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カチュ近藤

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バグパイプ&フィッシング ~ 僕の音楽活動と釣りの接点 ~

直接釣りに関係ない話ですが、関係なくもないので。自己紹介も兼ねて。

僕は日銭を稼ぐ本業以外に趣味と実益を兼ねてバグパイプの演奏活動やってまして。

そもそもバグパイプってのは、名前の通り空気を貯める『袋』(バッグ)に演奏用の『管』(パイプ)が何本か繋がってる構造をしています。

バグパイプ自体は世界中に色々種類があるのですが、その中でも一番有名な英国の北部、スコットランドで発展したグレート・ハイランド・バグパイプ(Great Highland Bagpipe)ってのをメインでやってます。
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結婚式やお祭りなんかでリクエストされればキルトスカートを履いた正装でやったりもします。ちなみにこれは住宅展示場での営業。
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ソロでも吹きますが、バグパイプ・ブラストス(BAGPIPE BLASTOS)ってバグパイプ演奏集団でリーダーもやってます。

★★★

このバグパイプ、今では大衆向けに音楽として認識されていますが、発展の出自は戦場。その音で敵を威圧したり、仲間を弔ったり。

その中でマクリモン一族というのが現れて、より芸術的に昇華された演奏様式『ピーブロック』というのも登場します。ここでも曲の題材となるのは亡くなったものへの弔い、はたまた再会や結婚等への喜び。

バグパイプが脈々と受け継ぐ音楽体系の中にケルト文化が持っていたであろう死生観をそこはかとなく感じることが出来ます。

そもそも縁もゆかりもない他国の民族楽器をやる意味とはなんだろう。
そういう自問自答をすることがあります。
好きで始めただけなんですが、自分が何でじゃぁそれを好きになったのか。

そうやって改めて考えるとそこには生と死、魂の揺らぎみたいなものを無意識に感じたからなのかなと最近思うようになりました。

この楽器が生まれた土壌には、日本が古来持っていた世界観に近い感性があったのかもしれません。

★★★

海釣りをやるようになって、人によって整備された港湾部、広大なサーフ、荒々しい磯、様々な海の顔を見るようになりました。

そんな場所に独りで立ったり、仲間とワイワイしたり。

波や風、水面の変化を素人ながらに一生懸命に読み取ろうとして集中する。

街灯なんかない場所でのナイトゲームではその暗闇に飲まれそうになる感覚もあったり。
はたまた、陽気な秋の昼間の朗らかさに心洗われたり。

もし油断して目の前の海に落ちてしまったら戻ってこれないかもしれない。そんな危険性も孕んでいる。
万全を期して今日も無事帰ってこれたことは素晴らしいことだ。

釣れた魚をお持ち帰りする時は、ナイフで締めてその恵みの水の中に獲物の血を洗い流す。
帰ってその魚を捌いて釣り師の特権な鮮度で味わう。それがまた己の血肉へとなる。

死への恐怖と生の悦び。
自然への畏怖と感謝。

生と死とその間、そんなものを現代の街で日常生活する以上に目の前に感じることが出来、意識する。
魚との駆け引きだけでなく、その感覚を求めて今日も釣りに来てるんじゃないかなとも思います。

もっと言えば、バグパイプ音楽がテーマにして捉えるイメージの感性と近しいような気がしています。

★★★

また話は飛びますが、ポール・マッカートニー・アンド・ウイングスの楽曲マル・オブ・キンタイアのPVで映し出されるスコットランドのキンタイア半島とおぼしき風景。

そしてこちらが、三浦半島内某所での風景。
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どことなく似てません?

彼の地でも、この地でも、似たようなメンタリティが育つと思ってしまったり。

もはや妄想。
そう、『#妄想スコットランド』。

★★★

そして、こんなのも見つけてしまった。

このうち、フランスのブルターニュも、スペインのガリシアも、もちろん有名なアイルランドも、ヨーロッパの中でもケルト文化の色が濃い地域でバグパイプも盛んだ。

アイルランドの向かいのスコットランドにもいるはず。

日本のと少し種類は違うらしいが、彼の地でも、シーバスフィッシングに興じる人々がいるってのは、出来過ぎた話ではないか??

★★★

話があちこち飛んでしまったが、何か運命的なものを感じざるを得ないのです。

釣りの経験のフィードバックが音楽に。
音楽の経験のフィードバックが釣りに。

同じ1人の人間が2つのことをしている以上当たり前のことだけれども、その相互作用が起きて、新たな化学反応が生まれる気がしていますし、釣りを始めたことによって、インスピレーションの根源をようやく手に入れた気もしています。

側から見ればただの道楽だと一蹴されるかもしれませんが、皆さまも自身の中で釣りのステキな影響、人生に響いてるんではないでしょうか?

いや〜
海でのイベントでオファー来ないかな?
釣りイベントでのオファー来ないかな?
ほんとに。

喜んで馳せ参じますよ!

★★★

兎にも角にもそういうことを書こうと思ったのは、10年来の付き合いで昔は一緒に演奏していたこともあった姉さん的な存在のアリーさんにこないだインタビューされたから。

わざわざこっちのホームまでご足労頂いたぜ。

その様子は彼女のYouTubeチャンネルに上がってるので、バグパイプ気になるよ〜って方は是非ご覧いただきたく思います!

こっちには少し余談も。

そんなわけで、その日に語り尽くせなかったことをスピットしとこうと思って長々と書き下ろしてみたのでした。

ここまで読んで下さった方、お付き合いありがとうございました!

結局何が言いたいかって、
釣りってサイコー!
バグパイプもサイコー!

そんなくらいなもんです、笑

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