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[コラム]考察 アングラーズアイドル2016最終審査

[編集長の独自視点によるコラム]


現状として、最終審査に対して疑問や批判する声をインターネット上で多く目にする。



そもそも、今年はノミネートの段階で大モメ状態のアカデミー賞や、スポーツの最優秀選手賞、競馬の年度代表馬、あらゆるミスコンテストなど、

この手の審査結果については万人が納得するのは難しいものだ。


当記事ではアングラーズアイドル2016最終審査において
生じている誤解や、あらぬ憶測について、決定プロセスや問題点等を再確認することで、冷静な議論を進める手助けになれば幸いである。




参加者に対する公開


先ず、このように審査に対する不満の声が多数出ている直接的な問題点は、参加者に対する結果の見えなさが招いているのではないだろうか。



アングラーズアイドルの審査過程は以下の3工程


1,書類選考

2,WEB投票

3,最終審査


2のWEB投票、そして3の最終審査では来場者投票と、一般からの投票を受け付ける仕組みを導入している。

その結果として、アングラーズアイドル審査における参加者には、このゲームに投票行動を起こした人も含まれることになる。



ここで、本来であれば注目と関心をより集める為に、投票という行動で大勢に参加を促した以上は、応じて参加した全員が確認出来る形で結果を公開するのが筋となる。

だが今回、公開されなかった結果として、投票という行為を求めた責任を主催側が果たせていないと感じる人が多くなってしまうのも仕方がない。


結局のところは、その出すべきものを出さなかった不透明感こそが、特に、わざわざ会場に足を運んで投票した方の信用を損ってしまった原因であり、憶測を広げる根拠に利用されている。




2014年の最終審査から見る仕組み


ここ2年は情報が出てこない為、少し昔の話になるが、現行の3ステップ化した審査プロセスになった2014年では以下の様に最終審査が行われていた。


最終審査出場者は 来場者による投票ポイントと、ステージ審査によるステージポイントの合算値により、順位決定される。

投票は1票=1ポイントではなく、係数計算されていた。


各方面から聞いた話を照合するに、純然たる数値比較にて、極めて高い来場者ポイントが決め手となり石川文菜さんに決まった。


また、この時は、来場者得票がボードにシールを張る方式で、誰の目にも得票数が解る方式を採用していた。

当時、投票をした人達と話をした雑感であるが、透明性を確保し、主催側も結果を受け入れる覚悟があるのだと、投票する側(参加者)は感じた人も多かったようだ。

ただ、これはこれで、出場者には精神的に相当きついシステムであったという話を聞いた。


一方で、この方式の場合、必ずしも投票の得票だけで勝てるゲームではないと解るし、

200票近い得票差(ボードで実際に数えた票数)であったが、最終スコアは微差であったと聞いている。




問題のある組織票とは


また、ルールにも記載がある除外されるべき組織票とはなんだろうか。


例えば、これまでの芸能等の活動で獲得した人気がとても高い、場合によっては既にファンクラブなどがあるケースも今後あり得る。

ただ、それをベースにした投票は出場者を応援する意志が投票者にあるのだから、何ら問題が無いと考える。


ここで問題となる組織票とは、興味も関心も無い状態の人、又は本人意志とそぐわない投票先へ、

組織力(指揮命令系統)又は物品・金銭の授受により投票に動員する行為である。


今回、そのような行為が行われたという確かな情報は現状で、得ていない。




問題解決の方法を考えよう


先ず、仕組みそのものに信用を損なう部分が少なからずあったという批判は上記したように的を得ている部分もある。

更に、それが応援していた出場者に関連するとなれば、投票で参加した参加者の憤懣やるかたない心情も理解できる。


だが、結果に対して、憶測をベースに罵倒や誹謗中傷をしても、外から見た釣り及び釣り人に対するイメージが悪化するだけなのを忘れないで欲しい。

溝と不快感を作るだけで、その先になにがあるのだろうか。


言いたいことが沢山あったとして、誹謗中傷をまじえて世に訴えかけるという手法が果たして良い解決手段なのか考える必要がある。




さいごに



今回、アングラーズアイドル最終審査というものが、決定段階で公開される情報がされないが為に誤解であり、憶測を生み、

結果、過度な批判が広まりすぎている事を危惧し、現在知りうる限りで、その問題点と検討材料をまとめてみた。


選考の仕組みに参加者の信用を失う不備があったのも事実だが、例えば最終投票数の公開をお願いするなど、より建設的な方法があるのではないだろうか。



記事の署名タグについて
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