという点で
ナイロンラインを勧めているところが多いです。
これは、単純にライントラブルを少なくし快適に釣りをするということと、
そのライントラブルを防ぐことで、
キャスト時のルアーやジグの跳ね返りなどを防ごうという理由があります。

ナイロンラインの強度は最低で16lb、ちょっとマージンを考えるなら
20lbが必要だと思います。
※PEの場合は2号~3号、ヘビータックルで4号という所でしょう。

例えば、カツオの良いサイズが出る秋の相模湾、
「絶対捕りたいなら20lb以上巻いて来て」って言われます。
(当然メジの良いサイズも居ますから)

しかしPEの扱いに慣れている人ならばPEでも構わないと思います。
ただし、シーバス同様PE特有のバラシは覚悟しましょう。
※カツオは、絶対取りたいならPEじゃなくナイロン、とも言われます。
(カツオは口が柔らかいので口切れの心配もあります)

〔ルアー〕
シイラはポッパー、フローティングペンシル、シンキングペンシル、ジャークベイト、
(ハイスピードで巻ける)ミノーは最低1本づつ用意しましょう。
一番汎用性が高いのがトップも引けるし、沈ませても使えるシンキングペンシルです。
古くはトビペン11、14cm
廉価版でおすすめはGUNZ(塗装弱いけど)の11cm


(昨年一番活躍、でも塗装弱すぎ)

あとは、カツオやその他青物のためのメタルジグや場合によってはバイブレーションや
それぞれが考える秘密兵器などなど。

〔基本的な狙い方〕
シーバスと同じでレンジは上から。
基本は早引きですが、やっていくうちに色々わかってきます。
TOPに出る可能性のある魚を、沈めてしまわないようにしましょう。みんなでやれば、
浮くときは一斉に上で出ます。

水面上に背びれを出してルアーに迫る青い影。
迫力のサイトフィッシングが楽しめます。
※チャーター船で仲間全員のコンセンサスが取れている場合は、
ミヨシに立ってる人間だけがオーバーハンド・キャストをしたりしますが、
他は必ずアンダーでキャストします。
これは慣れですから、最初から遠投しようと思わずに力まずに確実にやりましょう。

シイラ船は潮目、浮遊物、鳥山を探して走ります。
潮目には浮遊物が集まりやすくなりますので、良い潮目を見つけた場合などは
潮目に沿ってずっと好ポイントが続くこともあります。

ただしシーバス同様、釣れる良い条件が重なって
実際思う存分釣れるのは5回に1回位でしょうか…?

さて、今年はカツオ釣りたいなぁ。

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